2021.07.09

登山初心者向け日帰りスポット 関東編その1

登山初心者向け日帰りスポット 関東編その1
こんにちは!管理人の松浦です。

今回は、関東に住む登山初心者のあなたに最適な山をシェアします。

適度に困難で、最高に美しく楽しく、そしてまた登りたくなる!そんな山です。
それではどうぞ♫

登山の服装を最優先に考える

登山にちょっと興味を持ち始めたあなた。
お住いはどちらですか?
そんなあなたがもし関東近辺にお住いならば、本当にラッキーです。

そして、ここでシェアする登山必需品をお持ちならば、もっとラッキーです。

なぜなら、関東には日本有数の美しい山、登っていて楽しい山、そして魅力溢れる山が多数存在するからです。

車に登山必需品を詰め込んで1時間も走れば、そこには日本でも有数の美しい山が見渡す限り広がり、今日はどの山に登ろうか?と選びたい放題・・・
羨ましすぎます!!

もちろん日本全国津々浦々に山は存在しますが、特に関東の山は標高が高く美しい山が多いのです。

私は現在大阪に在住です。
関西周辺の山には登り放題ですが、関東の山に登るには、時間も交通費等もかかり結構大変なのです。

転勤で関東の茨城県へ!!
ですが!!

実は今から5年ほど前、本当にラッキーなことに、当時所属していた会社の命令で茨城県に転勤していたので、関東の山の経験をかなり積むことができたのです。

5年前といえば、ちょうど関西以外の地域の山に興味を持ち始めていた頃でした。

そんな私にとって、関東への転勤はまさに渡りに船!
転勤を命ぜられた私に周りの同僚は同情してくれましたが、私は内心ウキウキでした 笑

[わたし]
転勤先の仕事に一刻も早く慣れてから、まずは南アルプスに登って、八ヶ岳に登って、谷川岳登って・・・


と、仕事のことなどほとんど眼中になく!?転勤初日から山に登ることで頭がいっぱいでした。

転勤先では本当に、毎週土日にどこかの山に出かけるつもりでしたが、そこはやはり仕事で来ている身。

たまーに休日出勤をせざるを得ない場合もあり、さすがに毎週山へ!というわけにはいきませんでした。

それでも約6年間に及んだ転勤生活で山に登った回数は150回以上、登った山は約30座!

(ちなみに山の数え方は色々ありますが、このサイトでは「~座」と数えることにします)

[あなた]
ん?150回以上も登って、たったの30座!?

とあなたは思うかもしれません。

実は転勤当初「関東各地の数百もの山全ての頂上に立つ!!」という目標を立てたのです。
(仕事しろよ・・という声が聞こえてきそうですが 笑)

しかし実際に登ってみると、登ってて本当に楽しい山、また何度も登りたくなる山がいくつもあったのです。

「関東の山を制覇するには、次は別の山に挑戦したいけど・・・またあの山に登りたい!」という欲求に何度も襲われ、6年間はあっという間に経過。

結局「関東各地の数百もの山全ての頂上に立つ!!」という目標を果たすことはできませんでした。

数百ある関東全ての山を制覇するよりも価値あること
それで150回も登山したにもかかわらず、結局制覇した山の数は約30座・・・というわけなのです。

それでも30もの山を制覇することができたのは、本当にラッキーでした。

大阪在住のままだと、これだけの数の山を制覇することは非常に困難ですし、実際に登ってみて初めてわかる山の魅力をより深く知ることができたのです。

これはもしかしたら関東の山全てを制覇するよりも価値のあることなのかもしれません。

これは関東の山に限ったことではありませんが、どんな山にも様々なルートがあります。

例えば、北側から登るルートと南側から登るルートがあったとします。

一方は初心者向けの簡単で安全なルート、他方は断崖絶壁をロープを使って登る上級者向けの危険なルート・・・といった感じで、たった1つの山でも様々な登り方があるのです。

