2021.06.17

要所要所で装着をおすすめしたい登山用ヘルメット

要所要所で装着をおすすめしたい登山用ヘルメット
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。

今回は、ヘルメットについての記事を書いてみようと思います。

登山でも、岩場が多い傾斜や滑落、落石の危険がある場所では、工事現場のようにヘルメットの装着が義務付けられます。

いや、正確に言えば法的には義務ではないのですが、私は、ヘルメット装着は登山家としての義務だと考えています。

頭を守るためにヘルメットの装着が大事であるということは、誰でもわかることです。今回なぜ私がそれを記事にしようと思ったのか?

実は私、約40年間生きてきて実に3回、ヘルメットに命を救われているのです。しかも、その3回いずれも全く異なる状況、私の命を救ったヘルメットも全く異なるタイプです。

今回の記事では、私がヘルメットに命を救われたその3回の状況についてお話します。

おそらく私ほどヘルメットの重要性を理解している人間はいないはず、そんな私が書くヘルメットの記事は、他の誰が書くよりも説得力があるに違いありません!!

山に挑戦するあなたには自発的にヘルメットをかぶって欲しい!そして山で命を落とす人が1人でも減って欲しい!!

そんな思いを込めてこの記事を書きます。それではどうぞ!

登山用ヘルメットのおすすめ1 命の恩人のヘルメッ

登山中の落雷の恐ろしさを知るには、まずは過去の事故事例を参照していただくのが近道です。これから紹介する事例は、11名もの犠牲者を出した凄惨な大事故ですが、決して避けることができなかったものではなかったと思います。

確かに落雷は、極めて致死率の高い恐ろしい災害ですが、落雷のメカニズムを知っていれば、誰でも避けることができます。

知っているか否か、これがあなたの命の分かれ道です!決して大げさじゃなく!

西穂高岳落雷遭難事故

”1967年8月1日の気象状態は、本州を挟む形で高気圧が2つ並んでおり、南海上には台風があったため、大気の不安定な状態となっていた。

長野県松本市の長野県松本深志高等学校二年生の登山パーティーは、北アルプスの西穂高岳にて教員の引率による集団登山を行なっていた。この集団登山は個人での登山による危険を避けるため、希望者を集めて毎年学校が主催している行事だった。参加人数は教員5人を含む計55人。日程は、31日に松本市を出発、上高地で一泊し、1日の朝から西穂高に登山して、翌日下山、松本市に帰る予定であった。

参加者のうち46人が登頂したが、
正午過ぎから天候が悪化し、大粒のひょうまじりの激しい雷雨となったためパーティーは避難を開始。避難のため下山途中の13時半頃、独標付近のガレ場を一列で下っていたところに雷の直撃を受けた。これにより生徒8名が即死、生徒・教員と会社員一人を含めた13名が重軽傷を負い、生徒3名が行方不明となった。事故発生の連絡を受けた西穂山荘からは従業員と東邦大学医学部による西穂高診療所の医師ら二十余人が現場に向かい、遺体と負傷者を山荘に収容した。無事だった生徒と教員も山荘に避難。行方不明者の捜索は濃霧により翌朝まで延期された。同日夜には事件の一報を受けた東京医科大学の医師2名が上高地から救援に駆けつけたほか、自衛隊松本駐屯部隊のレンジャー隊員らが自発的に救援に向かっている。松本深志高校にはその日のうちに対策本部が設けられ、同校長を含む教員5名が上高地に向かった。

翌朝には長野県警と高校OBによる行方不明者の捜索が開始され、結局尾根から300m下ったガレ場で3名とも遺体となって発見された。これにより死者は計11人となった。午前8時頃には無事だった教員と生徒が下山を開始。9時ごろには陸上自衛隊明野駐屯地のヘリコプター2機が現場に到着し、負傷者を松本市の病院にピストン輸送した。遺体は高校OBの手で上高地まで下ろされた後、自衛隊のヘリで高校の屋上まで輸送され、警察による検視と生徒や保護者らによる簡単な告別式の後、それぞれの家に帰された。”


