2021.07.01

厳選された日帰り登山の持ち物

厳選された日帰り登山の持ち物
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。

春を迎えたと言っても、特段代わり映えしなかった私の私生活。そんな生活に終止符を打つべく、始めたこと。それがボルダリングです。

登山技術の1つとしてどうしても身につけたかったボルダリング。なかなか一歩を踏み出せずにいましたが、あることをきっかけについにボルダリングの世界へと足を踏み入れました!

そんな私のお話です。それではどうぞ!

日帰りの登山の持ち物が基本となる

「何事においても基本が大事!」

改めて私が言う必要もなく
一般的によく言われていることです。

もちろんあなたも
よくお分かりでしょう。

私は小学生の時
地元の野球チームに所属していたことがあり
野球が大好きです。

残念ながら、最近は野球どころか
キャッチボールすらやる機会がありませんが・・・

その野球チームに所属してすぐ
指導者からはひたすら
ボールを投げること、キャッチすることを
徹底的に教え込まれました。

つまり、キャッチボールです。

どう投げれば思い通りのところに
投げることができるか
そして
どうグローブを構えれば
うまくボールをキャッチすることができるのか

指導者の教えを受けながら
キャッチボールを繰り返し
次第に上手にキャッチボールができるように
なっていったのです。

今、プロ野球選手として活躍している
どんな一流選手でも
スタートは私と同じはずです。

そして、それは
登山でも全く同様なのです。

登山の最も基本となる工程は
日帰り登山です。

その日帰りの登山の持ち物こそ
登山の最も基本となる準備品のはずなのです。

そんな日帰り登山の持ち物について
ここであなたにシェアします。

日帰り登山の持ち物を厳選

私が登山を始めて約10年。

私が登山初心者だった頃は
日帰り登山にもかかわらず
60Lサイズのザックに持ち物を
パンパンに詰めていました。

当然ザックの重量は重くなり
しかも、ザックの中に詰めた持ち物の90%は
山で使うことはありませんでした。

それでも当時の私は
「登山とはそういうもんだ」
と、そのことを疑問にすら思いませんでした。

しかしある時、登山雑誌で
「ウルトラライト(UL)」という考え方を知り
私のこれまでの登山の持ち物に対する考え方が
変だったことに気がついたのです。

*ウルトラライト(UL)についてはこちら↓
・ウルトラライト登山でザックの中身を最適化 
・ウルトラライト登山で道具を知り尽くす
・ウルトラライト登山で道具を自由に自作
・ウルトラライト登山をあなたに指南

それ以降
これまで当たり前のようにザックに詰めていた
持ち物を見直したのです。

これまでの日帰り登山で
ザックに詰めた荷物を
・全く使ったことがないもの
・1〜2度くらいしか使ったことがないもの
・割と使用頻度が高いもの
・山で必ず使うもの
の4種類に分け、その中から

・全く使ったことがないもの
・1〜2度くらいしか使ったことがないもの
をザックから出すことにしたのです。

それだけで
ザックの重量は半分ほどになったのです。

ある日、試しにその荷物で
日帰り登山をしてみましたが
全く困ることはなく、また
快適性も保たれたままでした。

ただ、登山の持ち物の中には
全く使うことがなくとも
緊急時に必要となるものも含まれます。

そのため、使わないからといって
ザックから出してしまうと
安全性が損なわれることもあるのです。

その点も加味しつつ、持ち物を
・絶対に必要なもの
・ないと快適性が損なわれるもの
・緊急時に絶対に必要なもの
の3項目に絞り、厳選に厳選を重ねて

日帰り登山の持ち物として
ザックに入れるべきもののリストを作り上げたのです。

今回そのリストをあなたに
シェアいたします。

この持ち物を準備しさえすれば
必要最低限の荷物でかつ
楽しく快適な日帰り登山をすることが
できるはずです。

日帰り登山の持ち物リスト

・トレッキングシューズ
ザックに入れるものではありませんが
登山では専用のシューズが非常に有効です。

・ザック
日帰り登山では30L〜40Lのサイズが
適正です。
「登山道具の代表格ザック!そのサイズについて」

・ザックカバー
突然の雨からザックを守るためのものです。

・レインウェア
前日の天気予報が晴れだったとしても
山の天気は変わりやすいので必ず携帯してください。
雨対策だけでなく、少し肌寒い時の防寒用でも使えます。

・山地図
山には道路標識も看板もありません。
必ず携帯してください。
昭文社「山と高原シリーズ」がオススメです。
「すべての登山家必携!山地図の読み方をあなたに伝授!」

・コンパス
山地図と合わせて使用するものです。

・水筒+飲料水
夏の登山では多めに持っていく必要があります。
「あなたの登山スタイルに欠かせない一品!水筒!」

・行動食
スニッカーズやカロリーメイト、おにぎりなど
手軽に食べれるものが便利です。
「あなたの重要なエネルギー供給源!行動食!」

・ビニール袋
スーパーのもので間に合います。登山中に出たゴミを
持ち帰るためのものです。

・タオル
汗拭きや日除け、万が一の怪我の時など、1枚あれば
非常に便利ですが、夏の登山では2枚あったほうが無難です。

・保険証コピー
万が一の時、最寄りの病院に駆けこめるように
必ずザックに入れてください。

・下着の着替え
汗をかいた時に着替えることができます。

・スマホ等通信機器
いざという時の通信手段として必ず必要です。

・登山計画書
3枚コピーし、2枚は警察署と身内に渡し
残りの1枚は自分で持っておきましょう。
「熟練登山家への王道!登山計画書!」
「登山計画書、王道の書き方」

・トレッキングポール
歩行時の脚の負担を軽減させる効果があります。

・ゲーター
トレキングシューズへの雨や小石の侵入を防ぎます。

・ウエストポーチ
歩行中に頻繁に使用するものや貴重品等を収納できます。

・軽アイゼン
春とは言え、標高の高いところでは雪が残っています。
そこでこれを装着すれば、残雪も安全に歩くことができます。

・手袋(軍手でオッケー)
主に下山時、樹木を歩行の支えとすることがあります。
その時、手袋を装着して入れば棘を防止できます。

・カメラ
山でしかお目にかかれない壮大で美しい景色を
記録します。場合によっては、カメラ撮影が主目的とも
なり得ます。

・サングラス
直射日光からあなたの目を守ります。

・帽子
日焼け防止に必須です。

・携帯トイレ
トイレを備えている山もありますが
マナーとして持っておきたい道具です。
「マナーを守って正しい山トイレ」

・ミッドレイヤー
春とは言え、標高が高いところではまだまだ肌寒く
汗で身体を冷やしてしまいます。
レインウェアでも代用できますが
できれば1枚余分にフリースなどを準備しておけば
より快適に山を楽しめます。

・双眼鏡
野鳥や野生の動物の観察するとき
持っていれば重宝します。

繰り返しますが
これだけの持ち物を準備すれば
必要最低限の重量でしかも
楽しく快適な登山になるはずです。

是非とも参考にしてください。

ただし・・・です。

私が厳選に厳選を重ねたこの持ち物リストにも
通用しない季節があります。

それは冬、つまり雪山登山です。

春夏秋の登山と、冬の登山は
全く別物です。

雪山登山の持ち物については
また別の機会にあなたにシェアしますね!

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