私が6年間の間に制覇した30座もまた、様々な登り方を楽しむことができる素晴らしい山でした。

私の場合、初めて挑戦する山について、まず初心者向けのルートで頂上まで登ります。最も簡単なルートで登るわけです。

その山のさらなる魅力の可能性を感じたら、また別のルートについてネットで調べ、後日そのルートに挑戦します。

そうしてその山の魅力を肌で感じたら、今度はさらに上級者向けのルートに挑戦します。

そうして、30座それぞれの山について知り尽くしていったのです。
もちろん1度目、2度目でそれ以上の魅力を感じずに登山をやめた山もありましたが。

関東各地の山の素晴らしいところは、1度目や2度目で登山をやめてしまった山がほとんどなかったということなのです。

今思い返してみても「また登ってみたい!」と思わせる山ばかりなのです。

今回登山初心者のあなたにシェアする山は、私が6年間に制覇した30座の中から選りすぐりの山で、しかも初心者向けのコースです。

[あなた]
登山してみたいけど、どの山に登ればいいかわからないよ・・・


そんなあなたが最初に登る山は、魅力溢れる山でなくてはなりません。

そうして登山初心者のあなたに登山の魅力を肌で感じていただき、そしていずれあなたと共に山を登りたい!

そんな私のささやかな野望を叶えるために、あなたに関東各地の最高の山をシェアします。

山の魅力をぜひ感じてください!

登山初心者向けルートのある関東の山

群馬県北部にある山です。
春夏秋は登山、冬はスキーを楽しむことができる素晴らしい山です。
山といってもこの武尊山は、標高2000mの6座が連なる連峰の総称です。
6座の名称と標高はこうなっています。
山名
標高
沖武尊(主峰)
2158m
前武尊
2040m
剣ヶ峰
2083m
家ノ串
2103m
中ノ岳
2144m
剣ヶ峰(西武尊)
2020m
位置関係はこんな感じです。
ちなみに武尊山は「ほたかさん」と読み、北アルプスの穂高と同音でややこしいので「上州武尊」と呼ばれることもあります。

実は私、この武尊山には通算して5回ほど登っており、もはや常連さんです。

私がこの山に5回も登ることになった理由は、その展望の素晴らしさ、そして豊富なルートバリエーションによるものと言っていいでしょう。

この武尊山、ベテラン登山家でも十分に楽しませてくれる山ですが、登山初心者でも安全に楽しめるルートが用意されているのです。

この「武尊」という名からピンとくる人がいるかもしれませんが、この山の由来は、古事記にその名が記されている伝説上の英雄・日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征伝説にあります。

そのため、古来より信仰の山、霊場として参拝されてきた歴史を持ち、登山ルートの整備がなされているのです。

では実際私がどういうルートでこの武尊山を登ったか。

5回とも異なるルートでの挑戦でしたが、その中でも最も初心者向きのルートをあなたにシェアします。

ひとまず前武尊山頂へ!
通常、この山を登る前日は麓でテント泊もしくは最寄りのペンションに宿泊します。

私は最初の1回だけペンションに泊まりましたが、あとはテント泊で夜を明かしました。

冬にはスキー場となるため、数件のペンションが立ち並んでいます。
中には冬季のみの営業のペンションもありますが、ほとんどのペンションは通年営業しています。

登山当日、慣れない人にはちょっと辛いことかもしれませんが、AM4:30に起床、身支度を整えてAM5:00にはペンションを出発しました。
(ちなみにこの時の登山準備品はこちらです)

最初はちょっと眠さを感じましたが、歩くうちに徐々に目が覚め「さあ、これから楽しい登山だっ!」と思うと心が踊り始めました。

登山口はスキー場の上にあります。そこから雑木林に入ってジグザグに登って舗装の林道最終地点に出ました。

ここからゲレンデの左端を進んで丸太の階段を登って行くと、そこからいよいよ本格的な登り。
水筒の水をクイッと一息のみ、気持ちを入れ替えます。気合いを入れる!みたいなものです。

