2021.06.14
ウルトラライト登山でザックの中身を最適化
ウルトラライト登山でザックの中身を最適化
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。
今回はウルトラライト登山についてのお話です。
ウルトラライト登山とは何か?
その前に山を登っている登山家の姿を想像してみてください。
あなたの脳裏に浮かんだ登山家は、バカでかいザックを背負って、ハアハアと息を切らし、今にも死にそうな顔をしていませんか?
ウルトラライト登山とは、そんな登山家のイメージをまるっきり覆す考え方のことです。
もっと気軽に、身軽に、快適に登山を楽しみたいと考える方必読の記事です!
それではどうぞ!
今回はウルトラライト登山についてのお話です。
ウルトラライト登山とは何か?
その前に山を登っている登山家の姿を想像してみてください。
あなたの脳裏に浮かんだ登山家は、バカでかいザックを背負って、ハアハアと息を切らし、今にも死にそうな顔をしていませんか?
ウルトラライト登山とは、そんな登山家のイメージをまるっきり覆す考え方のことです。
もっと気軽に、身軽に、快適に登山を楽しみたいと考える方必読の記事です!
それではどうぞ!
ウルトラライト登山による私流道具厳選方法とは
・あなたはお酒は好きですか?
・どのくらいの頻度で飲みますか?
・どこで飲みますか?
・好きな銘柄は何ですか?
すみません。のっけから立て続けに質問をぶつけてしまいました・・
以前、山で飲むウィスキーについて、あなたにシェアしたことがありました。
そうです。私はそんなにお酒を頻繁に飲むわけではなく、気が向いた時に、その場の雰囲気に合わせてお酒を楽しむタイプなのですが
その時飲むお酒は、決まってウィスキーです。
なぜか?
私がお酒を飲む時、それは何も考えることなく周りの静かな雰囲気に酔いしれたい時、そう!山でテント泊中の夜です。
そしてそんな雰囲気に最も合っているのが、ウィスキーだと思うのです。
そんな山で飲むウィスキーについて少しお話をさせてください。いえ・・・つまらない話ですが。
・どのくらいの頻度で飲みますか?
・どこで飲みますか?
・好きな銘柄は何ですか?
すみません。のっけから立て続けに質問をぶつけてしまいました・・
以前、山で飲むウィスキーについて、あなたにシェアしたことがありました。
そうです。私はそんなにお酒を頻繁に飲むわけではなく、気が向いた時に、その場の雰囲気に合わせてお酒を楽しむタイプなのですが
その時飲むお酒は、決まってウィスキーです。
なぜか?
私がお酒を飲む時、それは何も考えることなく周りの静かな雰囲気に酔いしれたい時、そう!山でテント泊中の夜です。
そしてそんな雰囲気に最も合っているのが、ウィスキーだと思うのです。
そんな山で飲むウィスキーについて少しお話をさせてください。いえ・・・つまらない話ですが。
これから山登りを始めようとしているあなた。
もう登山道具は揃えましたか? もし揃えたのならば、あなたのザックにはどんなものが入っていますか? |
いきなり質問をしてしまいましたが、これは何もあなたに
【わたし】 これがないじゃないか! こんなものいらない! あれを買ってきなさい! などと偉そうに説教をカマすための質問ではありません。 私がここで言うまでもなく、ザックに衣食住の全てを入れる必要があるので、ザックに詰め込む道具の選別は極めて大事です。 そして、どんなに短い日程の登山でも、ハイキング程度の登山でも必ずザックに入れておくべき道具もあります。 それについては以前あなたにシェアした通りです。 こちらです ↓ 登山初心者の迷い・戸惑いを完全解決! もちろん、あなたのザックの中には必要最低限の道具は入っているはずです。入っていないのであれば入れておいてくださいね 笑 で、初めて登山に挑戦しようというあなたは何度もシュミレーションをし、少しでも必要だと思ったものは全てザックに入れているのではないでしょうか? その結果、あなたのザックの中はパンパンになっていませんか? |
実は、そのあなたのザックの中身に何が入っていようと大正解です!!
どういうことか? もちろん私があなたのザックの中身を点検したら、私からすると足りないもの、不要なものが山ほどあると思います。 当たり前です。あなたはこれから登山に挑戦するのですから。 ただ、あなたが必要だと思ってザックに入れた道具なのですから、私が要不要を判断するなんて実はナンセンスなことなのです! もちろんベテランの立場でのアドバイスはできます。しかし・・・ 【あなた】 ベテラン登山家は不要と言ったけどやはり持ってた方がいいな ということは必ず発生するのです。 私はあなたのザックの中身を見ていません。 にも関わらず先ほど私が「大正解」と言ったのは、あなたが独自に必要と判断したものは必ずザックに入れておくべきだからです。 もちろんよっぽど常識外れなものでなければ!です。 その上で、あなたにぜひ取り入れて頂きたい手法、それがウルトラライト登山でザックの中を最適化するというものなのです。 |
ウルトラライト登山は道具の厳選から
平地でウィスキーを飲むときは、やはりバーです。バーの雰囲気は嫌いではありません。いや、大好きです!
