2021.05.26
山のリアルをすべて表現!「岳 ーみんなの山ー」
山のリアルをすべて表現!「岳 ーみんなの山ー」
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。
今回は、私が登山に夢中になるきっかけの1つとなった、ある漫画作品を紹介します。
この作品は山の素晴らしさ、美しさ、そして厳しさがしっかりと描かれており、読むだけで山に登頂したかのような気分にさせてくれます。
これは、この漫画の作者である石塚真一氏自身が登山好きであり、その経験が惜しみなく生かされているからだろうと思います。
また、この作品は漫画界の権威ある賞の受賞作でもあるのです。
●2008年 マンガ大賞受賞
●2012年 第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞
山岳漫画の超名作です。是非ともあなたにも読んでいただきたいと思います!
今回は、私が登山に夢中になるきっかけの1つとなった、ある漫画作品を紹介します。
この作品は山の素晴らしさ、美しさ、そして厳しさがしっかりと描かれており、読むだけで山に登頂したかのような気分にさせてくれます。
これは、この漫画の作者である石塚真一氏自身が登山好きであり、その経験が惜しみなく生かされているからだろうと思います。
また、この作品は漫画界の権威ある賞の受賞作でもあるのです。
●2008年 マンガ大賞受賞
●2012年 第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞
山岳漫画の超名作です。是非ともあなたにも読んでいただきたいと思います!
岳の名セリフ よくがんばった!
これはある漫画を読んで、強烈に私の頭にこびりついた言葉です。
もちろんこの言葉だけ見れば、何の変哲も無い、実に単純な人をねぎらう言葉です。
ただ、そんな何の変哲も無い言葉も、この漫画の主人公が発する場合、ものすごく深い意味が込められていると同時に、様々な意味に解釈できるのです。
この言葉を受けた人たち、それは山で遭難し主人公に助けられた人たちであり、山で大怪我を負い九死に一生を得た人たちであり、また、山でその生涯を閉じた人たちでもあるのです。
山で危機に瀕した全ての人の救出を生きがいとした山岳ボランティアを描いた漫画
「岳 ーみんなの山ー」をあなたにシェアします。
もちろんこの言葉だけ見れば、何の変哲も無い、実に単純な人をねぎらう言葉です。
ただ、そんな何の変哲も無い言葉も、この漫画の主人公が発する場合、ものすごく深い意味が込められていると同時に、様々な意味に解釈できるのです。
この言葉を受けた人たち、それは山で遭難し主人公に助けられた人たちであり、山で大怪我を負い九死に一生を得た人たちであり、また、山でその生涯を閉じた人たちでもあるのです。
山で危機に瀕した全ての人の救出を生きがいとした山岳ボランティアを描いた漫画
「岳 ーみんなの山ー」をあなたにシェアします。
岳の主人公 島崎三歩
主人公の島崎三歩は、長野県の山岳地域で山岳救助ボランティアをしており、登山中の遭難や事故にあった人たちを、その極めて高度な登山技術、救助技術、豊富な経験を武器に救助します。
漫画の各物語に登場する人物は、それぞれ様々な事情を抱え、様々な心境から登山をします。
登場人物の多くは登山初心者であるため、各場面で怪我や遭難などの危機に陥りますが、島崎三歩により救助され、そこで様々な人生模様が浮き彫りとなるのです。
では、その島崎三歩とはどんな人物か?
●年齢はおそらく30歳前後
●身長187cm 体重80kg
●極めて高度な登山技術、豊富な救助経験を持つ
●北アルプスの山中でテントに寝泊まり
●警察などの組織には属さず山岳救助のボランティアを行う
●過去に世界の8000m峰をいくつも制覇
●アメリカでレスキューチームのリーダーを務めた経験あり
性格はものすごく前向きで、マイナス思考はほとんど持ち合わせていないようです 笑
そして、何よりも特徴的なのは、救助した登山客が、たとえどれだけ自分勝手なことをして、それが原因で遭難や怪我をすることになったとしても、三歩はその登山客を叱りつけるようなことは一切しません。
その登山客に対してたった一言、よくがんばった!とだけ言うのです。
どんな理由で遭難や怪我をしたとしても、山で危機に瀕した時の辛さ、心細さ、不安、そして情けない気持ちは三歩自身が誰よりも理解しているのではないか。
だからこそ彼は、どんな登山客に対しても本当に様々な意味、感情を込めてたった一言、よくがんばった!とだけいうのだと私は解釈しています。
そして、彼の極めて高い登山技術、救助技術を持ってしても遭難者の命を救えないこともあります・・・
ある日、登山客滑落の一報を受け、大至急登山客の元へ向かう三歩。
滑落現場に到着した時、その登山客は息も絶え絶えの状態でした。手足はあり得ない方向に折れ曲がり、頭蓋骨は陥没、肺にも致命的なダメージ、見るも無残な姿の登山客ですが、三歩は決して諦めません。
「よくがんばった!」とまず一声かけ、そして可能な限りの応急処置を施しながら、瀕死の登山客にひたすら話しかけます。
漫画の各物語に登場する人物は、それぞれ様々な事情を抱え、様々な心境から登山をします。
登場人物の多くは登山初心者であるため、各場面で怪我や遭難などの危機に陥りますが、島崎三歩により救助され、そこで様々な人生模様が浮き彫りとなるのです。
では、その島崎三歩とはどんな人物か?
