2021.07.14

ユニクロで揃う完璧なボルダリングの服装

ユニクロで揃う完璧なボルダリングの服装
こんにちは!登山家の松浦です。
今回はボルダリング時の服装、装備品についてお話しします。
今やオリンピックの正式種目となったボルダリング。

やってみたいが、どうやって始めたらいいかわからない・・・
そんな人も多いと思います。

そこで!そんなあなたのために、ボルダリングのファーストステップである服装や装備品についてここでシェアしてみようと思います。

ボルダリングを始めたいと思っているあなたの背中をソッと押すような・・・
そんな内容の記事です。

それではどうぞ!

ボルダリングに最適な服装とは?

あなたはボルダリングというスポーツを知っていますか?

オリンピックの正式種目にもなり、かなり広く知れ渡った感がありますが、
[あなた]
何だそりゃ?

というあなたのために、簡単に説明しますね!

ボルダリングとは、ロープやカラビナなどを使用せず自らの手足だけで垂直の岩壁を登ることを言います。
もともとは登山技術の1つでした。
例えば・・・
[あなた]
頂上にたどり着くにはこの崖の上に登らないとダメだっ!

となった時、その時点で引き返すか、それとも諦めずに崖を登るか。登山家ならば、やはり登りたくなるものです!

そんな時に役に立つのがボルダリングの技術!というわけなのです。

そんなボルダリング、実は登山初心者の知人からこんな指摘を受けました。
[あなた]
ロープやカラビナを使わない!?もし滑落したら大怪我か死んでしまうじゃないか!

もちろん、ボルダリングで5m以上の高所に登ることはほとんどありません。
ボルダリングの場合、高くてもせいぜい2mか3mくらいの高さの岩壁が登るべき対象となります。
[あなた]
それでも落ちたら大怪我するよ!?

そのために岩壁を登る時は、必ず2人以上で行います。つまり、1人が登る時はもう1人が落下に備えて下で構えるということになります。
また、登る人の下に、持ち運びができる大型のマットを下に敷くこともあります
では、ここで考えてみましょう。ボルダリングに最も適した服装は何か?

ボルダリングとは両手両足から腹筋、背筋、身体の全てを酷使する登山技術であり、身軽な服装であることに越したことはありません。

しかし、ボルダリングの本質は、登山の道中で頂上に到達するために行う1つの登山技術です。

従って、山道を歩くスタイルがボルダリングに最も適した服装ということになります。
つまり、こんな服装ですね。

多少動きに制限が出てしまいますが、安全面等を考えると、この服装が最も適していると思います。

ところが・・です。

そんな登山技術の1つに過ぎないボルダリング、徐々に1つのスポーツとして認知され始めました。

近年では、ボルダリングが独立して1つの競技にまで発展し、今ではオリンピック競技になるまでメジャーなスポーツとなりました。約3年後の東京オリンピックの正式種目となったことは、あなたも御存じかもしれません。

ボルダリング自体が単独のスポーツとなった今、必ずしも登頂のための技術ではなくなったのです。
私と小説「神々の山嶺」との出会いは、原作者である夢枕獏を経由したものでした。と言っても別に原作者に直接お会いできたわけではありません。

約10年前、当時ビジネスマン向けに発行していた月刊誌「KING」で、夢枕獏氏は自身の旅行記の連載を持っていました。わずか2〜3ページの短い連載ページでしたが、その文章は知性に溢れ、ユーモアセンスに富み、人を惹きつけるに十分な魅力を持ったものでした。

[わたし]
なんでもいい!この人の著書を読んでみたい!


そんな強烈な願望を持ち、すぐにyahooで夢枕獏氏の著書を調べてみました。数々の小説タイトルがヒットしましたが、ジャンルに偏りはなく、オカルト、SF、時代物、格闘技と多岐に渡っていました。

そんな中で一際私の目を引いた小説が「神々の山嶺」だったのです。夢枕獏氏の代表作ともいうべき作品とあり、何よりも私自身が登山にのめり込み始めた頃だったということもありました。

数日後の仕事帰りに、大阪は梅田の大型書店「紀伊国屋」へと立ち寄り小説コーナーを物色するとすぐに発見、分厚い単行本の「神々の山嶺」が上下巻に別れて陳列されていたのです。

1ミリも迷いことなく、ただちに上下巻を手にしてレジへと走り、ウキウキ気分で帰路につきました。

その日はちょうど金曜日。再び出勤する日までの2日間、私は「神々の山嶺」の世界に没頭することとなったのでした。

変化したボルダリングの服装

では、ボルダリングがメジャーなスポーツになることによって、ボルダリングの服装はどう変化したか?

先ほども言ったように、ボルダリングは両手両足から腹筋、背筋、身体の全てを酷使します。そのため、服装は身軽さが最も重要視されます。

例えば、こんな服装です。
[怒れるベテラン登山家]
そんな軽装で岩を登るなんて!山をナメるのもいい加減にしろ!

・・・と、怒る人がいても全く不思議ではないほど、最近は軽装が主流です。

正直言って、私もこんな軽装で岩を登るなんて正気の沙汰じゃないと思います。
いくら下でパートナーが落下に備えていると言っても、マットを敷いていると言っても、やはり登山の服装が正しいのでは?と思います。

あなたのようにボルダリング初心者ならばなおさらです。

ただし・・・「山の岩壁」を登るならば、という条件が付きます。どういうことか?
以前、山に”似合う”車ということで記事を書いたことがありました。

「山に”似合う”車とは?雰囲気重視の車選び」

登山をするために「便利な」ということではなく、山に合う車は何か?ということで
私がシェアした車がミニクーパーでした。

街乗りのイメージが強い車ですが、実はかつてラリーで優秀な成績を収めたこともある
悪路にも強い、とてもパワフルな車なのです。

しかも、小さいボディーにも拘らず内装は広く、登山で使う程度の荷物ならば楽々入ります。
さすがに車中泊はちょっと辛いのですが、それは外にテントを張って解決!

まるで自分の相棒のような、親友のようなミニクーパーが最も山に似合う車と思っています。

クライミングジムでもユニクロの服がベスト

ボルダリングについて全くの未経験者がいきなり自然の岩壁に挑戦することは絶対におすすめできません。確実に怪我します!

では、ボルダリング初心者はどうしたらいいのか?
実は、山の岩壁でなくてもボルダリングを楽しむことができるのです。

最近、各地でオープンし、テレビでもよく知られているのであなたも御存じかも知れません。
実は、山の岩壁以外でボルダリングができる施設があるのです!

それがクライミングジムです。
今や有名になったクライミングジムですが、あなたは行ったことはありますか?
[あなた]
興味はあるけど、1人じゃ行きづらいし、初めてでヘタクソだったら恥ずかしい・・・

と、実は二の足を踏む人が多くいらっしゃいます。

とは言え、もしあなたがボルダリング全くの未経験者ならば、まずはクライミングジムで経験を積むことをおすすめします。

では、クライミングジムではどんな服装がベストか?

先ほど紹介したハーフパンツとロングTシャツがベストですが、クライミングジムでは動きやすければどんな服装でも問題ありません。山ではなく、室内の施設ですから当然ですよね!

私の経験上、クライミングジムのために服装を準備するならば、ユニクロの服が最も適していると考えます。

なぜなら、ジム内とはいえ怪我をする可能性がゼロではない以上、服装はより動きやすく丈夫な生地のものが最適です。

その点ユニクロの服は、どれもスタイリッシュで生地も丈夫、そしてリーズナブル!

例えばこれ

ユニクロ イージーユーティリティーショートパンツ
ハープパンツだから可能な、身体のどんな動きも邪魔しないゆとりのあるデザイン、そして丈夫な生地は、ボルダリングに最適と言えます!