少し重々しい扉を開けると、客が入ってきたことを知らせる古風な鈴の音がカラカラとなり、そしてカウンターの向こう側で蝶ネクタイのマスターが静かにそれでいてよく響き渡る声でたった一言。
マスター
店には客がいることもありますが、仲間同士でワイワイと騒いでいる客は稀です。
ほとんどの客がそのバーの静かな雰囲気を楽しんでいるので、客が何人いようとその場の雰囲気が
壊されることはありません。
この静かな雰囲気に唯一許される音源、それがジャズです。
ジャズというのは、バーでウィスキーを飲みながら聴くために考案された音楽ではないか?と思ってしまうくらい、ジャズというのはバーの雰囲気に合っています。
カウンターに座りいつものウィスキーを注文します。
シングルモルトウィスキーのハイランドパーク、これが私の定番のウィスキーです。
これを定番としている理由は特にありません。
・・・いや、理由はあるのですが、残念ながら「何となく」という言葉しか見つかりません。もちろん、単純に「美味しいから」でもあるのですが。
「私にもっと語彙力があれば・・」といつも思います。
あえて表現するならば「自分の感覚に合っている」とでもいうのでしょうか。
様々なウィスキーを飲み比べて、一番私に合っているのがこの「ハイランドパーク」だと直感したのです。
適度に薄暗いバー
かすかに聞こえる他の客の声
テンポよく、そして静かに流れるジャズ
これらがハイランドパークと融合すれば、何とも言えないその場の雰囲気が完成です。
あとは、限りあるその貴重な時間を存分に味わい、そして楽しむだけ・・・
私はこの雰囲気に酔いしれる度にいつもこう思うのです。
「こんな貴重な雰囲気を味わえる場は他にはたった1つしかない。」
先ほども言ったように、それが、山のテント泊の夜なのです。
少し重々しい扉を開けると、客が入ってきたことを知らせる古風な鈴の音がカラカラとなり、そしてカウンターの向こう側で蝶ネクタイのマスターが静かにそれでいてよく響き渡る声でたった一言。
マスター
いらっしゃい
店には客がいることもありますが、仲間同士でワイワイと騒いでいる客は稀です。
ほとんどの客がそのバーの静かな雰囲気を楽しんでいるので、客が何人いようとその場の雰囲気が
壊されることはありません。
この静かな雰囲気に唯一許される音源、それがジャズです。
ジャズというのは、バーでウィスキーを飲みながら聴くために考案された音楽ではないか?と思ってしまうくらい、ジャズというのはバーの雰囲気に合っています。
カウンターに座りいつものウィスキーを注文します。
シングルモルトウィスキーのハイランドパーク、これが私の定番のウィスキーです。
これを定番としている理由は特にありません。
・・・いや、理由はあるのですが、残念ながら「何となく」という言葉しか見つかりません。もちろん、単純に「美味しいから」でもあるのですが。
「私にもっと語彙力があれば・・」といつも思います。
あえて表現するならば「自分の感覚に合っている」とでもいうのでしょうか。
様々なウィスキーを飲み比べて、一番私に合っているのがこの「ハイランドパーク」だと直感したのです。
適度に薄暗いバー
かすかに聞こえる他の客の声
テンポよく、そして静かに流れるジャズ
これらがハイランドパークと融合すれば、何とも言えないその場の雰囲気が完成です。
あとは、限りあるその貴重な時間を存分に味わい、そして楽しむだけ・・・
私はこの雰囲気に酔いしれる度にいつもこう思うのです。
「こんな貴重な雰囲気を味わえる場は他にはたった1つしかない。」
先ほども言ったように、それが、山のテント泊の夜なのです。
あなたが独自に吟味を重ねて必要と判断したザックの中の道具ですが、おそらく半分以上、いや2/3以上は一切使うことなくあなたは無事下山すると思います。
