2021.06.28
私のボルダリングデビュー体験記
私のボルダリングデビュー体験記
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。
春を迎えたと言っても、特段代わり映えしなかった私の私生活。そんな生活に終止符を打つべく、始めたこと。それがボルダリングです。
登山技術の1つとしてどうしても身につけたかったボルダリング。なかなか一歩を踏み出せずにいましたが、あることをきっかけについにボルダリングの世界へと足を踏み入れました!
そんな私のお話です。それではどうぞ!
春を迎えたと言っても、特段代わり映えしなかった私の私生活。そんな生活に終止符を打つべく、始めたこと。それがボルダリングです。
登山技術の1つとしてどうしても身につけたかったボルダリング。なかなか一歩を踏み出せずにいましたが、あることをきっかけについにボルダリングの世界へと足を踏み入れました!
そんな私のお話です。それではどうぞ!
ボルダリングの季節到来!
今日は2017年4月13日、春です。いい季節になりましたね。
雪山登山好きの私には、ちょっと物足りない季節ですが 笑 私以外の多くの人は、なかなか身体を動かしにくくダラダラと過ごされた人も多いかもしれません。 あなたはいかがでしょうか? そして、春と言えば、多くの新入生や新入社員が誕生する季節でもあります。 電車に乗ると、真新しいスーツを着ている人たちを多く見ます。初々しいですね! そして新入生や新入社員だけではありません。 春から何かしら新しいことを始めようとウキウキしている人も多いのではないでしょうか? あなたももしかしたら何かを始めようとしているかもしれませんね! 実は数年前、私も春になってあることを始めました。 登山ではありません。 前にもお話した通り、私の初登山は冬ですから。 そのあることとはボルダリングです。 ボルダリングについては、以前少し触れたことがありましたよね? こちらを参照 ↓ かつて高所恐怖症だった登山家が語る高所恐怖症克服法とは? ボルダリングとは、ザイルやカラビナ、ハーネスなどの道具を一切身に付けずに行なうクライミングのことです。もちろん、落下しても比較的安全な低高度な壁がメインになります。 それまで、ずっと徒歩による登山しか経験のなかった私。 ロッククライミングというものを知ってから、ずっとフリークライミングやボルダリングをしてみたいと思っていました。 ただ、なかなか一歩を踏み出せずにいたのです・・ そして暖かくなり春を迎えたある土曜日の朝。 私は、少し緊張感を感じながら自宅を出発し、ある場所に向かって自転車で軽快に走っていました。 20分ほど走って到着した場所、そうです!こちら↓のボルダリングジムに到着したのです。 |
ボルダリングの魅力を知るために!
少し日をさかのぼって、初めてのボルダリング体験の数日前・・
いよいよボルダリングをしたい気持ちを抑えることができなくなった私は、ついにネットで自宅近くのボルダリングジムを検索! 自宅から自転車で行ける距離のボルダリングジムを見つけたのです! 勢いそのままに鼻息も荒く、私はそこに電話し、未経験だがクライミングをしたいことを伝え、そして比較的人が少ない日が何曜日の何時かを聞きました。 電話の向こうのスタッフの男性は、私の気持ちを察したのか快く丁寧に教えてくれました。 [スタッフ] 土曜の朝ならば、人は少ないですよ。あと初めてならば、30分ほどの講習を受けて頂きます。 ほぉー!なるほど!そういうシステムになっているのか! 初めて訪れようとするクライミングジムのシステムに感心しながら、スタッフの男性のおススメどおり土曜の朝に講習の予約をし、お礼を言って電話を置きました。 そうして待ちに待った土曜日の朝を迎えたのでした! |
クライミングシューズとは?