上着もまた動きやすさ、生地の丈夫さが求められますが、私のオススメはロングTシャツです。
例えばこれ

ユニクロ ウォッシュボーダーT(長袖)
半袖のシャツやT-シャツでももちろんオッケーですが、本来ボルダリングは山の岩場で行なうものです。ボルダリングジムはその練習に過ぎません。

ボルダリングジムで、あまりにも軽装に慣れ過ぎてしまうと、いざ山の岩場でボルダリングに挑戦しようとする時に苦労することになります。

なぜか?

半袖と長袖。普段の生活ではあまり意識することはありませんが、あなたはきっとボルダリング中の長袖の煩わしさにイライラするはずです。

とはいえ、山の岩場のボルダリングでは、半袖だと肌の露出が大きくあまりにも危険です。

それにジムでのボルダリングとはいえ、怪我をすることも十分考えられます。

山での肌の露出は出来るだけ避けること!登山家の鉄則です。

従って、このロングTシャツをおすすめします。

また、もしあなたが「もっと気軽にクライミングジムに行きたい!いちいち準備するのはめんど臭い。」というならば、こんな服装でジムに行くこともできます。

ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ
「スポーツするのにジーパン!?」
と思われるかもしれませんが、このジーパンのストレッチ性はすごいものがあります。

一般的にボルダリングでもっとも重要な動きが脚の動きと言われています。

その動きを邪魔しないパンツがボルダリングで履く条件になりますが、このジーパンはどんな脚の動きも全く邪魔しません。

いや、むしろ裸の状態よりも動きやすい!と言ってしまってもいいくらいかもしれません。

それに、見た目は普通のジーパンですから、ボルダリングジムを出るときも着替える必要がなく、そのまま帰宅することができます。

また、街でショッピングした帰りにジムに寄ってもいいのです!

特別な準備の必要もなく、気が向いた時にフラッとジムへ・・・そんなことが可能です!

上着については、季節にあった服装で、なおかつ汚れてもよいものがいいでしょう。
夏ならTシャツ、春秋ならロングTシャツ、冬ならトレーナー

ほとんどのジムは空調設備が備わっているのでいつでも快適です。

機能性、経済性の双方を備えたユニクロの服がベスト!
私はそう思いますが、いかがでしょうか?

その他のボルダリング装備品

ボルダリングで必要なものは服装ばかりではありません。

クライミングシューズという専用の靴が必要です。
クライミングシューズについてはこちらをご覧ください。

「クライミングシューズの選び方!共に岩壁を登る相棒はこう選べ!」

また、「チョーク」という手に付ける粉状のアイテムが必要です。
チョーク、チョークバッグについてはこちらをご覧ください。

「ボルダリングの重要アイテム!初心者におすすめの炭酸マグネシウムチョークとは?」
固形タイプ

つまり、基本的には液体タイプを使用し、チョークバッグにはカットした固形タイプのチョークを入れておきます。

そうすることで、粉末の飛散を最小限に抑えることができ、しかもより適量のチョークを手につけることができるようになるのです。

また、固形タイプのチョークは比較的安価であるため、経済的にも優れたセットです。

最後に

登山系の活動全般が大好きな私。歩く登山はもちろんのこと、山の岩壁やクライミングジムにもよく行きます。暖かい季節に山に行くと、クライミングやボルダリングに挑戦している人が多く、本当にメジャーなスポーツになってきた!と実感します。

ただ、競技人口が増えると、残念ながらどうしても怪我人が増えてしまいます。

私のある友人はボルダリング初心者の頃に怪我をした経験があり、その彼に話を聞くことができました。

彼によると・・・ボルダリングで怪我をしてしまう人の多くは、あまりにも不慣れで、あまりにも軽装なのです・・・
かつての彼もそうでした。
[怒れるベテラン登山家]
俺は形から入るタイプじゃない!ちゃんとした服装はもっと上達してから!

その気持ちはよくわかりますが、ことボルダリングに関しては、ぜひとも形から入っていただきたいと思うのです。

とは言っても、高額な登山専用の服を購入する必要はありません。比較的リーズナブルなユニクロでしっかりとした服を揃え、クライミングジムである程度腕を磨いてほしいのです。

それさえ守れば、ボルダリングは誰にとっても本当に楽しいスポーツ、きっとあなたも夢中になるはずです。

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2021.07.13

ボルダリングの重要アイテム!初心者におすすめの炭酸マグネシウムチョークとは?

ボルダリングの重要アイテム!初心者におすすめの炭酸マグネシウムチョークとは?
こんにちは!登山家の松浦です。
約2年半後に控えた56年ぶりの東京オリンピック。
私自身、過去のオリンピックでそれほど関心を持って観戦したことはないのですが、今回のオリンピックで非常に注目している競技があります。

それがボルダリングです。

登山が大好きな私なので、登山技術の1つとしてクライミングやボルダリングはある程度身についています。

しかし、それが競技となると・・・どんな雰囲気なのか、どんな盛り上がり方をするのか、非常に興味深いです!

で今回、ボルダリングを行う者にとって欠かせないアイテムを紹介しようと思います。
それがチョークです。

とは言っても、黒板に文字を書くための白いステックではありません。
チョークという白い粉のことです。

ボルダリングを行う者のほとんどは、この白い粉を手に適量つけて壁に挑むのです。
もちろん東京オリンピックに出場するボルダリングの選手たちもです!

そこで!あなたは知っていますか?

●なぜボルダリングでなぜチョークという白い粉を手につけるのか?
●つけないと一体どうなってしまうのか?
●一体どんなチョークを使えばいいのか、どんなチョークがおすすめなのか?

今回の記事でそんなあなたの質問にお答えしようと思います。

もしあなたがボルダリング初心者ならば、きっとこの記事が役に立つはずです。
ぜひ最後までご覧ください!

ボルダリングで必須の「白い粉」

あなたはボルダリングジムに行ったことはありますか?
こんな感じのジムのことです。

壁に貼り付けてある出っ張り(ホールドと言います)に手や足を引っ掛けて壁を登っていくというスポーツです。

元々は登山技術の1つとして使われた技術であり、ボルダリングジムは実際の岩場を登るための練習として使われる施設です。

それが近年、登山から独立して、スポーツとして発展したわけですね!

で、あなたが1度でもボルダリングジムに行ったことがあるならば、あることに気づいたのではないでしょうか?

そうです!壁に無数に貼り付けてあるホールドの多くには、白い粉が付着しているのです。
もちろん、定期的にジムのスタッフの方々が綺麗に白い粉を拭き取っていると思いますが、白い粉の付着はどうしても防ぐことができません。

なぜなら、クライマー*にとってこの白い粉は、無くてはならない物であるためです。

*ここでは、ボルダリングに挑戦する人のことを「クライマー」と言うことにします。
私と小説「神々の山嶺」との出会いは、原作者である夢枕獏を経由したものでした。と言っても別に原作者に直接お会いできたわけではありません。

約10年前、当時ビジネスマン向けに発行していた月刊誌「KING」で、夢枕獏氏は自身の旅行記の連載を持っていました。わずか2〜3ページの短い連載ページでしたが、その文章は知性に溢れ、ユーモアセンスに富み、人を惹きつけるに十分な魅力を持ったものでした。

[わたし]
なんでもいい!この人の著書を読んでみたい!