これは今から約50年前の事故です。この当時の気象予報技術がどこまで進んでいたのかは不明です。ただ当時の警察が、この事故に関して責任を問うことをしなかったことから、当時の落雷のメカニズムについての認識が進んでいなかったと考えられます。現在では、落雷のメカニズムについての認識も当時とは比較にならないほど進んでおり、現在の落雷事故は人災との認識がなされています。例えば、この事故の直前、「正午過ぎから天候が悪化し、大粒のひょうまじりの激しい雷雨となったため避難を開始した」とあります。
現在の技術があれば、もしくは観天望気に長けた登山家が1人でもパーティーにいたならば、雲の様子などから雷の兆候を察知し、より素早く避難ができたはずです。もしくは、もっと前の段階、登山自体を延期、もしくは中止するという選択もできたかもしれません。

いずれにせよ、このような悲惨な大事故は防げたはずです。

では、ここから雷についてより詳しく解説して行きましょう!


|雷が発生しやすい気象条件
雷が発生しやすい条件をまとめると、こんな感じです。

●登山では4月〜10月、特に7月、8月の夏季
●寒冷前線が現れた時
●積乱雲が発生した時
●夏なのに秋の空のように澄んでいる時
●夏で空気が濁って湿気が多い感じがした時


*寒冷前線とは、冷たい気団が暖かい気団に向かって移動する際の接触面で発生する前線を言います。
*積乱雲についてはこちら

天候を意のままに操る観天望気という技術


|雷に会わないために
雷に会わないためには、雷が発生しやすい条件のもとでは登山しないことが1番です。ただ、それだと夏季は登山できないことになってしまう・・・

そこで、あなたが登山中に雷に会わないためには、この3つに注意しましょう。

●夏季は出来るだけ早朝に出発し、14時頃には下山を終えるようにスケジュールを組む
●夏の夕方に起こる雷は同じ時間に起こることが多いので、山小屋や気象情報をチェックしておく。
●事前に雷注意報が出ている場合は登山を中止、もしくは延期する。



|雷が落ちやすい場所
雷の性質上、これらの場所に落ちやすいことがわかっています。

●山頂・尾根などの、まわりより高いところ
●河原のように開けたところ
●水場
もともとウルトラライト登山スタイルは、アメリカでのロングハイクを行うための方法論として生まれた考え方です。

ロングハイクとは数週間、数ヶ月に渡る長期間のハイキングのことで、ロングハイクを楽しむためには荷物を極力減らして、自然のものを利用して生活する技術を身につける必要がありました。

なぜなら、どんなに大量の荷物をザックに入れてもロングハイクの中では必ず物資不足に陥ることはわかりきっているし、そもそも大量の荷物を背負った状態でのロングハイクは行動範囲を狭めてしまいます。

ロングハイクを楽しむためには自然と向き合い、山に自生する木々や草花、木の実や果実、湧き水、そして動物・・・自らの知恵と工夫で生きるために必要な物資を調達していく必要があったわけですね。

ハイカーズデポという登山ショップの店主である土屋智哉氏は、より軽量でシンプルな登山道具でもっと気軽に山に出かけようという触れ込みで、日本にウルトラライト登山を持ち込みました。

各登山メーカーやスポーツメーカーが、より機能的な登山道具を次々と発表する中、土屋氏の持ち込んだウルトラライト登山という方法論は革新的でした。

しかし、日本は国土全体に山を持つ国です。
ウルトラライト登山の方法論は比較的すぐに受け入れられ、そして多くのシンプルな登山道具が店頭に並ぶこととなったのです。

特に、ハイカーズデポではウルトラライト登山の方法論を取り入れた多くの商品を取り揃えています。

しかし・・・ウルトラライト登山の本質は、とにかくもっと気軽に身軽に快適に山へ行くこと、そしてその中で自分にとって最低限必要な道具を見い出すことなのです。決して道具ありきではありません。

つまり、ウルトラライト登山を取り入れることによってこんなことが可能になるのです。

●もっと身軽に、気軽に、快適に山に登ることができる。
●山の中で自然と向き合い、自然のものを利用した創意工夫を楽しむことができる。
●本当に自分にとって必要な登山道具を見出すことにより、登山準備が簡単になる。




|ウルトラライト登山のデメリット

ここまでウルトラライト登山のメリットをあなたにシェアして来ましたが、そうなるとこんなデメリットも当然発生することになります。
【登山初心者】
でも、軽さを求めるあまり荷物を少なくしすぎると、いざという時に必要なものがない!ってことになるのでは?重いザックの方が安心感があるよ。

【ベテラン登山家】
確かに身軽に登山できたらいい時もあるけど、登山は大荷物を背負って行うものだし、標高の高い山や雪山登山では絶対に通用しない!そういうところでの物資不足は命に関わるよ!