私の場合、初めての登山が雪山登山だったにも関わらず2/3以上はザックの中に眠ったままでした 笑 初登山後、あなたは改めてザックに入れた道具を見直します。そしてこう思うはずです。 【あなた】 万が一のことを考えると必要なものもあるけど、いくらなんでもこれはいらないな。それとこれがあったら便利だったな! 山での出来事の何もかもが初体験のあなた。 あなたは山で多くのことを学び、そしてスポンジが水を吸い取るが如く頭に吸収したはずです。 |
その学びを基にあなたはザックの中の道具を厳選します。
すると、あなたのザックの中身は前回と比べるとガラリと変わり無駄がそぎ落とされているはずなのです。 場合によっては、私が考えもつかないような便利グッズが入っていることもあるかもしれません。 「無駄のない厳選された道具を携えた登山」 それがウルトラライト登山の最も基本的な考え方であり、登山を最高に快適で最高に楽しいものにしてくれるのです。 そうして厳選された登山道具たちは唯一無二の存在となり、あなたのかけがえのない相棒になるはずです。 |
ウルトラライトという考え方
ある夏の夜、私はとある山の中腹、遠くに連なる山々と満点の星が一望できる場所にいます。
時間は9時といったところでしょうか。夕食を終え、片付けも済んでテントの横でホッと一息ついたところ、待ちに待った最高の時間の到来です。
晩酌の準備をしようとザックをゴソゴソし、取り出したるは銀色に輝く愛用のスキットル。
この時、スキットルに入っているのは、やはりハイランドパークです。
ここでウィスキーを飲む場合、当然ながら、バーのように蝶ネクタイのマスターはいません。適度に騒がしい他の客もいません。
まるっきり私一人です。そして、そこで味わう圧倒的な静けさ。
そんな中で飲むウィスキーも格別ですが、時にはちょっとだけ音が欲しい時もあります。
あまりにも静かすぎる・・・と。
そんな時、私はポケットのスマホを取り出し、ピピッと操作、その結果・・ゆっくりと流れる音楽。そうジャズです。
この時、イヤホンのようなヤボなものは使いません。
周りには私1人、そんなものは必要ないのです。
音量を絞る必要もないのですが、私はちょっと音量を抑えて聴きます。
すると、ちょうど隣の演奏会場で奏でるジャズがたまたまこちらに流れてきているような・・そんな雰囲気を味わうことができるのです。
静かな中で飲むウィスキーは格別ですが、ちょっとだけ音が欲しい時、そんな聴き方もオススメです!
時間は9時といったところでしょうか。夕食を終え、片付けも済んでテントの横でホッと一息ついたところ、待ちに待った最高の時間の到来です。
晩酌の準備をしようとザックをゴソゴソし、取り出したるは銀色に輝く愛用のスキットル。
この時、スキットルに入っているのは、やはりハイランドパークです。
ここでウィスキーを飲む場合、当然ながら、バーのように蝶ネクタイのマスターはいません。適度に騒がしい他の客もいません。
まるっきり私一人です。そして、そこで味わう圧倒的な静けさ。
そんな中で飲むウィスキーも格別ですが、時にはちょっとだけ音が欲しい時もあります。
あまりにも静かすぎる・・・と。
そんな時、私はポケットのスマホを取り出し、ピピッと操作、その結果・・ゆっくりと流れる音楽。そうジャズです。
この時、イヤホンのようなヤボなものは使いません。
周りには私1人、そんなものは必要ないのです。
音量を絞る必要もないのですが、私はちょっと音量を抑えて聴きます。
すると、ちょうど隣の演奏会場で奏でるジャズがたまたまこちらに流れてきているような・・そんな雰囲気を味わうことができるのです。
静かな中で飲むウィスキーは格別ですが、ちょっとだけ音が欲しい時、そんな聴き方もオススメです!
では、そもそもウルトラライト登山とは一体なんなのか?