そんな強烈な願望を持ち、すぐにyahooで夢枕獏氏の著書を調べてみました。数々の小説タイトルがヒットしましたが、ジャンルに偏りはなく、オカルト、SF、時代物、格闘技と多岐に渡っていました。

そんな中で一際私の目を引いた小説が「神々の山嶺」だったのです。夢枕獏氏の代表作ともいうべき作品とあり、何よりも私自身が登山にのめり込み始めた頃だったということもありました。

数日後の仕事帰りに、大阪は梅田の大型書店「紀伊国屋」へと立ち寄り小説コーナーを物色するとすぐに発見、分厚い単行本の「神々の山嶺」が上下巻に別れて陳列されていたのです。

1ミリも迷いことなく、ただちに上下巻を手にしてレジへと走り、ウキウキ気分で帰路につきました。

その日はちょうど金曜日。再び出勤する日までの2日間、私は「神々の山嶺」の世界に没頭することとなったのでした。

ボルダリングで必須!「白い粉」の正体とは

白い粉の正体、それはチョークという物です。

チョークというと、どうしても黒板に文字を書くためのあの白いスティックを連想しますが、もちろんそれではありません。

ボルダリングでのチョークの役割は、いわば滑り止めです。
[あなた]
ん?手に粉なんかつけたら余計に滑ってしまうのでは?

あなたのおっしゃる通りです。ただの粉を手につけるだけでは、余計に滑ってしまいます。

では、なぜボルダリングで手にチョークをつけるのか?

実は、チョークの役割は、手の汗を吸収し、ホールドを掴んだ手が手の汗で滑ってしまわないようにすることにあるのです。

チョークの主成分は炭酸マグネシウム。この物質は体に害がなく、水分を吸収する性質を持っています。
クライマーは、ボルダリングに挑戦する前に手にチョークを適量つけて、あらかじめ汗で手が滑らないように対策をする必要があり、そのためにこの白い粉、チョークを使用するというわけなのです。
以前、山に”似合う”車ということで記事を書いたことがありました。

「山に”似合う”車とは?雰囲気重視の車選び」

登山をするために「便利な」ということではなく、山に合う車は何か?ということで
私がシェアした車がミニクーパーでした。

街乗りのイメージが強い車ですが、実はかつてラリーで優秀な成績を収めたこともある
悪路にも強い、とてもパワフルな車なのです。

しかも、小さいボディーにも拘らず内装は広く、登山で使う程度の荷物ならば楽々入ります。
さすがに車中泊はちょっと辛いのですが、それは外にテントを張って解決!

まるで自分の相棒のような、親友のようなミニクーパーが最も山に似合う車と思っています。

ボルダリングの基本スタイル 腰にチョークバッグ

ボルダリング初心者は、2〜3分くらいで腕と握力が限界に達し、地面に降りてしまいます。

ただ、上級者になればなるほど、より長時間壁に身体をキープすることができるようになります。

腕や握力が強化されるのはもちろんですが、筋力よりもバランス感覚で壁に身体をキープすることができるようになるためです。

そうなると、何度も手にチョークをつける必要が生じるのですが、まさかその度に地面に降りるわけにはいきません。

そんな時のためにチョークバックというものを腰に身につけ、必要な時いつでも手にチョークをつけることができるようにします。
これがチョークバッグです。

この中に白い粉であるチョークがたっぷりと入っているわけです。

写真では身体の真後ろ、背中の腰のあたりからお尻に垂らすようにチョークバッグを身につけていますね。

利き手側に寄せた方が便利という人もいますが、ボルダリングは両手両足をフル活用するスポーツです。利き手だけにチョークをつけるわけではありません。

私の場合、状況次第で左右どちらの手もチョークを着けやすいように、写真のように身体の真後ろに装着します。

ボルダリング重要アイテム おすすめのチョークはこれ!

チョークは基本的に「白い粉」です。ボルダリングジムに行けば、クライマーのほとんどがチョークバッグを腰に身につけていると思って間違いありません。

とはいえ、ボルダリングで重要だからと言って、クライマー全員が白い粉であるチョークを使用すると、ジム内が粉だらけになってしまいます。

実際の岩場でも、岩が粉だらけになってしまうのはあまり望ましくはありません。外だから雨が降れば流される、としてもです!

ジムによっては、粉状のチョークの使用が禁止されていることもあります。

では、どうすればいいのか?

実はチョークは、粉状のものも含めて4種類存在するのです。

それぞれ紹介しますね!


|液体タイプ
炭酸マグネシウムをアルコールに溶かしたものがほとんどです。液状なので手のシワの奥まで炭酸マグネシウムがなじみやすく、またアルコールが手の脂を取るため、より効率よく手の汗を吸い取り、フリクション性能(摩擦力)を長時間発揮します。粉末タイプのような粉の飛散がなく、屋内のクライミングジムでも使えます。ただし、液体であるため、チョークバッグに入れることはできません。


|粉末タイプ
サラサラした粉状のものと、固形が少し残ったタイプがあります。チョークバッグに入れて、クライミング中でもチョークアップ(手に炭酸マグネシウムをつけること)が可能。これをそのままチョークバッグに入れることもあります。岩場でのクライミングにおいて最も一般的に使われていますが、粉が飛散するため、使用が禁止されているクライミングジムがあります。


|固形タイプ
ブロック状になったチョーク。自分の手でつぶし、粉末にして使います。使い方は粉末タイプと同じ。小型、固形なので携帯性に優れます。固形のチョークを適当な大きさにカットし、チョークバッグに入れて使用する場合もあります。


|ボールタイプ
粉末タイプのチョークをボール状の袋の中に入れたもの。チョークが周囲に飛散する量が少ないのが特徴で、クライミングジムなど屋内でのクライミングに適しています。詰め替えができるタイプと、使いきりのものがあります。チョークバッグに入っているもののほとんどがこれです。ボールをチョークバッグに入れておけば、そのまま手にチョークをつけることができ、また粉の飛散も抑えることができます。

形状で4種類あるチョークですが、私があなたにおすすめしたいチョークはこのセットです。
固形タイプ

つまり、基本的には液体タイプを使用し、チョークバッグにはカットした固形タイプのチョークを入れておきます。

そうすることで、粉末の飛散を最小限に抑えることができ、しかもより適量のチョークを手につけることができるようになるのです。

また、固形タイプのチョークは比較的安価であるため、経済的にも優れたセットです。

最後に

ボルダリングには欠かせないチョーク。しかし、それはあくまでもサポートアイテムです。
チョークを使うからと言って、ボルダリングが上達するものでもありません。

ボルダリングに挑戦する上で大事なことは、いろいろあります。
腕の筋力、握力、高所への恐怖の克服、バランス感覚・・

しかし、最も大事なことは、ボルダリングを楽しむことだと思うのです!

多くのクライマーがチョークを使いますが、だからと言って絶対にチョークを使わなければならないというわけではありません。
ごく稀に
[あなた]
オレはほとんど手に汗をかかないから、チョークはいらないんだ!

という人もいるくらいです。

必要な時に適量使う!

チョークに頼りすぎず、このことを念頭に置いて、ボルダリングに挑戦することをおすすめします!

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2021.07.12

クライミングシューズの選び方!共に岩壁を登る相棒はこう選べ!

クライミングシューズの選び方!共に岩壁を登る相棒はこう選べ!
こんにちは!登山家の松浦です。
様々なスポーツシーンで活躍する様々なシューズ。

野球には野球専用のスパイクがあり、サッカーにはサッカー専用のスパイクがあります。ボーリングでもゴルフでもマラソンでも、もちろん登山でも!

クライミングにも当然クライミング専用のシューズがあり、岩壁のあなたを強力にサポートしてくれます!

とはいえ、クライミングシューズにも様々あり、選び方も決して簡単ではありません。
間違ったシューズを選ぶと、サポートどころかあなたの足を痛めることになってしまいます・・・

そんなクライミングシューズの選び方、あなたに伝授します!

クライミングシューズの選び方1 クライミングシューズとは?