●年齢はおそらく30歳前後
●身長187cm 体重80kg
●極めて高度な登山技術、豊富な救助経験を持つ
●北アルプスの山中でテントに寝泊まり
●警察などの組織には属さず山岳救助のボランティアを行う
●過去に世界の8000m峰をいくつも制覇
●アメリカでレスキューチームのリーダーを務めた経験あり
性格はものすごく前向きで、マイナス思考はほとんど持ち合わせていないようです 笑
そして、何よりも特徴的なのは、救助した登山客が、たとえどれだけ自分勝手なことをして、それが原因で遭難や怪我をすることになったとしても、三歩はその登山客を叱りつけるようなことは一切しません。
その登山客に対してたった一言、よくがんばった!とだけ言うのです。
どんな理由で遭難や怪我をしたとしても、山で危機に瀕した時の辛さ、心細さ、不安、そして情けない気持ちは三歩自身が誰よりも理解しているのではないか。
だからこそ彼は、どんな登山客に対しても本当に様々な意味、感情を込めてたった一言、よくがんばった!とだけいうのだと私は解釈しています。
そして、彼の極めて高い登山技術、救助技術を持ってしても遭難者の命を救えないこともあります・・・
ある日、登山客滑落の一報を受け、大至急登山客の元へ向かう三歩。
滑落現場に到着した時、その登山客は息も絶え絶えの状態でした。手足はあり得ない方向に折れ曲がり、頭蓋骨は陥没、肺にも致命的なダメージ、見るも無残な姿の登山客ですが、三歩は決して諦めません。
「よくがんばった!」とまず一声かけ、そして可能な限りの応急処置を施しながら、瀕死の登山客にひたすら話しかけます。
【三歩】
いやーちょっと失敗しちゃったね〜でも次来るときはもう大丈夫だよね。今日ここに来る前、テントで味噌汁作ってたんだけどさこれがお味噌を入れすぎちゃって・・・
いやーちょっと失敗しちゃったね〜でも次来るときはもう大丈夫だよね。今日ここに来る前、テントで味噌汁作ってたんだけどさこれがお味噌を入れすぎちゃって・・・
それまでは自分の背中で確かに意識を保ち、呼吸をしていた登山客。
しかし、崖を登り始めてから数分後、登山客の呼吸がふと止まったと同時に急激に登山客の体重が三歩にのしかかる・・・
登山客が絶命した瞬間でした。
命を救えなかったことを悟った三歩は崖の石をグッと掴みながらガクッとうなだれ、そして語りかけます。
しかし、崖を登り始めてから数分後、登山客の呼吸がふと止まったと同時に急激に登山客の体重が三歩にのしかかる・・・
登山客が絶命した瞬間でした。
命を救えなかったことを悟った三歩は崖の石をグッと掴みながらガクッとうなだれ、そして語りかけます。
【三歩】
よくがんばった!山に来たあなたのことは忘れないよ、約束する。
よくがんばった!山に来たあなたのことは忘れないよ、約束する。
岳には山の素晴らしさと厳しさが共存
この「岳」と言う漫画、見所は何と言っても、島崎三歩の人間性の素晴らしさや登山を舞台とした登場人物の人生模様であり、また、登山の面白さ、素晴らしさもしっかりと表現されています。
ただ、決してそれだけではありません。
登山事故のあまりにもリアルな現実が、これでもか!とばかりに描かれているのです。
あまりにもリアルな描写のため、登山初心者であるあなたが読むと、登山に二の足を踏んでしまうのでは・・・と少々不安なくらいリアルな登山事故の現実が描かれています。
それでも本当に素晴らしい漫画ですので、是非ともあなたに読んでいただきたい!
そして願わくば、あなたに今よりももっと登山に興味を持ってもらいたい!
そんな思いを込めて、この「岳」をあなたにシェアします。
ただ、決してそれだけではありません。
登山事故のあまりにもリアルな現実が、これでもか!とばかりに描かれているのです。
あまりにもリアルな描写のため、登山初心者であるあなたが読むと、登山に二の足を踏んでしまうのでは・・・と少々不安なくらいリアルな登山事故の現実が描かれています。
それでも本当に素晴らしい漫画ですので、是非ともあなたに読んでいただきたい!
そして願わくば、あなたに今よりももっと登山に興味を持ってもらいたい!
そんな思いを込めて、この「岳」をあなたにシェアします。
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