ウルトラライトとは、ザックの中の道具を極限まで厳選して可能な限り身軽に山に行こう、そしてより深く自然と向き合おうという考え方です。 |
つまり「無駄のない厳選された道具を携えた登山」ということなのです。
もちろん道具を厳選した結果、足りないものや不具合が生じてはいけません。 全く不具合が生じることのない程度に道具を厳選することに、ウルトラライト登山の意味があるのです。 例えば、たった1つのコッヘルだけで全ての料理を作ったり、防寒具とレインウェアを併用したり、薄いテントを使用したり・・・ もちろん、ウルトラライト登山を実践するにはそこそこ登山の経験値が必要になりますが、ウルトラライト登山を身につけることができれば、今よりももっと気軽に登山を楽しむことができるのです。 |
私とウルトラライト登山の出会い
私が登山を始めてから、もう15年余りの時が経過しました。その間、絶え間なく山に登り続けていたのかと言うとそうでもなく、本業に時間を取られてなかなか山に登ることができない時期もありました。
ただ、心はいつも山にあったように思います。
登山を始めた頃、私はとにかく山の頂上に立つことに夢中でした。それもより困難なルートで登ることにやりがいを感じていました。
傾斜角40度近くにもなる岩場ばかりのルートをあえて選ぶこともあれば、登山道を全く無視してコンパスだけを頼りに道なき道を進んで登頂を目指したこともあり、それらを乗り越えて得られる達成感こそが私にとっての登山の全てでした。
登山を始めてから3〜4年間はずっと単独行(一人での登山)を行なっていましたが、より高度な技術を身につけるためには登山技術を教えてくれる師匠が必要でした。そうして私は山岳会に入会したのでした。
山岳会に入会した時のことは
「山で負った自分史上最悪の怪我とは?前編」「山で負った自分史上最大の怪我とは?後編」の記事をそれぞれ読んでみてくださいね。
この時に首の骨を折るという大怪我を負い、山岳会を辞めざるを得なくなった私でしたが、この怪我が私の登山に対する考え方を一変させるキッカケとなったのです。
こうして私の登山スタイルは大きな転換期を迎えたのでした。
ただ、心はいつも山にあったように思います。
登山を始めた頃、私はとにかく山の頂上に立つことに夢中でした。それもより困難なルートで登ることにやりがいを感じていました。
傾斜角40度近くにもなる岩場ばかりのルートをあえて選ぶこともあれば、登山道を全く無視してコンパスだけを頼りに道なき道を進んで登頂を目指したこともあり、それらを乗り越えて得られる達成感こそが私にとっての登山の全てでした。
【わたし】
より困難なルートを制してこそ山に登る意味がある!もっともっと登山技術を身につけて、いずれは海外の山にも挑戦したい!
より困難なルートを制してこそ山に登る意味がある!もっともっと登山技術を身につけて、いずれは海外の山にも挑戦したい!
登山を始めてから3〜4年間はずっと単独行(一人での登山)を行なっていましたが、より高度な技術を身につけるためには登山技術を教えてくれる師匠が必要でした。そうして私は山岳会に入会したのでした。
山岳会に入会した時のことは
「山で負った自分史上最悪の怪我とは?前編」「山で負った自分史上最大の怪我とは?後編」の記事をそれぞれ読んでみてくださいね。
この時に首の骨を折るという大怪我を負い、山岳会を辞めざるを得なくなった私でしたが、この怪我が私の登山に対する考え方を一変させるキッカケとなったのです。
【わたし】
もう、山で怪我をするわけにはいかない!もっとのんびりと楽しく山を楽しむやり方もあるんじゃないか?
もう、山で怪我をするわけにはいかない!もっとのんびりと楽しく山を楽しむやり方もあるんじゃないか?
こうして私の登山スタイルは大きな転換期を迎えたのでした。
日本には、エベレスト登山ほどの極地の山は存在しません。登頂のために麓に数週間滞在、なんてこともまずあり得ません。
テント泊での登山にしても、ほとんどの登山家が2〜3泊、どんなに長くても1週間でしょう。 エベレスト登山でのトイレ事情と比較すると、大したことありませんよね!? やはり自分で出した排泄物は自分で持ち帰る!この考え方を基本とし、携帯トイレの常備をオススメします。 昨今は災害対策グッズの品数も豊富で、あなたに合った携帯トイレを選択することができます。 あなたの街のホームセンター、もしくは薬局に行けば、多種類取り扱っているので、ぜひとも足を運んでみてください! あと、携帯トイレについて私からアドバイスです。 ぶっつけ本番で山で使う前に、ぜひとも実際に外で使ってみることをオススメします。なぜなら、家の個室トイレでの排泄に慣れてしまっているあなたが、いきなり外で携帯トイレに排泄しようとしても力んでしまって排泄できないからです。 私は、今でこそ山では携帯トイレでの排泄が当たり前ですが、かつては携帯トイレなどというものの存在を知らず、山に排泄してしまったことがあるのです。 この時、お腹が痛くてどうしようもなかったのですが、なぜかどうしても排泄することができず、お腹の容量の限界近くにまで達してようやく排泄することができたという苦い思い出です。 その時の様子をちょっとお話ししますね。 |山で元服を果たした私のお話 ある日、ある山の中で、私は猛烈にお腹が痛くなってすぐに用を足したくなったのです! この時、私はまだ登山初心者だったので、排泄に関しては非常に苦労しました。 私は普段から便器に座って用を足すことにあまりにも慣れ過ぎてしまっていたのです!(まあ、それが普通ですよね 笑) まして未だに綺麗に掃除された個室でないと用を足すことが嫌な私。 そうは言っても下山するまで我慢することなどできない。 どうしてもその場で野〇〇をせざるを得ない。 で、意を決して茂みの中へと入っていき、周りを気にしながらズボンとパンツを下ろしてキバッたのですが・・・出ない! そうです!もしかしたらあなたも経験があるかもしれませんが、あまりにも普段と違う環境だと 本人の意思とは関係なくお尻が勝手に力んでしまって出なくなってしまうのです! この時、何度も何度もキバってみたのですがやはり出ない・・・ 仕方なくトイレットペーパーでお尻をふき(一応)パンツとズボンをはき、この上なく不快なお腹を抱えたまま歩行を続けましたが、この時私は一計を案じて、少し多めに水を飲みました。 いくら力んで出なくてもお腹の許容値を越えれば嫌でも出てくるだろう!というわけです。 そうして歩くこと約30分、再び私のお腹にビッグウェーブがやってきたのです! |
先ほどとは比べものにならないくらいの、もはや津波と言ってもいいでしょう。
私は何ら迷うことなく茂みに駆け込み、ズボンとパンツを高速で降ろしサッと最終ポジションにつきました。 すると私のお尻は一瞬だけ力みを見せましたが、その後は諦めたように〇〇○の排出を許し、〇〇○はナイアガラの滝のように流れ出ていきました! |
その時の快感、開放感、スッキリ感は、今でも忘れることができません!