あなたはクライミングシューズというものを見たことがありますか?
これがクライミングシューズです。もしかしたら、他のスポーツシューズと比較するとかなり異質なものに感じるかもしれません。

スニーカーのように中央に紐が通してあるが、つま先部分がかなり尖っている。そしてなんだか全体的にツルッとしている・・・

何よりも裏面です!
滑り止めの溝が全く存在せず、完全にフラットな状態です。そして裏面全体に強力な滑り止め加工が施されています。

また、実際にこのシューズの装着も非常に特徴的です。

通常のスニーカーのようにつま先部分に隙間はありません。隙間を一切作らず、まるで靴下のように足にピッタリフィットさせるのです。
[あなた]
そんなの履いたら歩きづらくないか?

その通り!はっきり言って歩きづらいです。しかし、このシューズはあくまでもクライミング用。クライミングに特化したシューズなのです。

1cm・・・いや場合によっては1cmもないくらいの岩の出っ張りに足を引っ掛けて、岩壁の頂上を目指す!そのために作られたシューズなのです。

ほんの少しの隙間すら排除して装着するクライミングシューズは、まるで何も履いていないかのようなシューズとの一体感を演出し、なおかつ荒れた岩壁からあなたの柔肌を守る役割を果たします。
私と小説「神々の山嶺」との出会いは、原作者である夢枕獏を経由したものでした。と言っても別に原作者に直接お会いできたわけではありません。

約10年前、当時ビジネスマン向けに発行していた月刊誌「KING」で、夢枕獏氏は自身の旅行記の連載を持っていました。わずか2〜3ページの短い連載ページでしたが、その文章は知性に溢れ、ユーモアセンスに富み、人を惹きつけるに十分な魅力を持ったものでした。

[わたし]
なんでもいい!この人の著書を読んでみたい!


そんな強烈な願望を持ち、すぐにyahooで夢枕獏氏の著書を調べてみました。数々の小説タイトルがヒットしましたが、ジャンルに偏りはなく、オカルト、SF、時代物、格闘技と多岐に渡っていました。

そんな中で一際私の目を引いた小説が「神々の山嶺」だったのです。夢枕獏氏の代表作ともいうべき作品とあり、何よりも私自身が登山にのめり込み始めた頃だったということもありました。

数日後の仕事帰りに、大阪は梅田の大型書店「紀伊国屋」へと立ち寄り小説コーナーを物色するとすぐに発見、分厚い単行本の「神々の山嶺」が上下巻に別れて陳列されていたのです。

1ミリも迷いことなく、ただちに上下巻を手にしてレジへと走り、ウキウキ気分で帰路につきました。

その日はちょうど金曜日。再び出勤する日までの2日間、私は「神々の山嶺」の世界に没頭することとなったのでした。

クライミングシューズの選び方2 靴底がフラットな理由

基本的に岩壁を登るために作られたクライミングシューズ。
ではなぜ、靴底がフラットなのか?
簡単に説明しますね!

”「静止摩擦係数 × 面積 × 加重=フリクション」”

この式こそがクライミングシューズがフラットである理由を示しているのです・・・とはいえ、なんのことだかさっぱりわからないと思います。

この「フリクション」とは、摩擦の大きさを示す値です。

この式によると・・・面積や加重が大きければ大きいほど摩擦が大きいということになります。つまり

”フリクション値が高い⇨摩擦が大きい⇨滑りにくい”

となり、靴底と岩壁が接触する面積が広ければ広いほど滑りにくい!ということになるのです。

クライミングシューズは、出来るだけ靴底と岩壁の接触面積を大きくするためにフラットな靴底になっているというわけです。

仮に、クライミングシューズの靴底がスニーカーのようにデコボコになっていたら、あなたは岩壁の1cmにも満たない小さな出っ張りに足をかけることができず、足を滑らしてしまうことになります。
以前、山に”似合う”車ということで記事を書いたことがありました。

「山に”似合う”車とは?雰囲気重視の車選び」

登山をするために「便利な」ということではなく、山に合う車は何か?ということで
私がシェアした車がミニクーパーでした。

街乗りのイメージが強い車ですが、実はかつてラリーで優秀な成績を収めたこともある
悪路にも強い、とてもパワフルな車なのです。

しかも、小さいボディーにも拘らず内装は広く、登山で使う程度の荷物ならば楽々入ります。
さすがに車中泊はちょっと辛いのですが、それは外にテントを張って解決!

まるで自分の相棒のような、親友のようなミニクーパーが最も山に似合う車と思っています。

クライミングシューズの選び方3 各パーツ名

普通のものと比べると、形も用途も全く違うクライミングシューズ。シューズの各パーツにもちゃんといた名前があります。

実際の岩場では、シューズの各パーツ名が日常会話のごとく飛び出てきます。

例えば、クライマーに対して下にいる人が指示を出す時・・・
[下の人]
右の岩にソールを乗せて!

[下の人]
トウを引っ掛けて!

てな感じで、各パーツ名で指示を出すこともあるのです。

そこで、クライミングの各パーツ名と各パーツについて解説します。参考にしてくださいね!
|①足入れ
そのまんま足を入れるところです。「レースアップ」「ベルクロ」「スリップオン」の3タイプがあります。


|②ソール
靴底の部分です。主にここを使って岩壁を登ることになるので極めて重要です。


|③トウ
つま先の部分です。ソールを使うには小さすぎる足場は、ここで引っ掛けていきます。上達すればするほど、頻繁に使うようになります。


|④スリングショット
かかと部分から足を前に押し出す役割を果たします。そうすることでつま先部分に力がかかりやすくなり、③のトウをより上手に使えるようになります。


|⑤プルタブ
足入れの時、ここを引っ張りながら足をシューズにねじ込みます。


|⑥ランド
シューズの外周を覆う役割を果たします。ランドがシューズ全体を締め付けることで足全体のフィット感が生まれます。また、上級者ほどシューズ全体を使うので、フリクションが求められる部分でもあります。

クライミングシューズの選び方4 着脱タイプ別

岩場の状況や登る人の経験値などで、3の着脱タイプがあります。長所短所からそれぞれ解説していきますね!


|レースアップ(靴ひもタイプ)
ひもでしっかりと締め付けることができるので、高いフィット感があります。もちろん、履く人の好みで緩めに調整することもできます。スニーカーのように自分で調整できる点は、大きな長所です。

ただし、登る最中にひもがほどけてしまうという欠点もあります。まさか岩壁にへばりつきながら、ひもを結び直すなんてことはできませんから、ひもがほどけないようにしっかりと対策を立ててから使用した方がいいと思います。


|ベルクロ(マジックテープタイプ)
シューレースのフィット感、スリッパの着脱のよさ。このふたつの長所を併せ持つタイプです。非常に履きやすく、どんな岩場でも概ね対応する万能タイプと言えるでしょう。

ただし、ベルクロで締めることができるのは2、3ポイントだけ。足の形によっては締めたいところまで締まらないということもあります。また、マジックテープが傷んだとき、シューレースのように簡単に交換できません。


|スリップオン(スリッパタイプ)
パーツが少なくて軽量で、足になじみやすいという長所があります。また、履くときには少し力が必要ですが、慣れると着脱もラク。そのため、ジムでのボルダリングなど、頻繁にクライミングシューズを脱いだり履いたりするときに便利です。

ただし、シューズ全体が伸び縮みするためフィット感がなく、サイズ選びが難しくなります。また、一度伸びてしまうと、シューレースやベルクロを使ってのサイズ調整が利きません。そのため、登っている最中にシューズが脱げてしまうという危険性もあります。

山に似合う日本車とは

ただ、考えが凝り固まってしまってはよろしくない。もちろん今でも山に似合う車は何かと問われれば迷わずミニクーパーと答えますが、世界でも有数の自動車大国である日本に国籍をもつ私。