その通りです。実はウルトラライト登山のデメリットは2つあります。


デメリット1 高い標高での登山や雪山登山などの厳しい環境では通用しない。
言うまでもありませんが、厳しい環境での登山を行なう場合、最も優先すべきはあなたの命を守ることです。そのためには、ザックの中には多くの物資を入れておく必要があるのです。

もちろん登山道具の有効利用という点でウルトラライト登山の方法論が必要な場合もありますが、基本的に使う可能性が少しでもある道具はザックに入れておくべきでしょう。


デメリット2 ウルトラライト登山を身につけるには、経験が必要。
2つ目のデメリットについては次章でお話しします。
あなたは普段、ヘルメットをかぶる機会はありますか?

ヘルメットを被る場面は様々です。例えば・・

工事現場での業務に携わる方々は、もはや体の一部と化しているでしょう。仕事柄工事現場に入ることがよくありますが、ヘルメット無しで現場に入るなど全く考えられません。

バイクに乗る方々にとっても必需品です。私もかつてバイクに乗っていたことがありますが、ヘルメット無しでバイクに乗るなど自殺行為と言っていいでしょう。

最近では自転車に乗る際も被ることがあります。ロードバイクでは、当たり前ですね。

実は私自身も、人生を通してヘルメットとは深い関わりがあります。どういうことか?

実は、過去に3度!私はヘルメットに命を救われているのです!

もし、ヘルメットがなかったら・・・もちろん今こうしてあなたに向けて記事を書くことなどできなかったはずです。きっと重度の後遺症を残して病院のベットの中か、もしくは死んでいたでしょうから・・・

そんな私の、ある意味奇跡のような3つの出来事をお話しします。

雷鳴が聞こえた時の対応・避難方法

登山用ヘルメットのおすすめ2 バイク用ヘルメット編
登山中に急に空がどんより曇ってきて、遠くの方から雷鳴が聞こえる・・・

そうなった時点であなたは落雷を避ける行動を開始しなくてはいけません。雷雲があなたの頭上に到着してからではあまりにも遅すぎます。また、雨が降り出すと行動も鈍くなります。

落雷を避けるには、素早い行動が何よりも大事です。

では、具体的にどう行動すれば良いのか?以下の通りです。

●カサやトレッキングポール、ピッケル、テントポールなどがザックから飛び出ていたら、外して手に持つ
●あなたの近くで雷鳴を聞いたら、姿勢を低くして、なるべく低い場所に素早く移動する
●逃げる時は、パーティメンバーで固まらずに離れて逃げる
●雷と雷の間の5~10秒の隙に、姿勢を低くしてより安全な場所に移動する
●近くに山小屋があったら山小屋に避難する(電気機器や壁から1m離れること)
●姿勢を低くし、ザックの上に座って、雷の通過を待つ。地べたに這いつくばったり直にすわると地面を伝った電流を受けることがある。
●もしあなたが稜線に居るなら、窪地やハイマツ帯の中に逃げこみ姿勢を低くして雷の通過を待つ
●鎖場や鉄のはしごなどから離れる
●木から2m以上離れる(木の根本で雨宿りを兼ねて待つと雷の側撃を受けることがある)
近くに安全な空間がない場合は、木など高いもののてっぺんを45℃以上の角度で見上げる範囲かつ木の幹や枝から2m以上離れたところが保護範囲となる


|もし落雷にあったら
万が一雷があなたに直撃した場合、あなたの身体は一瞬にして黒焦げ、もしくは心停止状態になります。

直撃さえ免れれば、それほど大きな損傷は与えず、たとえ心停止しても、心臓マッサージやAEDで適切に処置をすれば高い確率で蘇生します。また、雷に打たれて倒れたように見えても、ショックを起こしているだけの事もあります。諦めずに人工呼吸や心臓マッサージを行いましょう。