一見、全体的に雑な作りに見え、古い工場のようにも見える妙に縦長な建屋それが私がお世話になるボルダリングジムです。
古い鈴のついた扉を開けるとカランコロンと鳴り、目の前にはクライミンググッズが所狭しと並んでいました。 そしてその奥にカウンターがあり、若く活発そうな男性スタッフが元気よく [スタッフ] いらっしゃい!! 電話で予約した者であることを伝えると、ジムのシステムについて詳しく説明してくれました。 [スタッフ] うちのジムは・・・となっています。あと靴はこれを履いてください。今日はレンタルの靴を使っていただきますが、次回からは初心者用の靴を購入された方がお得ですよ! 早速、何やら買わされようとしている私。見るとクライミングシューズと呼ばれる靴です。 |
雑誌では見たことありましたが、その時初めて実物を見たのでした。
で、そのレンタルのシューズを履いてみると、足のサイズを伝えたにもかかわらず足がギュウギュウです・・・ [わたし] うーーん!きつい!これはサイズが合ってないのでは? すると、スタッフの男性は言いました。 [スタッフ] クライミングシューズは、つま先に隙間がなくなるくらいギュウギュウに履くものなんですよ 笑 なるほど!そういうものなのか!と納得した私は、シューズに足をギュウギュウに詰め込んで、いざ、クライミングの初心者講習へと臨んだのでした・・・ ・クライミングシューズについてはこちら ↓ クライミングシューズの選び方!共に岩壁を登る相棒はこう選べ! ・ボルダリングでの服装についてはこちら ↓ ユニクロで揃う完璧なボルダリングの服装 ・ボルダリングの必須アイテムについてはこちら ↓ ボルダリングの重要アイテム!初心者におすすめの炭酸マグネシウムチョークとは? |
ボルダリングについておさらい
ここ最近急に増えた感のあるボルダリングジム。
あなたはボルダリングジムに行ったことはありますか? もし、行ったことが無くともテレビやネットで、ボルダリングジムがどんなものかということは、あなたもご存知かもしれません。こんな感じです↓ |
垂直、もしくはそれ以上の角度の壁にいくつもの岩に見立てた出っ張りが固定されています。(この出っ張りをホールドと言います)
そのホールドに手や足を引っ掛けて垂直の壁を登っていくというものです。 もともとは、自然の岩場を登るための練習用として始まったのですが、徐々に新しいスポーツとして認知され始めて、今ではオリンピックの正式種目となり、日本にもニューヒーロー、ニューヒロインが誕生していますよね! また、ジムでボルダリングを楽しむ人の中には、自然の岩場には一度も登ったことはないがボルダリングジムでは抜群の腕前!という人もいます。 で、ジムで多くの人が楽しむのは、クライミングの中でもボルダリングを楽しむ人が多数派です。 ・クライミングの種類についてはこちら ↓ かつて高所恐怖症だった登山家が語る高所恐怖症克服法とは? 私が受けたジムの初心者講習もこのボルダリングについてのものでした。 |
ボルダリングの初心者講習は必須である理由
なぜ、わざわざ初心者には講習を受けさせるというシステムになっているのか?
その理由は2つあるのです。
理由1:安全第一を伝えるため
実はこのボルダリング、ジムの中とはいえ大けがを引き起す要素を多分に含んでいます。
例えば、ボルダリングではロープを装備しないので、壁の上まで登ったクライマーはそのまま飛び降ります。(厳密に言うと飛び降りは禁止ですが誰も守りません 笑)
また、ホールドを掴み損ねてうっかり落下する人もいます。
そんな人たちの安全のためにボルダリングジムの床は、まるで超高級ソファーのようなフッカフカのマットが全面に敷き詰められています。
だからこそクライマーは、壁の上まで登っても(おそらく5mくらいあります)そこから飛び降りることができ、またホールドを掴み損ねて落下しても全く怪我することもないのです。
現に私も何度も飛び降りたり失敗して落下しています 笑
しかし・・です。
想像してみてください。
もし、クライマーが飛び降りた真下に他のクライマーが座っていたら・・・
掴み損ねて落下した真下を他のクライマーがたまたま通ったら・・・
もはや言うまでもありませんよね?考えただけも恐ろしい事態が発生します!
そんな事態にならないようにジムを訪れるクライマーは、壁の下を通過するときは必ず壁の上を見上げて誰もいないことを確認するのです。
そういった極めて重要なルールをクライミング初心者に伝えるために、初心者講習が開催されるのです。
理由2:初心者には大きな「壁」
実は私現場仕事が本業なので、腕力には多少の自信がありました。
現場での仕事でバテないようにある程度筋トレもしていましたし!
だからボルダリングも、もしかしたらスイスイ登ってスタッフを驚かせてしまうかな♫なんて思っていました。
ところが・・です。
自分でイメージしていたような登り方が全くできなかったのです・・・
何よりも腕力と握力にすぐ限界がきてしまい、どうしてもすぐに落ちてしまうのです。
ふと横を見ると、私よりもはるかに腕力のなさそうな中年の女性がスイスイと登っている・・・
ショックでした。
すると、スタッフが教えてくれました。
以外かもしれませんが、実はボルダリングで最も大事なのはバランスです。
いかに自分の腕力を温存して登ることができるか、それには出来るだけ自分の体重を腕ではなく、足で支えることがポイントとなるのです。
そのことを知ってから私は、できるだけ腕の力を温存するように意識し、代わりに足を出来るだけ体重をかけるよう意識して壁に挑みました。
すると、なんと!先ほどとは比べ物にならないくらいスイスイ登れるのです。
と心の中で叫びまくり、あっと言うまに壁の上の天井まで登ることができました!
下を見ると
本当に最高の気分でした!