ミニクーパーに代わる、山に似合う自分の相棒のような親友のような日本車は果たして存在するだろうかと考えたことがありました。

そして、これまで5台もの国産車を乗り継いできたのですが・・・しかし、ついにそんな車に出会うことはありませんでした。

もちろん、国産車はどれもものすごく優秀です。メーカーや車種によって、それぞれ多少の違いはあるものの、どの車も

●燃費が良い
●故障はほぼ皆無
●スムーズに走る
●外観がおしゃれ
●インテリアも充実
●車内空間が快適
●機能が充実

・・と、まるで非の打ちどころがないのです。世界中どこに行っても必ず日本車が走っているという話を聞いたことがありますが、本当に頷けます。
あなたもニュースなどで、中東の紛争地帯を走る「TOYOTA」と表示されたトラックを見たことがあるかもしれません。

それくらい日本車は本当に優秀なのですが、ただ・・・優秀すぎるのです。

クライミングシューズの選び方5 ソール形状別

クライミングでは、ソール部分の役割が極めて重要です。

そのため、登る人のクライミングスタイルや岩壁の状況などに合った3種類のソール形状があります。それぞれ解説していきますね!


|ダウントウ
土踏まずの部分がくの字に曲がっていて、つま先が低くなっているタイプのソールです。つま先が低いため、岩壁の小さな出っ張りにも足を引っ掛けやすいという長所があります。

しかし、非常に履きにくく、長時間履いていると、まるで小さな靴を無理やり履いているような感じで足が痛くなってしまいます。

初心者向けのシューズではありません。中上級者向けと言えるでしょう。


|フラット
かかとからつま先まで真っ直ぐになっているタイプのソールです。癖がなくオールラウンドにしようできるため、初心者向けのシューズと言えます。


|船底
ダウントウとは逆に反っているソールです。ソールが外側に反っているため、スメアリングがしやすいという長所があります。

逆に、岩壁の小さな出っ張りに足をかけにくいという短所もあります。岩壁ごとに使い分けることができれば理想ですね!


”*スメアリングとは?
岩の出っ張りがない壁にソールを押し付けて摩擦を効かせるというテクニック”

クライミングシューズの選び方6 トウのタイプ

トウの形状には2種類あり、これは登る人の足の形やクライミングの経験で選ぶことになります。


|ストレート
まさにストレートなタイプです。見た目はスニーカーとほとんど同じです。オールラウンドに使うことができるので初心者向きと言えるでしょう。


|ターンイン
つま先が親指に向かって大きく内側にカーブしている形状です。親指に力を入れやすいため、岩壁の小さな出っ張りにも足をかけることができます。その反面、小指側には力が入りにくくなります。使い方が少々難しいため、中上級者向けと言えるでしょう。

最高の初心者向けクライミングシューズの選び方

ここまで、クライミングシューズについて詳しく解説してきました。ただ・・・
[あなた]
結局のところ初心者の僕はどれを買えばいいんだ!?

と、思っているかもしれません。

そこで、ここまでの解説を踏まえて、初心者のあなたにとって最高のクライミングシューズを紹介しましょう!


|LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ) カタナ
●着脱タイプ : ベルクロ
●ソール形状 : フラット
●トウのタイプ :ストレート

ターンインやダウントウがほとんどないノーマルな足形はクセがなく、どんなクライミングにも、どんなレベルのクライマーにもマッチします。2本のベルクロを左右逆方向に締めるシステムを採用することでレースアップのようなフィット感を実現しました。ボルダリングからロッククライミング、クライミングジムでも使えるオールラウンドなシューズです。初めてのマイシューズにも最適!


|ファイブテン 5.10 ローグVCS 1400429
●着脱タイプ : ベルクロ
●ソール形状 : フラット
●トウのタイプ :ストレート

装着に手間のかかるクライミングシューズですが、このシューズは快適な足入れ感をもたらすよう工夫されています。また、より足になじみやすいように設計されたスリングショット、そしてソールには信頼性の高い素材であるStrealth C4が採用されています。クセのない素直な操作性と優れたコストパフォーマンスは、クライミングのファーストシューズとしてもお勧めできるモデルです。


|L-RUNJP  多目的シューズ
●着脱タイプ : ベルクロ
●ソール形状 : フラット
●トウのタイプ :ストレート

純粋にクライミング用のシューズではありません。主に室内で行なうスポーツで使用されるシューズです。一応クライミング用にも使用できますが、ジム専用のシューズとして使用することをおススメします。このシューズの特徴は何といってもその安さです。岩壁用とジム用でシューズを使い分ける場合は非常に便利です。


|Red Chili(レッドチリ) デュランゴVCR 1861049
●着脱タイプ : ベルクロ
●ソール形状 : フラット
●トウのタイプ :ストレート

履き心地の良さを重視した、初心者におすすめのオールラウンドモデルです。ストレートで幅の広いラストを採用しているため、長時間の使用でも足が痛くなりにくく快適です。2本締めながら高いホールド力のあるベルクロを採用。


|ファイブテン(5.10) スパイア (ブルー) 1400082
●着脱タイプ : レースアップ
●ソール形状 : 船底
●トウのタイプ :ストレート

ソール形状が船底であるため、岩壁の小さな出っ張りには対応が難しいという短所はありますが、快適な足入れ感やレースアップによるフィット感は非常に優れています。長時間に渡るクライミング時には最適な一品です。


|浅草クライミング KAGAMI
●着脱タイプ : ベルクロ
●ソール形状 : フラット
●トウのタイプ :ストレート

これまで登山やクライミング用具は欧米企業が中心でした。しかし、欧米と比較しても非常に盛んな日本のクライミング業界。そんな中、ついに日本ブランドのクライミングシューズが誕生したのです!それが浅草クライミングの「KAGAMI」です!
着脱タイプやソール形状などの基本要素は取り入れつつ、日本人の足型に合わせて作成されたモデルです。初心者はもちろんのこと、中上級者も大満足の一品です。

最後に

いかがでしたか?クライミングシューズについて、私の長年の経験から得た知識をギューッと凝縮して今回の記事にまとめてみました。もちろん、クライミングシューズはもっと奥深い世界ですし、私もまだまだ勉強中です。

ただ、あなたがこの記事を読むことによって、クライミングシューズについては、どこに行っても恥ずかしくない程度の知識を得ることができたと思っていただいてオッケーです!

まずは、あなた自身がクライミングシューズを購入してボルダリングやクライミングに挑戦してください。もちろんこの記事で得た知識を存分に活用してくださいね!

そうしてあなた自身が経験を積み、知識を積み重ね、技術を磨いて、いずれあなたが初心者に指導してあげてください!

あなた自身のボルダリングの腕を磨くだけでなく、初心者を指導してベテランへと成長させる!

そんな楽しさをぜひとも味わっていただきたいと思います!

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2021.06.28

私のボルダリングデビュー体験記

私のボルダリングデビュー体験記
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。

春を迎えたと言っても、特段代わり映えしなかった私の私生活。そんな生活に終止符を打つべく、始めたこと。それがボルダリングです。

登山技術の1つとしてどうしても身につけたかったボルダリング。なかなか一歩を踏み出せずにいましたが、あることをきっかけについにボルダリングの世界へと足を踏み入れました!

そんな私のお話です。それではどうぞ!

ボルダリングの季節到来!

今日は2017年4月13日、春です。いい季節になりましたね。

雪山登山好きの私には、ちょっと物足りない季節ですが 笑

私以外の多くの人は、なかなか身体を動かしにくくダラダラと過ごされた人も多いかもしれません。

あなたはいかがでしょうか?

