2021.05.18
「ザック」が登山家の相棒である秘密
「ザック」が登山家の相棒である秘密
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。
登山をする人のスタイルを思い浮かべてみると、おそらく誰もが背中に巨大な荷物を背負った人を思い浮かべるのではないでしょうか?
言うまでもなく、登山を行うには様々な衣服や道具、食料を持参する必要があり、それらをまとめて運ぶために絶対に必要な最重要登山道具がザックなのです。
かつてザックはただ荷物を入れて効率よく運ぶためだけのものでした。でかい唐草模様の風呂敷に荷物を包み込んでヨイショッと背中に担ぐ、時代劇ではよくみるシーンです。まさにザックの起源とも言うべき形ですね。
それからザックは徐々に進化を果たします。
より多くの荷物を詰め込めるように
より軽く感じるように
より背負いやすくするように
より快適に背負えるように・・・
多くのメーカーが先を競うように次々と最新のザックを発表、その結果多くの多機能ザックが登山ショップに並ぶようになりました。
私自身も登山スタイルに応じて、5種類のザックを使い分けています。
今回はそんなザックについてのお話です。
単なる荷物を運ぶための風呂敷から、どのようにして最新のザックへと進化を遂げたのか?
そして登山初心者のあなたにピッタリなザックはどれか?
是非ともこの記事を読んで、あなたのザック選びに役立ててください!
登山をする人のスタイルを思い浮かべてみると、おそらく誰もが背中に巨大な荷物を背負った人を思い浮かべるのではないでしょうか?
言うまでもなく、登山を行うには様々な衣服や道具、食料を持参する必要があり、それらをまとめて運ぶために絶対に必要な最重要登山道具がザックなのです。
かつてザックはただ荷物を入れて効率よく運ぶためだけのものでした。でかい唐草模様の風呂敷に荷物を包み込んでヨイショッと背中に担ぐ、時代劇ではよくみるシーンです。まさにザックの起源とも言うべき形ですね。
それからザックは徐々に進化を果たします。
より多くの荷物を詰め込めるように
より軽く感じるように
より背負いやすくするように
より快適に背負えるように・・・
多くのメーカーが先を競うように次々と最新のザックを発表、その結果多くの多機能ザックが登山ショップに並ぶようになりました。
私自身も登山スタイルに応じて、5種類のザックを使い分けています。
今回はそんなザックについてのお話です。
単なる荷物を運ぶための風呂敷から、どのようにして最新のザックへと進化を遂げたのか?
そして登山初心者のあなたにピッタリなザックはどれか?
是非ともこの記事を読んで、あなたのザック選びに役立ててください!
40kgのザックを背負うということ
前回
登山ではザックが必要不可欠であること
そして
様々な大きさがあり必要に応じて使い分けることを
シェアしました。
さらに
あなたの生活必需品、衣・食・住の全てを
詰め込むものであることもシェアしましたよね!?
もちろん
それだけに重量はかなりのものです。
日帰りのハイキングだと
荷物の量はたかが知れています。
2~3kgといったところでしょう。
しかも背中に背負うので
ほとんど気にならないくらいの重量です。
ところが
テント泊を伴う雪山登山となると
90L以上のザックに荷物をパンパンに詰め込むので
40kgくらいの重量になります。
背中に背負うとはいえ
ここまでの重量になると
体への負担はかなりのものになってしまいます。
私が以前
「雪山登山は登山初心者がやるべきでない」
といったことがありますが
これもまた理由の1つです。
40kgもの重量の荷物を背負って
登山するなど、慣れている人でないと
なかなか難しいのはお分かりだと思います。
登山ではザックが必要不可欠であること
そして
様々な大きさがあり必要に応じて使い分けることを
シェアしました。
さらに
あなたの生活必需品、衣・食・住の全てを
詰め込むものであることもシェアしましたよね!?
もちろん
それだけに重量はかなりのものです。
日帰りのハイキングだと
荷物の量はたかが知れています。
2~3kgといったところでしょう。
しかも背中に背負うので
ほとんど気にならないくらいの重量です。
ところが
テント泊を伴う雪山登山となると
90L以上のザックに荷物をパンパンに詰め込むので
40kgくらいの重量になります。
背中に背負うとはいえ
ここまでの重量になると
体への負担はかなりのものになってしまいます。
私が以前
「雪山登山は登山初心者がやるべきでない」
といったことがありますが
これもまた理由の1つです。
40kgもの重量の荷物を背負って
登山するなど、慣れている人でないと
なかなか難しいのはお分かりだと思います。
ハイスペックの登山用ザック!