そうして山で無事、野〇〇の元服を果たした私。 この時の境に何ら迷うことなく山で、用を足すことができるようになったのです! |山はトイレにあらず! 山をこよなく愛する私。その私が自分の〇〇○で山を汚すなどもってのほか!と基本的には思っています。 ただ、私の〇〇○程度ならば簡単に分解し、土にしてくれる山のおおらかさに甘えてしまっている自分もいます。 もし私があなたにトイレについて何かアドバイスするとすれば、こうです。 ●ザックには必ずトイレットペーパーを入れる ●携帯トイレを使用する ●土に用を足す時は、穴を掘ってそこにする また、小便くらいならいいだろうと気軽に山で用を足す人もいますが、基本的には小便ボトルを持参しそこに入れるようにしましょう! 誰もが気持ちよく登れる山!それはあなたのマナーにかかっているのです! マナーを守れる人が快適登山を満喫することができるのです! |
ウルトラライト登山を教えてくれたショップ
【わたし】
のんびりと登山をするということは、つまり自然の景色を楽しみながら山を歩き回るということ・・・かな?
のんびりと登山をするということは、つまり自然の景色を楽しみながら山を歩き回るということ・・・かな?
怪我をする前、私は比較的ハードな登山ばかり行ってきたので「のんびりと登山を楽しむ」ということがよくわかりませんでした。
山に登る以上は登頂しなくちゃ意味がない!という考え方に囚われすぎたいたのです。もちろん頭では、登頂ばかりが登山じゃないということはわかっていたのですが、山に登り始めるとどうしても足が頂上の方に向いてしまう・・・
それに、頂上に向かわずただ登山道を歩きまわっているだけでは面白くもなんともないのです。
【わたし】
やはり危険覚悟で頂上を目指す登山をするしかない!・・・けど、家族の反対が心配・・
やはり危険覚悟で頂上を目指す登山をするしかない!・・・けど、家族の反対が心配・・
そんな悩める私に「のんびりと登山を楽しむ」という極意を教えたくれたのが「ハイカーズデポ」という一風変わった登山ショップでした。
ハイカーズデポのコンセプト
「ライト、シンプル&ナチュラル」というコンセプトで登山道具をセレクト、そして「ウルトラライトハイキング」を提唱する登山ショップ、それがハイカーズデポです。
ハイカーズデポの店主であり、日本のウルトラライトの第一人者でもある土屋智哉氏は言います。
【土屋さん】
大事なことは道具を使うことじゃなく、まず自然の中へ行くこと。歩くこと。
大事なことは道具を使うことじゃなく、まず自然の中へ行くこと。歩くこと。
この言葉で、私はウルトラライトという考え方をこのように解釈しました。
"まずは、自然の中を歩く。この時、ザックの中身はほんの少しでいい。財布、タオル、スマホ、レインウェアくらいでいい。そして、山のどこに向かって歩いてもいい。山の麓をグルっと一周してもいいし、なんなら頂上に向かってもいい。私は歩きながらこう考える。
【わたし】
出来るだけ今の身軽さを維持したまま、山をもっと楽しむためには最低限どんな道具が必要だろうか?
出来るだけ今の身軽さを維持したまま、山をもっと楽しむためには最低限どんな道具が必要だろうか?