ここから1時間ほど登って前武尊の山頂に到着しました。日本武尊像が祀られているのでそれが目印ですね。

年配で体力に自信のない方々はここを山頂とし、ここから下山されます。

もちろん登山の楽しみ方は人それぞれ。休憩時にちょっと仲良くなった年配のご夫婦に話を伺うと

[Aさん]
もう何度もこの山に登っているから無理はしないんだ。健康のためにはここで引き返すくらいがちょうどいい。

とのことでした。なんでも、勤めていた会社を定年退職してから時間が有り余っているので、頻繁に夫婦で登山を楽しんでいるとのことでした。実に素敵なご夫婦でした。

前武尊→家ノ串
一方、主峰の沖武尊を目的地点としている私はまだまだ元気!
ひとまず沖武尊までの中継点である家ノ串を目指し、三叉路となっている所の北の登山道を進みました。

途中の剣ヶ峰では右側をトラバース(斜面を水平に横切る)しました。足元は笹の根が張っており滑りやすので注意です。

その後にはトサカ岩という鎖が備え付けてある岩場もありましたが、安全を見て左側を巻いて超えました。

それからもアップダウンの激しい登山道で体力も消耗しましたが、山頂から山頂へと続く稜線の素晴らしい景色を楽しみながらの歩行なので、疲れはあまり感じませんでした。

そうして景色を愛でながらのんびりと歩くこと約50分で、家ノ串に到着です。

家ノ串でザックを降ろしてホッと一息。途中で仲良くなった登山家の方と談笑しながら水分補給し、しばし身体を休めます。

家の串→中ノ岳
休憩後、沖武尊のすぐ近くの中ノ岳を目指しました。ここからは斜面を登るよりもトラバースがメインの歩行となります。

トラバースで気を付けるべきは、とにかく足を滑らさないこと!
滑らしたらもうそこから途中の森林地帯まで一直線に滑り落ちてしまいます。怪我は免れないでしょう。

特に家ノ串から中ノ岳までの稜線には笹清水と呼ばれる水場もあり、草も豊富で比較的滑りやすくなっています。
滑らないように注意が必要です。

家ノ串から歩くこと約1時間で、中ノ串に到着しました。ここまで来ると沖武尊はもう目の前。水分補給程度の休憩をとり、すぐに沖武尊へと出発です。

武尊山ゴールの沖武尊へ
途中、窪地に入ると湿地帯が広がっており、三ツ池という小さな池があります。ここからガレ場(大小の石が散乱する礫地)を稜線まで登り、10分ほど歩くと沖武尊に到着しました。

沖武尊に到着すると、そこには数名の登山家の方々がすでに弁当を広げて食事をしていました。私もペンションで握って頂いたおにぎりを頬張り、そこからの絶景を楽しみながら登山の疲れを癒したのでした。

赤城山(群馬県)
関東平野の北部、群馬県のほぼ中央に位置する赤城山は、群馬県では榛名山、妙義山とともに上毛三山に数えられる有名な山です。

赤城山はもともと二重式火山であり、中央にはカルデラ湖の大沼という美しい湖があります。その周りに、黒檜山、駒ヶ岳、長七郎山、地蔵岳、鈴ヶ岳などの山が連なる形となっています。

実は、赤城山という名の山の頂上は存在しません。大沼を中心に配置した周りに連なる山々の総称が赤城山と呼ばれるのです。

連峰の位置関係はこんな感じです。
この山には3回ほど訪れました。
先ほども言ったように、赤城山という山のピークはありません。大沼を囲う連峰への登山となるわけです。
この山の素晴らしいところは、山から山への稜線を歩く登山ができるという点です。

壮大な風景を楽しみながら、山の頂上が繋がる一本道を次の頂上に向かってただ歩く・・・

日々の平地での生活で荒みきった自分の心を徹底的に洗い流してくれるような素晴らしい景色、本当に貴重な時間です。

大沼を囲う連峰の主峰は黒檜山で、標高は1828mです。中堅クラスの標高ですが、登山道は整備されているので、登山初心者でも安心して登ることができます。

ここで、登山初心者にオススメのルートをシェアします。実際に私も辿ったルートですので、参考になると思います。

赤城山ビジターセンター→黒檜山山頂へ
JR両毛線前橋駅に降り立ち、関越交通バスに乗って約1時間。赤城山ビジターセンターに到着します。
ここから大沼の東側車道を北へ向かって歩きます。20分ほど歩けば、黒檜山北登山口に到着します。