そして、春と言えば、多くの新入生や新入社員が誕生する季節でもあります。

電車に乗ると、真新しいスーツを着ている人たちを多く見ます。初々しいですね!

そして新入生や新入社員だけではありません。

春から何かしら新しいことを始めようとウキウキしている人も多いのではないでしょうか?

あなたももしかしたら何かを始めようとしているかもしれませんね!

実は数年前、私も春になってあることを始めました。

登山ではありません。

前にもお話した通り、私の初登山は冬ですから。

そのあることとはボルダリングです。

ボルダリングについては、以前少し触れたことがありましたよね?

こちらを参照

かつて高所恐怖症だった登山家が語る高所恐怖症克服法とは?

ボルダリングとは、ザイルやカラビナ、ハーネスなどの道具を一切身に付けずに行なうクライミングのことです。もちろん、落下しても比較的安全な低高度な壁がメインになります。

それまで、ずっと徒歩による登山しか経験のなかった私。

ロッククライミングというものを知ってから、ずっとフリークライミングやボルダリングをしてみたいと思っていました。

ただ、なかなか一歩を踏み出せずにいたのです・・

そして暖かくなり春を迎えたある土曜日の朝。

私は、少し緊張感を感じながら自宅を出発し、ある場所に向かって自転車で軽快に走っていました。

20分ほど走って到着した場所、そうです!こちら↓のボルダリングジムに到着したのです。
シティロックジム。今年で28年目を迎えた老舗のボルダリングジムです。

この日が私の初クライミング記念日となったのでした。

ボルダリングの魅力を知るために!

少し日をさかのぼって、初めてのボルダリング体験の数日前・・

いよいよボルダリングをしたい気持ちを抑えることができなくなった私は、ついにネットで自宅近くのボルダリングジムを検索!

自宅から自転車で行ける距離のボルダリングジムを見つけたのです!

勢いそのままに鼻息も荒く、私はそこに電話し、未経験だがクライミングをしたいことを伝え、そして比較的人が少ない日が何曜日の何時かを聞きました。

電話の向こうのスタッフの男性は、私の気持ちを察したのか快く丁寧に教えてくれました。
[スタッフ]
土曜の朝ならば、人は少ないですよ。あと初めてならば、30分ほどの講習を受けて頂きます。


ほぉー!なるほど!そういうシステムになっているのか!

初めて訪れようとするクライミングジムのシステムに感心しながら、スタッフの男性のおススメどおり土曜の朝に講習の予約をし、お礼を言って電話を置きました。

そうして待ちに待った土曜日の朝を迎えたのでした!

クライミングシューズとは?

一見、全体的に雑な作りに見え、古い工場のようにも見える妙に縦長な建屋それが私がお世話になるボルダリングジムです。

古い鈴のついた扉を開けるとカランコロンと鳴り、目の前にはクライミンググッズが所狭しと並んでいました。

そしてその奥にカウンターがあり、若く活発そうな男性スタッフが元気よく
[スタッフ]
いらっしゃい!!

電話で予約した者であることを伝えると、ジムのシステムについて詳しく説明してくれました。
[スタッフ]
うちのジムは・・・となっています。あと靴はこれを履いてください。今日はレンタルの靴を使っていただきますが、次回からは初心者用の靴を購入された方がお得ですよ!

早速、何やら買わされようとしている私。見るとクライミングシューズと呼ばれる靴です。
雑誌では見たことありましたが、その時初めて実物を見たのでした。

で、そのレンタルのシューズを履いてみると、足のサイズを伝えたにもかかわらず足がギュウギュウです・・・
[わたし]
うーーん!きつい!これはサイズが合ってないのでは?

すると、スタッフの男性は言いました。
[スタッフ]
クライミングシューズは、つま先に隙間がなくなるくらいギュウギュウに履くものなんですよ 笑

なるほど!そういうものなのか!と納得した私は、シューズに足をギュウギュウに詰め込んで、いざ、クライミングの初心者講習へと臨んだのでした・・・

・クライミングシューズについてはこちら

クライミングシューズの選び方!共に岩壁を登る相棒はこう選べ!

・ボルダリングでの服装についてはこちら

ユニクロで揃う完璧なボルダリングの服装

・ボルダリングの必須アイテムについてはこちら

ボルダリングの重要アイテム!初心者におすすめの炭酸マグネシウムチョークとは?

ボルダリングについておさらい

ここ最近急に増えた感のあるボルダリングジム。

あなたはボルダリングジムに行ったことはありますか?

もし、行ったことが無くともテレビやネットで、ボルダリングジムがどんなものかということは、あなたもご存知かもしれません。こんな感じです↓
垂直、もしくはそれ以上の角度の壁にいくつもの岩に見立てた出っ張りが固定されています。(この出っ張りをホールドと言います)

そのホールドに手や足を引っ掛けて垂直の壁を登っていくというものです。

もともとは、自然の岩場を登るための練習用として始まったのですが、徐々に新しいスポーツとして認知され始めて、今ではオリンピックの正式種目となり、日本にもニューヒーロー、ニューヒロインが誕生していますよね!

また、ジムでボルダリングを楽しむ人の中には、自然の岩場には一度も登ったことはないがボルダリングジムでは抜群の腕前!という人もいます。

で、ジムで多くの人が楽しむのは、クライミングの中でもボルダリングを楽しむ人が多数派です。

・クライミングの種類についてはこちら

かつて高所恐怖症だった登山家が語る高所恐怖症克服法とは?

私が受けたジムの初心者講習もこのボルダリングについてのものでした。

ボルダリングの初心者講習は必須である理由

なぜ、わざわざ初心者には講習を受けさせるというシステムになっているのか?

その理由は2つあるのです。

理由1:安全第一を伝えるため
実はこのボルダリング、ジムの中とはいえ大けがを引き起す要素を多分に含んでいます。

例えば、ボルダリングではロープを装備しないので、壁の上まで登ったクライマーはそのまま飛び降ります。(厳密に言うと飛び降りは禁止ですが誰も守りません 笑)

また、ホールドを掴み損ねてうっかり落下する人もいます。

そんな人たちの安全のためにボルダリングジムの床は、まるで超高級ソファーのようなフッカフカのマットが全面に敷き詰められています。

だからこそクライマーは、壁の上まで登っても(おそらく5mくらいあります)そこから飛び降りることができ、またホールドを掴み損ねて落下しても全く怪我することもないのです。

現に私も何度も飛び降りたり失敗して落下しています 笑

しかし・・です。

想像してみてください。

もし、クライマーが飛び降りた真下に他のクライマーが座っていたら・・・

掴み損ねて落下した真下を他のクライマーがたまたま通ったら・・・

もはや言うまでもありませんよね?考えただけも恐ろしい事態が発生します!

そんな事態にならないようにジムを訪れるクライマーは、壁の下を通過するときは必ず壁の上を見上げて誰もいないことを確認するのです。

そういった極めて重要なルールをクライミング初心者に伝えるために、初心者講習が開催されるのです。

理由2:初心者には大きな「壁」
実は私現場仕事が本業なので、腕力には多少の自信がありました。

現場での仕事でバテないようにある程度筋トレもしていましたし!