山を歩きながら自分なりの山の楽しみ方を見出し、そこに最低限必要な道具だけを持ち込む。そこにこそ山を楽しむ極意がある。"
私が登山初心者だったとき、ザックには使いもしない登山道具や着替え、食料等が大量に入っており、ザックの重さは20kgくらいありました。
もちろん登山ごとにザックの中の荷物を見直してはいましたが「登山では多くの荷物を背負うもの」という考えが私の頭にこびりついていたのです。
登山の度に1週間くらい前から登山計画を立てて、ザックの中身を揃え、時には登山ショップで足りないものを購入し・・・とにかく完璧なまでに装備を整えていました。当時の私にとって登山はビッグイベントという扱いだったのです。
【わたし】
何が起きるかわからない登山。いざという時のために道具はたくさんあった方が良いに決まってる!
何が起きるかわからない登山。いざという時のために道具はたくさんあった方が良いに決まってる!
まったく疑うことなく頑なにそう考えていた私は、半ば意地になって毎週登山をしていました。そんな私の姿はまさに「バカでかいザックを背負って、ハアハアと息を切らし、今にも死にそうな顔をしている登山家」そのものだったのです。
そんな私とハイカーズデポとの出会いは「PEAKS」という登山雑誌でした。
店主である土屋智哉氏のウルトラライトハイキングという考え方に大いに感銘を受け、ある年の9月、土屋氏のウルトラライトの考え方について私が解釈したとおりのことを実際に試してみたのです。
小さなザックに財布、タオル、スマホ、レインウェアだけ入れて、登山靴ではなくスニーカーを履き、極限まで身軽なスタイルで登山をしてみたのです。別に頂上を目指すつもりはありませんでした。ただ、ウルトラライトハイキングを試してみたかったのです。
すると、今まで全く気付かなかった山の素晴らしさに気づく余裕が生まれたのです!山の斜面に自生する木々の種類やその木々を育む豊かな土壌、そしてそこを住処にする野生の動物など、本来の山の姿に気づくことができたのです。
また、そこから「次回はどんな道具を持っていこうかな♬」と考える楽しみもできました。
「無駄なものは極力省いて身軽な登山を!」ウルトラライトの考え方は、そんなことを可能にしてくれるのです!
【土屋さん】
登山道具を揃えるよりも、とにかく山を歩いてみる!そうすることではじめて見えてくるものがある!
登山道具を揃えるよりも、とにかく山を歩いてみる!そうすることではじめて見えてくるものがある!
見えてくるものは、山の本当の楽しさや美しさ、そして本当に必要な道具なのです。
もちろん、極限まで身軽なスタイルでの登山は危険が伴います。その危険を十分に認識し、危険が及ばない範囲のハイキングルートに限定すべきであることは言うまでもありません。
もしあなたが登山初心者であっても、こんな登山の方法論があることをぜひとも知っておいてくださいね!
日本には、エベレスト登山ほどの極地の山は存在しません。登頂のために麓に数週間滞在、なんてこともまずあり得ません。
テント泊での登山にしても、ほとんどの登山家が2〜3泊、どんなに長くても1週間でしょう。 エベレスト登山でのトイレ事情と比較すると、大したことありませんよね!? やはり自分で出した排泄物は自分で持ち帰る!この考え方を基本とし、携帯トイレの常備をオススメします。 昨今は災害対策グッズの品数も豊富で、あなたに合った携帯トイレを選択することができます。 あなたの街のホームセンター、もしくは薬局に行けば、多種類取り扱っているので、ぜひとも足を運んでみてください! あと、携帯トイレについて私からアドバイスです。 ぶっつけ本番で山で使う前に、ぜひとも実際に外で使ってみることをオススメします。なぜなら、家の個室トイレでの排泄に慣れてしまっているあなたが、いきなり外で携帯トイレに排泄しようとしても力んでしまって排泄できないからです。 私は、今でこそ山では携帯トイレでの排泄が当たり前ですが、かつては携帯トイレなどというものの存在を知らず、山に排泄してしまったことがあるのです。 この時、お腹が痛くてどうしようもなかったのですが、なぜかどうしても排泄することができず、お腹の容量の限界近くにまで達してようやく排泄することができたという苦い思い出です。 その時の様子をちょっとお話ししますね。 |山で元服を果たした私のお話 ある日、ある山の中で、私は猛烈にお腹が痛くなってすぐに用を足したくなったのです! この時、私はまだ登山初心者だったので、排泄に関しては非常に苦労しました。 私は普段から便器に座って用を足すことにあまりにも慣れ過ぎてしまっていたのです!(まあ、それが普通ですよね 笑) まして未だに綺麗に掃除された個室でないと用を足すことが嫌な私。 そうは言っても下山するまで我慢することなどできない。 どうしてもその場で野〇〇をせざるを得ない。 で、意を決して茂みの中へと入っていき、周りを気にしながらズボンとパンツを下ろしてキバッたのですが・・・出ない! そうです!もしかしたらあなたも経験があるかもしれませんが、あまりにも普段と違う環境だと 本人の意思とは関係なくお尻が勝手に力んでしまって出なくなってしまうのです! この時、何度も何度もキバってみたのですがやはり出ない・・・ 仕方なくトイレットペーパーでお尻をふき(一応)パンツとズボンをはき、この上なく不快なお腹を抱えたまま歩行を続けましたが、この時私は一計を案じて、少し多めに水を飲みました。 いくら力んで出なくてもお腹の許容値を越えれば嫌でも出てくるだろう!というわけです。 そうして歩くこと約30分、再び私のお腹にビッグウェーブがやってきたのです! |