その後も何度か登り、コツも掴めてきたところで講習は終了。
スタッフからも合格点をいただくことができました。
長々と話してしまいましたが、つまりボルダリングをする上で最も基本的かつ重要なコツを身につけてもらうために、初心者講習が行われるのです。
初心者講習でコツを身につければあとは、各人が腕力、バランス力、センス、テクニックをひたすら磨くだけ。
それがボルダリングなのです。
それ以来私は、休日が来れば丸一日ジムに入り浸ってボルダリングを楽しんでいました。
その理由は2つあるのです。
理由1:安全第一を伝えるため
実はこのボルダリング、ジムの中とはいえ大けがを引き起す要素を多分に含んでいます。
例えば、ボルダリングではロープを装備しないので、壁の上まで登ったクライマーはそのまま飛び降ります。(厳密に言うと飛び降りは禁止ですが誰も守りません 笑)
また、ホールドを掴み損ねてうっかり落下する人もいます。
そんな人たちの安全のためにボルダリングジムの床は、まるで超高級ソファーのようなフッカフカのマットが全面に敷き詰められています。
だからこそクライマーは、壁の上まで登っても(おそらく5mくらいあります)そこから飛び降りることができ、またホールドを掴み損ねて落下しても全く怪我することもないのです。
現に私も何度も飛び降りたり失敗して落下しています 笑
しかし・・です。
想像してみてください。
もし、クライマーが飛び降りた真下に他のクライマーが座っていたら・・・
掴み損ねて落下した真下を他のクライマーがたまたま通ったら・・・
もはや言うまでもありませんよね?考えただけも恐ろしい事態が発生します!
そんな事態にならないようにジムを訪れるクライマーは、壁の下を通過するときは必ず壁の上を見上げて誰もいないことを確認するのです。
そういった極めて重要なルールをクライミング初心者に伝えるために、初心者講習が開催されるのです。
理由2:初心者には大きな「壁」
実は私現場仕事が本業なので、腕力には多少の自信がありました。
現場での仕事でバテないようにある程度筋トレもしていましたし!
だからボルダリングも、もしかしたらスイスイ登ってスタッフを驚かせてしまうかな♫なんて思っていました。
ところが・・です。
自分でイメージしていたような登り方が全くできなかったのです・・・
何よりも腕力と握力にすぐ限界がきてしまい、どうしてもすぐに落ちてしまうのです。
ふと横を見ると、私よりもはるかに腕力のなさそうな中年の女性がスイスイと登っている・・・
ショックでした。
[わたし]
腕力には自信があったのになんであんな風に登れないんだ・・
腕力には自信があったのになんであんな風に登れないんだ・・
すると、スタッフが教えてくれました。
[スタッフ]
ボルダリングはあまり腕力を使わないようにして登るのがコツです。
ボルダリングはあまり腕力を使わないようにして登るのがコツです。
以外かもしれませんが、実はボルダリングで最も大事なのはバランスです。
いかに自分の腕力を温存して登ることができるか、それには出来るだけ自分の体重を腕ではなく、足で支えることがポイントとなるのです。
そのことを知ってから私は、できるだけ腕の力を温存するように意識し、代わりに足を出来るだけ体重をかけるよう意識して壁に挑みました。
すると、なんと!先ほどとは比べ物にならないくらいスイスイ登れるのです。
[わたし]
オゥオーー登れるぅ!!
オゥオーー登れるぅ!!
と心の中で叫びまくり、あっと言うまに壁の上の天井まで登ることができました!
下を見ると
[わたし]
ウヒョー!たかーーい!!
ウヒョー!たかーーい!!
本当に最高の気分でした!
その後も何度か登り、コツも掴めてきたところで講習は終了。
スタッフからも合格点をいただくことができました。
長々と話してしまいましたが、つまりボルダリングをする上で最も基本的かつ重要なコツを身につけてもらうために、初心者講習が行われるのです。
初心者講習でコツを身につければあとは、各人が腕力、バランス力、センス、テクニックをひたすら磨くだけ。
それがボルダリングなのです。
それ以来私は、休日が来れば丸一日ジムに入り浸ってボルダリングを楽しんでいました。
ボルダリングの魅力
私が考えるボルダリングの魅力は色々あります。
・自然の岩を登る練習になる
・腕力、バランス力が身につく
・自然の岩でも通用するテクニックをより安全に身につけることができる
そして何よりも、童心に帰って夢中になって遊ぶことができるところにあると思っています。
幼い頃に公園のジャングルジムのてっぺんに登って遊んでいたあの頃の気持ちを、ほんの少し取り戻すことができるような気がするのです。
あなたもきっとボルダリングジムに行ったらそんな気持ちになれますよ!
ぜひお試しあれ。
・自然の岩を登る練習になる
・腕力、バランス力が身につく
・自然の岩でも通用するテクニックをより安全に身につけることができる
そして何よりも、童心に帰って夢中になって遊ぶことができるところにあると思っています。
幼い頃に公園のジャングルジムのてっぺんに登って遊んでいたあの頃の気持ちを、ほんの少し取り戻すことができるような気がするのです。
あなたもきっとボルダリングジムに行ったらそんな気持ちになれますよ!
ぜひお試しあれ。