だからボルダリングも、もしかしたらスイスイ登ってスタッフを驚かせてしまうかな♫なんて思っていました。

ところが・・です。

自分でイメージしていたような登り方が全くできなかったのです・・・

何よりも腕力と握力にすぐ限界がきてしまい、どうしてもすぐに落ちてしまうのです。

ふと横を見ると、私よりもはるかに腕力のなさそうな中年の女性がスイスイと登っている・・・

ショックでした。
[わたし]
腕力には自信があったのになんであんな風に登れないんだ・・

すると、スタッフが教えてくれました。
[スタッフ]
ボルダリングはあまり腕力を使わないようにして登るのがコツです。

以外かもしれませんが、実はボルダリングで最も大事なのはバランスです。

いかに自分の腕力を温存して登ることができるか、それには出来るだけ自分の体重を腕ではなく、足で支えることがポイントとなるのです。

そのことを知ってから私は、できるだけ腕の力を温存するように意識し、代わりに足を出来るだけ体重をかけるよう意識して壁に挑みました。

すると、なんと!先ほどとは比べ物にならないくらいスイスイ登れるのです。
[わたし]
オゥオーー登れるぅ!!

と心の中で叫びまくり、あっと言うまに壁の上の天井まで登ることができました!

下を見ると
[わたし]
ウヒョー!たかーーい!!

本当に最高の気分でした!

その後も何度か登り、コツも掴めてきたところで講習は終了。

スタッフからも合格点をいただくことができました。

長々と話してしまいましたが、つまりボルダリングをする上で最も基本的かつ重要なコツを身につけてもらうために、初心者講習が行われるのです。

初心者講習でコツを身につければあとは、各人が腕力、バランス力、センス、テクニックをひたすら磨くだけ。

それがボルダリングなのです。

それ以来私は、休日が来れば丸一日ジムに入り浸ってボルダリングを楽しんでいました。

ボルダリングの魅力

私が考えるボルダリングの魅力は色々あります。

・自然の岩を登る練習になる
・腕力、バランス力が身につく
・自然の岩でも通用するテクニックをより安全に身につけることができる

そして何よりも、童心に帰って夢中になって遊ぶことができるところにあると思っています。

幼い頃に公園のジャングルジムのてっぺんに登って遊んでいたあの頃の気持ちを、ほんの少し取り戻すことができるような気がするのです。

あなたもきっとボルダリングジムに行ったらそんな気持ちになれますよ!

ぜひお試しあれ。

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2021.05.21

かつて高所恐怖症だった登山家が語る高所恐怖症克服法とは?

かつて高所恐怖症だった登山家が語る高所恐怖症克服法とは?
こんにちは!登山家の松浦です。
今回は高所恐怖症の克服法についてお話します。

タイトルにあるかつて高所恐怖症だった登山家とは、実は私のことです。

かつては10mの煙突に登る時も足をブルブル震わせていた私も、
今は高度1000m以上の高さでも平気でロッククライミングできるまでに克服しました。

そんな私がどうやって高所恐怖症を克服したか?

高所恐怖症で悩むあなたのために、その秘密をここで暴露します!

それではどうぞ!

高所恐怖症の登山家?

あなたは高いところは好きですか?
それとも高所恐怖症ですか?

世の中には、閉所恐怖症や暗所恐怖症、先端恐怖症などなど様々な恐怖症がありますが、その中でも最もポピュラーな恐怖症と言える「高所恐怖症」、それは一体どんなものなのか?

そもそも、高所恐怖症とは一体何なのか?調べてみました。


高所恐怖症は、恐怖症のひとつ。高い所(人によって程度の差がある)に登ると、それが安全な場所であっても、下に落ちてしまうのではないかという不安がつきまとう病的な心理。

高所恐怖症は精神科医の手助けが必要な不安障害である。
厳密に言えば「単に高い場所が苦手なこと」とは異なる(こちらは正確には「高所恐怖癖」という。
高い場所で本能的に危険を感じ、怖がるのは身を守るための正常な反応である)。
真性患者は全高1メートル弱の脚立の上でも身体が竦み、動けなくなってしまう。
重度の場合はパニックになり嘔吐するといった症状が見られる。
その為、日常生活においても影響を及ぼし、治療が必須とされる不安障害とされている。

例として、30階建てのビルの屋上から宙吊りにされれば、誰でも恐怖感を感じるわけで、このような「リスクが明らかな形で目に見えている状況」で怖がるのは人間の持つ本能としてごく自然な反応である。
むしろ、こういう状況においても恐怖を感じない状態高所平気症と呼び病的なのではないか、と言う専門家もいる。”



なるほど、つまり・・・



高所恐怖症

日常生活にも支障をきたす重度の状態。精神科医の手助けが必要となる。

高所恐怖癖

リスクが明らかな形で目に見えている状況での恐怖感。誰もが持つ自然な反応。

高所平気症

リスクが明らかな形で目に見えている状況でも恐怖を感じない。ある意味危険。”



おそらく、あなたを含めた多くの人が高所恐怖癖の状態であると推測されます。
では、私自身に当てはめるとどうなるか?

私の場合、10mの高さの建物の一番上に立たされて下を見ると、かなり足が竦みます。

かつて私は、工場排ガスの検査の仕事をしていたことがありましたが、排ガス検査のために煙突の上、概ね5m〜20mの高さまで脚立で登らなくてはなりませんでした。
煙突を登るとどうしても足が竦んでしまい、大変苦労したことを覚えています。
先輩方はスイスイと煙突に登るのに、私は何年経ってもそんなマネはできなかった・・・

つまり私の場合、高所恐怖症というよりもちょっと重度の高所恐怖癖だったというべきでしょう。

ただ、煙突にスイスイ登って仕事をこなしていた当時の私の先輩も、高所平気症だったということではなく、仕事をこなすうちに煙突の高さに慣れただけで、高所に対して何の恐怖も感じないということではないと思います。

とはいえ、こんな私も今は自称「登山家」です。
山道を歩行して頂上を目指すこともあれば、ほとんど垂直の岩壁にへばりついて、頂上を目指すこともあります。いわゆるロッククライミングですね。

【あなた】
おいおい!登山家が高いところを怖がってどうすんだ!?


はい!あなたのおっしゃる通りです。山道を歩行して頂上を目指すならば、高所恐怖癖は大して問題になりませんが、登山家がロッククライミングで足が竦んでいては話になりません。
つまり、ロッククライミング中、私は高さに対する恐怖をほとんど感じていないことになるのです。
思い返してみると、かつてロッククライミング中に足が竦んだことはほとんどありません。

ほとんど?ロッククライミングを始めた当初はやはり足が竦みました・・・
何しろ高さは煙突の比ではありません。

100m、200m、500m・・・場所によっては1000mの高さでロッククライミングすることもあるからです。634mのスカイツリーよりもはるかに高いのです。
今はというと、どんなに高所でもロッククライミング中に高所に対する恐怖を感じることはほとんどありません。特に私のロッククライミングの技術が優れているわけではありませんが、少なくとも高さで足が竦むことはほとんどなくなりました。

【あなた】
つまり、ロッククライミングをするうちに、高所平気症になっちゃったの?


そう思われるかもしれませんが、実はそういうわけでもないんですね・・・

先日、知人の引越しの手伝いをしていた折、トラックの荷物をロープで縛るために約3mの高さのトラックの上に登ったのですが・・・ちょっと足が竦んでしまいました 笑

もちろん、トラックの上という不安定な足場、3mという落ちたら大怪我間違いなしの高さであるため、これは人としてむしろ持つべき健全な恐怖の感覚であると思いますし、煙突で排ガス検査の仕事をしていた時と比べると、高さに対する恐怖は格段に払拭されたとは思います。

が・・・どんなにロッククライミングの経験を積もうとも、決して恐怖平気症にはならない・・・

つまり、今の私の状態をまとめると

1.日常生活では必要最低限の高さに対する恐怖感を保持している
2.ロッククライミング、もしくは登山中に高さに対する恐怖を感じることはほとんどない


自分で言うのもナンですが、これは一般人としても登山家としても最も理想的な感覚と思っています。

もしあなたが、必要以上に高さに対する恐怖を持っていて、そのために日常生活やご自身の仕事で支障をきたしているならば、今の私はあなたにとっての理想像であると言えるのではないでしょうか?