ただ・・です。
そんな重量物となってしまうザックでも
・いかに重量を感じさせずに背負うか
・いかに快適に背負うことができるか
・いかに登山というシチュエーションにあっているか
ここにフォーカスした構造になっているのです。
登山用ザックが登山用である所以は
ここにあるといっても過言ではないでしょう。
ここでそんな登山用ザックの特徴を
シェアします。
|背負いやすく疲れにくい構造
背中に荷物を背負った時に
重さを感じてしまうのは
歩く時に荷物が背中でグラングランと揺れてしまうためです。
揺れるたびに荷物に体が引っ張られ
無駄に疲れてしまう、そして何より不快です。
ならば、体に密着させて揺らさなければ良い!
そんなわけで
登山用ザックには
両肩はもちろん、腰、胸で締めるように
それぞれベルトが付いています。
背負う時はまず
両肩のベルトを少し長めに調節しザックを背負います。
この時肩のベルトはブカブカですが、気にしなくて結構です。
次に腰のベルトをカチッと装着し適度な長さに調節します。
次に両肩のベルトです。
すでに背負っている両肩のベルトを絞り
適度に背中に密着するように調節します。
この時点であなたのザックは背中にかなり密着しているはずです。
最後に胸のベルトをカチッと装着し適度な長さに調節します。
これでオッケーです。
あなたにザックはまるであなたの体の一部になったかのように密着し
決してあなたの快適登山を邪魔することはありません。
|背中の蒸れを軽減
ザックを体に密着させる!
これであなたとザックを一体化させより快適な登山をすることができますが
このことでまた別の問題が生じます。
それが背中の蒸れです。
歩行によりあなたの体は熱を帯び発汗します。
そうすると背中だけが汗でグッショリ・・という経験はありませんか?
登山用ザックは背中がメッシュ構造になっておりあなたの汗を効率よく外へ逃すことができます。
歩行により全身うっすらと発汗。
これが最も気持ちの良い汗のかき方ですよね?
登山用のザックはそれを実現してくれます!
|優れた耐久性
場合によっては荷物をパンパンに詰め込んで
はち切れんばかりになるザック。
荷物を詰め込んでザックの一部がほつれたり
破損したりするようでは
登山用ザックとしては失格です。
まして登山では何があるかわかりません。
登山中のザックは極めて過酷な状況に晒されることも想定すべきであり
なおかつ中の荷物を死守しなければなりません。
そのため登山用ザックは非常に高い耐久性を持ち、頑丈に作られています。
登山靴も同様ですが
10年くらいは当たり前のように使えます。
*登山靴についてはこちら↓
・登山靴は登山の全てを左右する超重要アイテム
|他にはない優れた機能
ザックの上に収納したものはパッと取り出せますが
下の方にしまい込んだものは取り出すのに非常に苦労します。
当たり前ですよね?
また別の機会にお話ししますが
実はザックの中に何をどう詰めるかというのはルールがあります。
そのルールに従って荷物を詰め込めばザックの中のものを全て引っ張り出して必要なものを探すということを極力抑えることができます。
とはいえそれでもザックの下にしまい込んだものを取り出す状況は必ず出てきます。
そうでなくては、ザックに入れる意味がありませんよね?
そんな時登山用ザックには上のものを収納したまま
下のものを取り出す機能が備わっているのです。
それが「下部チャック機能」です。
通常はザックの上部にだけ取り出し口がありますが
登山用ザックは下部にチャックが備わっておりそこを開けることで
下の荷物をダイレクトに取り出すことができるのです。
ただしこの機能は大容量のザック(70L以上)にのみ備わっている機能です。
そんな重量物となってしまうザックでも
・いかに重量を感じさせずに背負うか
・いかに快適に背負うことができるか
・いかに登山というシチュエーションにあっているか
ここにフォーカスした構造になっているのです。
登山用ザックが登山用である所以は
ここにあるといっても過言ではないでしょう。
ここでそんな登山用ザックの特徴を
シェアします。
|背負いやすく疲れにくい構造
背中に荷物を背負った時に
重さを感じてしまうのは
歩く時に荷物が背中でグラングランと揺れてしまうためです。
揺れるたびに荷物に体が引っ張られ
無駄に疲れてしまう、そして何より不快です。
ならば、体に密着させて揺らさなければ良い!