電撃が走った部分は皮膚がヤケドするので、ヤケドの処置(冷やし、ガーゼや包帯で保護)をします。高圧電流は身体内の各臓器もヤケドさせるので、雷に打たれた場合は即座に下山して医療機関でチェックを受けましょう。
約20年前、私は大型バイクに夢中で、毎日のように乗っていました。

ある日、片側1車線の狭い道路で快適に走行中、目の前に小高い上り坂がありました。

ほんの2m程度で、勢いよく走ればちょっとしたジャンプ台にもなりそうな坂道でした。

バイクで気分よく快調に飛ばしていた私。


[わたし]
そんなものを見つけてしまっては飛ばないわけにはいかないな!!


と、これ以上ないくらいアホな発想で、そのまま勢いよく坂道に突っ込んでいき・・・案の定登り切ってところでバランスをくずし、折悪しくそこへ対向車が走ってきたのです!

キキーッ!!ズガンッ!!!ガガガッ!!

双方のブレーキ音が鳴り響いたのち、対向車のバンパーと私のフルフェイスヘルメットが勢いよく衝突!

勢い余ってそのまま対向車の車体の下へ、バイクごと引き摺り込まれてようやく対向車と私のバイクは完全停止したのでした。

腕と脚が対向車とバイクの間に挟まれた状態の私は、とにかく対向車のドライバーに車をバックしてもらうように合図を送り、私はようやく自由の身となれたのでした。

そうして改めて対向車とバイクの位置を見てみると、完全に対向車の車線に飛び出してしまっていた私。誰がどう見ても、私の弁解の余地など100%無いことは明白でした・・・

それからけたたましいサイレンを鳴らしながらパトカーが到着。幸いにも対向車のドライバーや同乗者に怪我はなく、大した事故にはならずに済みました。

ただ、その場で私は警察官の方にこっぴどく叱られ、救急車に乗せられました。腕と脚が少し擦りむいたものの診断結果は打撲。

その後、警察を通じて対向車のドライバーと連絡先を交換、対向車のドライバーの銀行口座にバンパーの修理代を振り込んで、事故は完結したのでした。

今、あの時の事故を思い出してみると、対向車と真っ先に激突したのは私の被っていたフルフェイスヘルメット。もしヘルメットを被っていなかったら、どんな事態が待ち受けていたのか・・・

考えただけでも恐ろしいですね。

登山前日の天気予報情報の確認

「山の天気は変わりやすい」と昔から言われるように山ではコロコロと天気が変わります。

また地形など局地的な状況で、天候は大きく変わるため実際に何時に雨が降るかなどを知ることはできません。しかし、広域での天気予報で「天気が荒れるかどうか」 は一般的な平地の天気予報で誰もが知ることができます。
【気象予報士】
明日は低気圧が近づいて荒れ模様です

という予報ならば、あなたが登る山も十中八九荒れ模様です。
この際、前日の天気予報が当たるか否かは置いておきましょう。それは特段重要なことではありません。
それよりも「こういう可能性がある」ということは山でも当てはまる、ということをよく覚えておくことが最も重要であり、一般的な天気予報の利用方法です。もちろん、それは雷においても同様です。


|テレビ等で確認
天気予報を確認し、「雷を伴う」という表現があるかに留意。


|インターネットで確認
Yahoo!天気・災害
気象庁天気予報
日本気象協会tenki.jp 
ウェザーニュース
日本気象株式会社 てんきとくらす
ヤマケイオンライン