先ほどとは比べものにならないくらいの、もはや津波と言ってもいいでしょう。
私は何ら迷うことなく茂みに駆け込み、ズボンとパンツを高速で降ろしサッと最終ポジションにつきました。 すると私のお尻は一瞬だけ力みを見せましたが、その後は諦めたように〇〇○の排出を許し、〇〇○はナイアガラの滝のように流れ出ていきました! |
その時の快感、開放感、スッキリ感は、今でも忘れることができません!
そうして山で無事、野〇〇の元服を果たした私。 この時の境に何ら迷うことなく山で、用を足すことができるようになったのです! |山はトイレにあらず! 山をこよなく愛する私。その私が自分の〇〇○で山を汚すなどもってのほか!と基本的には思っています。 ただ、私の〇〇○程度ならば簡単に分解し、土にしてくれる山のおおらかさに甘えてしまっている自分もいます。 もし私があなたにトイレについて何かアドバイスするとすれば、こうです。 ●ザックには必ずトイレットペーパーを入れる ●携帯トイレを使用する ●土に用を足す時は、穴を掘ってそこにする また、小便くらいならいいだろうと気軽に山で用を足す人もいますが、基本的には小便ボトルを持参しそこに入れるようにしましょう! 誰もが気持ちよく登れる山!それはあなたのマナーにかかっているのです! マナーを守れる人が快適登山を満喫することができるのです! |
最後に
かつて私はハードな登山ばかりに挑戦していたので登山道具は多くて当たり前、ザックは重くて当たり前でした。
しかし、もっと気軽に、身軽に、快適に登山を楽しむ考え方もあるということを知ることにより、さらに登山を深く理解できたように思います。
ウルトラライト登山は決して登山経験者のためだけの考え方ではありません。登山初心者のあなたにも是非とも取り入れていただきたい考え方です。
ただ・・・あなたがウルトラライト登山に挑戦する時、ザックにパンパンに荷物を積めていくか、それとも極端に身軽なスタイルで行くか。
個人的には身軽なスタイルでとにかく山を歩きましょう!と言いたいところですが、登山初心者があまりにも身軽すぎるスタイルで登山に挑戦することには反対せざるを得ません。
安全面を考えると、いくら「身軽に!」とは言ってもやはり必要最低限の荷物はザックに積めていただきたいのです。
必要最低限の荷物についてはこちらを参照していただければ一目瞭然です。
安全を確保することができるのであれば、あとはザックの中身をどう増やすか、又は減らすかはあなた次第です。
「気軽に、身軽に、快適に」の感覚は人それぞれ異なります。今は登山初心者であるあなたも是非積極的に山に出かけて歩いてみてください。
そしてあなた独自のウルトラライト登山スタイルを確立していただきたいと思います。そうすれば、あなたは自分の庭を散歩するかのように登山に出かけることができるようになるはずです!
しかし、もっと気軽に、身軽に、快適に登山を楽しむ考え方もあるということを知ることにより、さらに登山を深く理解できたように思います。
ウルトラライト登山は決して登山経験者のためだけの考え方ではありません。登山初心者のあなたにも是非とも取り入れていただきたい考え方です。
ただ・・・あなたがウルトラライト登山に挑戦する時、ザックにパンパンに荷物を積めていくか、それとも極端に身軽なスタイルで行くか。
個人的には身軽なスタイルでとにかく山を歩きましょう!と言いたいところですが、登山初心者があまりにも身軽すぎるスタイルで登山に挑戦することには反対せざるを得ません。
安全面を考えると、いくら「身軽に!」とは言ってもやはり必要最低限の荷物はザックに積めていただきたいのです。
必要最低限の荷物についてはこちらを参照していただければ一目瞭然です。
安全を確保することができるのであれば、あとはザックの中身をどう増やすか、又は減らすかはあなた次第です。
「気軽に、身軽に、快適に」の感覚は人それぞれ異なります。今は登山初心者であるあなたも是非積極的に山に出かけて歩いてみてください。
そしてあなた独自のウルトラライト登山スタイルを確立していただきたいと思います。そうすれば、あなたは自分の庭を散歩するかのように登山に出かけることができるようになるはずです!