そんなわけで
登山用ザックには
両肩はもちろん、腰、胸で締めるように
それぞれベルトが付いています。
背負う時はまず
両肩のベルトを少し長めに調節しザックを背負います。
この時肩のベルトはブカブカですが、気にしなくて結構です。
次に腰のベルトをカチッと装着し適度な長さに調節します。
次に両肩のベルトです。
すでに背負っている両肩のベルトを絞り
適度に背中に密着するように調節します。
この時点であなたのザックは背中にかなり密着しているはずです。
最後に胸のベルトをカチッと装着し適度な長さに調節します。
これでオッケーです。
あなたにザックはまるであなたの体の一部になったかのように密着し
決してあなたの快適登山を邪魔することはありません。
|背中の蒸れを軽減
ザックを体に密着させる!
これであなたとザックを一体化させより快適な登山をすることができますが
このことでまた別の問題が生じます。
それが背中の蒸れです。
歩行によりあなたの体は熱を帯び発汗します。
そうすると背中だけが汗でグッショリ・・という経験はありませんか?
登山用ザックは背中がメッシュ構造になっておりあなたの汗を効率よく外へ逃すことができます。
歩行により全身うっすらと発汗。
これが最も気持ちの良い汗のかき方ですよね?
登山用のザックはそれを実現してくれます!
|優れた耐久性
場合によっては荷物をパンパンに詰め込んで
はち切れんばかりになるザック。
荷物を詰め込んでザックの一部がほつれたり
破損したりするようでは
登山用ザックとしては失格です。
まして登山では何があるかわかりません。
登山中のザックは極めて過酷な状況に晒されることも想定すべきであり
なおかつ中の荷物を死守しなければなりません。
そのため登山用ザックは非常に高い耐久性を持ち、頑丈に作られています。
登山靴も同様ですが
10年くらいは当たり前のように使えます。
*登山靴についてはこちら↓
・登山靴は登山の全てを左右する超重要アイテム
|他にはない優れた機能
ザックの上に収納したものはパッと取り出せますが
下の方にしまい込んだものは取り出すのに非常に苦労します。
当たり前ですよね?
また別の機会にお話ししますが
実はザックの中に何をどう詰めるかというのはルールがあります。
そのルールに従って荷物を詰め込めばザックの中のものを全て引っ張り出して必要なものを探すということを極力抑えることができます。
とはいえそれでもザックの下にしまい込んだものを取り出す状況は必ず出てきます。
そうでなくては、ザックに入れる意味がありませんよね?
そんな時登山用ザックには上のものを収納したまま
下のものを取り出す機能が備わっているのです。
それが「下部チャック機能」です。
通常はザックの上部にだけ取り出し口がありますが
登山用ザックは下部にチャックが備わっておりそこを開けることで
下の荷物をダイレクトに取り出すことができるのです。
ただしこの機能は大容量のザック(70L以上)にのみ備わっている機能です。
自分に合う!が最も良いザック
以上
登山用ザックの特徴についてシェアしました。
ザックは
数ある登山道具の中でも最も重要なものの1つです。
日帰りハイキングならば
今あなたが持っているザックでも十分ですが
本格的な登山では
あなたの目的にあった登山用ザックの購入を
検討してみてください。
他の道具同様
決して無駄にはならないはずです。
10年以上使えるのですから!
目的に合った登山用ザックは
必ずあなたに快適登山を演出してくれるでしょう。
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・全ての登山道具を束ねるザックとそのメーカー
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ザックは
数ある登山道具の中でも最も重要なものの1つです。
日帰りハイキングならば
今あなたが持っているザックでも十分ですが
本格的な登山では
あなたの目的にあった登山用ザックの購入を
検討してみてください。
他の道具同様
決して無駄にはならないはずです。
10年以上使えるのですから!
目的に合った登山用ザックは
必ずあなたに快適登山を演出してくれるでしょう。
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