ここでしっかりと気持ちを整え一息入れましょう。ここから樹林の中の急な登りが始まります。時間にして約1時間30分、登り続けることになります。

とはいえ、決して歩きにくい登山道ではありません。多くの登山客が訪れる道ですから、整備されている歩きやすい道です。

もちろん、歯を食いしばってひたすら山頂を目指してもいいのですが、それでは筋トレになってしまいますから景色を楽しむ余裕も忘れずに。

登れば登るほど景色が壮大で美しいものに変化していく様は、見る者を魅了します。
「ここだっ!」という景色に巡り合えば、立ち止まって景色をカメラに収めてください。あとで見返せば、山の景色や周りの風景、山の匂い、そしてその時の心情すら鮮明に思い出すことができます。
きっとあなたの財産になりますよ♪

そうこうしているうちに稜線に飛び出て、そこから少し左に進むとそこに三等三角点の石柱が立っています。
(三角点とは標高・経度・緯度の基準となる点で、国土地理院によって山の山頂付近に設置されます)

そうです!そこが黒檜山の山頂です。ここでしっかりと休憩をとり、ペンションを出てから約3時間もの間頑張ってくれた身体をいたわりましょう。

黒檜山→駒ヶ岳
もちろん、そこで登山を終えて下山してもいいでしょう。ただ、そこからは黒檜山山頂から駒ヶ岳山頂へとつながる稜線を歩く登山です。

天へと続く橋を登るような美しい景色を堪能したい、そして体力にも余裕がある!そんなあなたにぜひともここからの登山を存分に楽しんで頂きたいと思います。

黒檜山山頂から来た道を少し戻り分岐に差し掛かると、そこから南へと進む道があります。そこをまっすぐ南へと進むと、黒檜山大神の鳥居があります。

その少し先を進むと花見ヶ原への分岐があり、急な南側の斜面を降りると、大ダルミと呼ばれる鞍部(山の尾根のくぼんだ所、コルともいう)に到着します。

ここから約50分、景色を存分に堪能しながら登山道を登ると、駒ヶ岳の山頂に到着します。

ここまで来ればちょうどお昼時。ザックを降ろし近くの丸太に腰かけて、存分に弁当を味わってください。とびきりおいしく感じるはずです♬

ひとしきり景色を堪能したら、あとは下山するだけ。余韻を楽しむかのように、下山道もしっかり景色を堪能しましょう。自宅についたら、しっかりストレッチをして、身体を癒してくださいね。
以前、山に”似合う”車ということで記事を書いたことがありました。

「山に”似合う”車とは?雰囲気重視の車選び」

登山をするために「便利な」ということではなく、山に合う車は何か?ということで
私がシェアした車がミニクーパーでした。

街乗りのイメージが強い車ですが、実はかつてラリーで優秀な成績を収めたこともある
悪路にも強い、とてもパワフルな車なのです。

しかも、小さいボディーにも拘らず内装は広く、登山で使う程度の荷物ならば楽々入ります。
さすがに車中泊はちょっと辛いのですが、それは外にテントを張って解決!

まるで自分の相棒のような、親友のようなミニクーパーが最も山に似合う車と思っています。

山に似合う日本車は存在するか

以前、山に”似合う”車ということで記事を書いたことがありました。

「山に”似合う”車とは?雰囲気重視の車選び」

登山をするために「便利な」ということではなく、山に合う車は何か?ということで
私がシェアした車がミニクーパーでした。

街乗りのイメージが強い車ですが、実はかつてラリーで優秀な成績を収めたこともある
悪路にも強い、とてもパワフルな車なのです。

しかも、小さいボディーにも拘らず内装は広く、登山で使う程度の荷物ならば楽々入ります。
さすがに車中泊はちょっと辛いのですが、それは外にテントを張って解決!