では、私がどのようにして今の高さに対する最も理想的な感覚を手に入れたか、それをお話します。

楽しく安全に!高所での恐怖心克服方法

現在私は、煙突での排ガス測定の仕事をしていません。だから、煙突に脚立で登る機会は全くないのですが、仮に登ることがあったとすれば必要最低限の恐怖を感じているはずです。

5〜20mという高所、脚立という不安定な足場、この2つの条件が揃っていれば恐怖を感じることは当たり前であり人としての本能が正常に機能している状態と言えるでしょう。

その結果発生する現象は人それぞれです。
足が竦む人もいれば、汗がダラダラと湧き出る人がいたり、口が渇く人もいるでしょう。

ただこの時、恐怖が人よりも強く出てしまう場合、高所での行動がかなり制限されてしまいます。

かつての私がそうでした。足が竦んでしまい、煙突での作業がどうしても遅くなってしまっていました。

もちろん今ではすっかり克服し、必要最低限の恐怖を感じるに留まります。


|高所での私の心理状態
では、煙突に登った時、そしてロッククライミングをしている時、私の心理状態はどういったものだと思いますか?

まず、煙突に登った時です。

【わたし】
おっと!結構高いな。それに足場が悪い・・・
足をしっかりと固定して、できるだけ下を見ないように作業に集中集中・・・



高所であることと足場が安定しないことをしっかり認識し、集中力を高めて作業に没頭します。最低限の恐怖心が私自身の集中力を高めるという役割を果たします。

次にロッククライミング中です。

【わたし】
www うーんいい景色!もう最高!!(真下を見下ろして)ここから落ちたら確実に死ぬなあ!!ははは!!


こちらは恐怖心も何もありません。もちろん集中はしていますし、落ちたら即死ということもしっかり認識はしているのですが、恐怖心よりも興奮、ワクワク感、高揚感がはるかに勝ってしまって、なんだかヤバい奴になっています 笑

このように、高所でもシチュエーション次第で感じ方が全く変わってしまう私。
とはいえ、ロッククライミングでの経験が、煙突作業での恐怖心を払拭するために大いに役立っていることは間違いありません。



|あなたが高所での恐怖心を克服するために
では、あなたが高所での恐怖心を克服するためにはどうすれば良いのか?

私がオススメする方法はボルダリングです。

とは言っても、いきなり山の岩場へ行くことはオススメしません・・・というより絶対にやめてください!はっきり言って危険です!

私がオススメするボルダリングスポットはクライミングジムです。
ここならば、スタッフが初心者向けの講習を行なってくれますし、ある程度の高所も経験できますし、何より安全です。


クライミングジムとはこう言った場所のことです。
斜度90度もしくはそれ以上の壁に大小色形様々な突起物が貼り付けてあり、床にはまるでフカフカのベッドのようなマットが一面に敷かれています。

ちなみに、この突起物はホールドと呼ばれています。
クライマーはこのホールドに手足をかけてよじ登っていくのです。

ホールドは山の岩壁の凹凸を表しており、まさに岩登りのシュミレーションができる!というわけです。

この壁、決して低くはありません。
天井まで登ると、概ね5mくらいの高さになります。

とはいえ、床にはフカフカのマットが敷かれているため、たとえ5mの高さから真っ逆さまに落ちたとしても全く痛みはありませんし、怪我をすることもありません。

つまり、極めて安全に高所体験ができ、しかも極めて安全に落ちることができるのです。

私が高所での恐怖心を克服し、高さに対する最も理想的な感覚を手に入れることになったきっかけは、このクライミングジムでのトレーニングでした。

もちろん、あなたにも自信を持ってオススメできます!

高所での恐怖心克服への荒療治!ロッククライミング

クライミングジムで楽しく高所での恐怖心を克服!

是非ともあなたにオススメしたい方法なのですが、このクライミングジムに慣れると、さらなる刺激を求める人が出てきます。つまり

【あなた】
今度は本物の岩場を登ってみたい!


と考えるのです。
ロッククライミングへの挑戦を視野に入れることになるわけです。実は私もそうでした。

ではここで、改めてロッククライミングについて説明しますね。

クライミングがオリンピックの正式種目に加えられた今、説明するまでもないかもしれませんが、90度、もしくはそれ以上の角度の壁を登る登山のことを言います。登攀とも言います。

ロッククライミングは大きく2つの種目に分けられます。
フリークライミングボルダリングです。

ボルダリングについては先ほど説明しましたが、ここではジムではなく実際の岩場でのボルダリングについて説明します。

かつて、単独行中に偶然フリークライミング中のクライマーを見かけたのが、私とロッククライミングとの出会いでした。


フリークライミングとはこれです。
この写真では、クライマーは体にロープやカラビナ、ハーネスを装着し万が一の落下に備えていますが、それらに頼らずに登頂を果たせば道具を使わず自分の力だけで登りきったことになるので、「フリー」という名が付けられているのです。

一方、ボルダリングとはこれです。
この写真では、クライマーは体に道具らしいものは装着していません。
つまり、道具を一切身に付けることなく、落下しても比較的安全な低所でのクライミングをボルダリングと言います。

私が本格的に高所での恐怖心を克服し、ロッククライミングでは微塵も恐怖を感じなくなった要因はまさにこのロッククライミングでの経験によるものです。


とはいえ、何も高所での恐怖心を克服するためにロッククライミングを始めたわけではありません。もともとは登山技術の1つとしてマスターするつもりでした。

例えば、頂上目指して山を登る途中、大きな岩壁が立ちはだかるとします。
この岩壁を超えなければ、頂上にはたどり着けない!となった場合も迷わず岩壁をロッククライミングで!

ということができるようになりたいと考えたのがきっかけでした。

初めて実際に岩場を登ったのは、山岳会の活動であるロッククライミング実習でした。

ほとんど垂直の見上げるほどの巨大な岩壁でしたが、実際に岩壁を登って見ると、岩を1つ超えるごとに高揚感が湧き上がり、それは私を夢中にさせました。

我を忘れて夢中になって、1つまた1つと岩を乗り越え、ふと景色を見渡すと・・・

ほんの少し前まで私が立っていた場所がはるか下に見えるのです!

私が立っている場所は、そこから20mはあろうかという岩壁からせり出した岩の一部。

言うまでもなく、ロープがちぎれて少しでも足を踏み外せば、20m下へ真っ逆さま。まず助かりません。

にもかかわらず、この時私は不思議なことに恐怖など微塵も感じませんでした。

代わりに私を覆った感情、それが興奮、ワクワク感、高揚感だったのです。

この時、私は思ったのです。

山には高所恐怖症を克服する力があるのではないか。
高所での恐怖を興奮、ワクワク感、高揚感に変える魔力があるのではないか。


そんな山の魔力に取り憑かれ、今日もまた岩にへばりつく私でした 笑

なお、1つ注意事項があります。

高所での恐怖心を克服したいあなたにオススメする方法は、あくまでもクライミングジムでのトレーニングです。

恐怖心を克服したいあまり、いきなり岩場でのロッククライミングに挑戦することはやめてください。あまりにも危険です。

クライミングジムでのトレーニングで十分、高所での恐怖心の克服はできます!

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2020.02.17

山の技術についての記事をまとめました

“山登り”は、山の山頂を目指すだけでなく、クライミングなど崖を登ることを楽しむこともあります。
実際の山の崖だと危険が伴いますが、室内でできるクライミングはもうご存じですよね?
そう、ボルダリング!

「山の技術」に関しての、過去の記事をピックアップしました。
ボルダリングに知りたい!ほか、山登りの技術を身に着けたい!というときにぜひ参考にしてください。


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