|電話で確認 177番
今日・明日・明後日の天気予報を電話(自動音声)で聞くことができます。平地用ですが参考にすることはできます。

市外局番+177番
例えば上高地なら 0263177 で長野県中部気象台発表の天気予報が流れます。 注意報・警報、天気、降水確率、予想気温等が順番に流れます。


|山中での確認方法
●スマホのアプリ(電波の入りやすいところでは有効。事前に使いやすいものをインストールしておく)
●山小屋や自然センター等に張り出してある天気図
●AMラジオ
山中で積極的に天気情報を確認するにはラジオが適しています。スマホよりバッテリーのもちが良く、予備の準備も簡単です。また、ラジオは、スイッチを入れて歩くことでクマ除けにす人気の無い登山道では熊よけとしてつけながら歩くという人も居ます。
このラジオは登山者専用に開発されたもので、通称「山ラジオ」と言います。
現在あなたが登っている山の名前から周辺の放送局を手軽に選べるようになっています。
72gと軽量、名刺サイズと小さく、ザックのショルダーベルトに装着可能です。
単4乾電池一本で、イヤフォンでAMを聞くなら72時間電池が持つという優れものです。
無駄のない厳選された道具を携えて身軽に、気軽に、快適に登山を楽しむ

これがウルトラライト登山の真骨頂です。
「ウルトラライト登山でザックの中身を最適化」では、その方法論について比較的ザックリとしたお話をしたと思います。

ウルトラライト登山を実践する場合、真っ先に思いつく方法は道具をいかに減らすか、いかにして軽量化するかということです。

使うかどうかわからないような道具をザックに詰め込んでしまうとザックが重くなり、ウルトラライト登山とはかけ離れてしまいます。

【登山初心者】
じゃあ、具体的にどんな道具を揃えたらいいの?

リスト化された登山準備一式の中でも「どんな登山でも必ず必要!」を見ていただければ、そこに答えは出ています。このリストの道具を揃えれば、何の問題もなく登山ができます。

とはいえ、あなたにとって本当に必要な道具は、あなたが山に行って山で見出していただく必要があるのです。

なぜなら、どんな登山上級者でもベテラン登山家でも、必要と考える登山道具はそれぞれ異なり、100人の登山家がいれば、100通りのウルトラライト登山スタイルが存在するのです。

例えば、私の知り合いのある登山家は、日帰りハイキング程度の荷物の量で山に1週間も滞在します。
彼のザックの中には

●防寒具、パジャマを兼ねたレインウェア
●極薄のテント一式
●少し大きめのコッヘル
●アルコール燃料
●そして1週間分の米


しか入っていません。
その場所場所で足りないものがあった場合は、草木や竹、木のつるなどで賄うそうです。

彼のウルトラライト登山スタイルは、彼にとって本当に必要な道具であるレインウェア、テント一式、コッヘル、燃料だけを持って山に入り、その他の必要なものは自然のもので間に合わすといったものです。

また、別の登山家は大きめのザックやウエストポーチなどを常に持っていますが、それらは全て自作!だそうです。

【ベテラン登山家】
ヤフオクで業務用ミシンを買ったんだ!1万5千円で買えたよ。登山道具のほとんどはそのミシンで作っているよ。


登山服やシュラフも自作で、特にシュラフは使い古しのダウンジャケットを縫い合わせて作ったものです。

また、その登山家は、登山ショップで道具を買うことはほとんどなくホームセンターや100均で
材料を購入し、そこから様々なものを自作するそうなのです。

彼にとってもウルトラライト登山スタイルは、必要なものは全て自作し、時には市販されていないようなオリジナル道具も作ってしまうというものです。

彼にとって本当に必要な道具は・・・業務用ミシンかもしれませんね。
このように、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、山に入りあなたにとって本当に必要な道具そしてあなた独自のウルトラライト登山スタイルを見いだすことができれば、登山の楽しみをさらに広げることができます。

登山とは、何も頂上にたどり着くことばかりではないのです!

雷の接近を感知する方法

接近してきた雷を事前に感知できる場合があります。
観天望気の知識があれば、積乱雲の接近で容易に感知できますが、それ以外にも、雷が放出する電気で完治できる場合があります。

ただし、雷接近の感知は容易ではなく、登山初心者がいきなりできるものではありません。
よって、以下に雷接近の目印となる現象を記します。登山中に空がどんより曇ってきたら、この4点を思い出してください。

もし、運よく近くにベテラン登山家がいたらぜひとも教えてもらってください。
勉強になりますし、きっと快く教えてくれるはずです。

●積乱雲の接近
●パチパチ、ブーンという音が聞こえる
●髪の毛が逆立つ
●AMラジオにガリガリという雑音が入る

観天望気についてはこちら

天候を意のままに操る観天望気という技術

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