日本には、エベレスト登山ほどの極地の山は存在しません。登頂のために麓に数週間滞在、なんてこともまずあり得ません。
テント泊での登山にしても、ほとんどの登山家が2〜3泊、どんなに長くても1週間でしょう。 エベレスト登山でのトイレ事情と比較すると、大したことありませんよね!? やはり自分で出した排泄物は自分で持ち帰る!この考え方を基本とし、携帯トイレの常備をオススメします。 昨今は災害対策グッズの品数も豊富で、あなたに合った携帯トイレを選択することができます。 あなたの街のホームセンター、もしくは薬局に行けば、多種類取り扱っているので、ぜひとも足を運んでみてください! あと、携帯トイレについて私からアドバイスです。 ぶっつけ本番で山で使う前に、ぜひとも実際に外で使ってみることをオススメします。なぜなら、家の個室トイレでの排泄に慣れてしまっているあなたが、いきなり外で携帯トイレに排泄しようとしても力んでしまって排泄できないからです。 私は、今でこそ山では携帯トイレでの排泄が当たり前ですが、かつては携帯トイレなどというものの存在を知らず、山に排泄してしまったことがあるのです。 この時、お腹が痛くてどうしようもなかったのですが、なぜかどうしても排泄することができず、お腹の容量の限界近くにまで達してようやく排泄することができたという苦い思い出です。 その時の様子をちょっとお話ししますね。 |山で元服を果たした私のお話 ある日、ある山の中で、私は猛烈にお腹が痛くなってすぐに用を足したくなったのです! この時、私はまだ登山初心者だったので、排泄に関しては非常に苦労しました。 私は普段から便器に座って用を足すことにあまりにも慣れ過ぎてしまっていたのです!(まあ、それが普通ですよね 笑) まして未だに綺麗に掃除された個室でないと用を足すことが嫌な私。 そうは言っても下山するまで我慢することなどできない。 どうしてもその場で野〇〇をせざるを得ない。 で、意を決して茂みの中へと入っていき、周りを気にしながらズボンとパンツを下ろしてキバッたのですが・・・出ない! そうです!もしかしたらあなたも経験があるかもしれませんが、あまりにも普段と違う環境だと 本人の意思とは関係なくお尻が勝手に力んでしまって出なくなってしまうのです! この時、何度も何度もキバってみたのですがやはり出ない・・・ 仕方なくトイレットペーパーでお尻をふき(一応)パンツとズボンをはき、この上なく不快なお腹を抱えたまま歩行を続けましたが、この時私は一計を案じて、少し多めに水を飲みました。 いくら力んで出なくてもお腹の許容値を越えれば嫌でも出てくるだろう!というわけです。 そうして歩くこと約30分、再び私のお腹にビッグウェーブがやってきたのです! |
先ほどとは比べものにならないくらいの、もはや津波と言ってもいいでしょう。
私は何ら迷うことなく茂みに駆け込み、ズボンとパンツを高速で降ろしサッと最終ポジションにつきました。 すると私のお尻は一瞬だけ力みを見せましたが、その後は諦めたように〇〇○の排出を許し、〇〇○はナイアガラの滝のように流れ出ていきました! |
その時の快感、開放感、スッキリ感は、今でも忘れることができません!
そうして山で無事、野〇〇の元服を果たした私。 この時の境に何ら迷うことなく山で、用を足すことができるようになったのです! |山はトイレにあらず! 山をこよなく愛する私。その私が自分の〇〇○で山を汚すなどもってのほか!と基本的には思っています。 ただ、私の〇〇○程度ならば簡単に分解し、土にしてくれる山のおおらかさに甘えてしまっている自分もいます。 もし私があなたにトイレについて何かアドバイスするとすれば、こうです。 ●ザックには必ずトイレットペーパーを入れる ●携帯トイレを使用する ●土に用を足す時は、穴を掘ってそこにする また、小便くらいならいいだろうと気軽に山で用を足す人もいますが、基本的には小便ボトルを持参しそこに入れるようにしましょう! 誰もが気持ちよく登れる山!それはあなたのマナーにかかっているのです! マナーを守れる人が快適登山を満喫することができるのです! |