まるで自分の相棒のような、親友のようなミニクーパーが最も山に似合う車と思っています。

登山用ヘルメット、おすすめを選ぶ

ただ、考えが凝り固まってしまってはよろしくない。もちろん今でも山に似合う車は何かと問われれば迷わずミニクーパーと答えますが、世界でも有数の自動車大国である日本に国籍をもつ私。

ミニクーパーに代わる、山に似合う自分の相棒のような親友のような日本車は果たして存在するだろうかと考えたことがありました。

そして、これまで5台もの国産車を乗り継いできたのですが・・・しかし、ついにそんな車に出会うことはありませんでした。

もちろん、国産車はどれもものすごく優秀です。メーカーや車種によって、それぞれ多少の違いはあるものの、どの車も

●燃費が良い
●故障はほぼ皆無
●スムーズに走る
●外観がおしゃれ
●インテリアも充実
●車内空間が快適
●機能が充実

・・と、まるで非の打ちどころがないのです。世界中どこに行っても必ず日本車が走っているという話を聞いたことがありますが、本当に頷けます。
あなたもニュースなどで、中東の紛争地帯を走る「TOYOTA」と表示されたトラックを見たことがあるかもしれません。

それくらい日本車は本当に優秀なのですが、ただ・・・優秀すぎるのです。
当たり前ですが、季節ごとに登山の服装はガラリと変わります。

普段の生活で、あなたが服装を間違えることはあまりないと思いますし、間違えたとしても大して影響はありませんよね。

ただ、これが登山だと影響は結構大きくなります。できれば、全く着ない服をザックの中に詰め込みたくありませんし、服が足りなくてガタガタ震えるような事態は絶対に避けたいですよね。

ただ、山の気温は平地とは全く異なるので、平地の感覚で服装を決めてしまうと失敗してしまいます。

そこで、季節ごと、標高ごとのそれぞれ適した服を早見表にまとめてみました。あなたの快適登山のお役に立てていただければうれしく思います。
この表をもとに、それぞれの季節、それぞれの山の標高ごとに登山スタイルのコーディネートしてみるとこんな感じになります。
*プリントアウト用ファイルはこちらです。

もちろんこれはあくまでも一例で、最近はもっとおしゃれに登山を楽しむ人が増えています。

特に若い女性の登山家のみなさんは本当におしゃれで、山でそんな女性を見かけるとそこだけがパーっと一面のお花畑になったような雰囲気になります。

ぜひあなたも上の表をを参考にして、おしゃれに快適に登山を楽しんで頂きたいと思います。

山に似合う車は問題児

車に興味が無く、まるっきり足代わりに車に乗る人にとっては(そういう人が大半だと思いますが)優秀すぎる日本車は最高です。日本車以外の選択肢はあり得ないでしょう。

ただ、ミニクーパーに感じるような、親しみや相棒感というものを日本車から一切感じることができないのです。言うなれば、日本車はただの「優秀な機械」であって、親友とは成り得ない・・

では、ミニクーパーと日本車の違いはいったい何なのか?
実は、ミニクーパーは故障が多い車なのですが、ここにこそミニクーパーが乗り手の相棒や親友と成りうる理由があるように思うのです。

ミニクーパーの故障は決して軽いものではありません。数年前にミニクーパーを所有していたことがありますが、故障で何度も泣かされました。

例えば、ミニクーパーはその構造上バッテリーが上がりやすく、朝出勤時に一発でエンジンがかかったらラッキーな方です。
また、ボンネットの密封性が悪く、雨が降ったら電気系統が時々ショートします。
台風の中、車を走らせたことがありましたが、信号待ちでエンスト!その場で立ち往生したこともありました。
[あなた]
そんな車イヤダーーー!!


とあなたは思うかもしれません。そうだと思います。どの故障も日本車ならばありえないものですから。

ただ、故障の度にその箇所を修理し、時には知り合いの自動車整備士に相談して改善を重ねるごとにミニクーパーは私に染まっていき、そしてかけがえのない相棒となっていく感覚があるのです。
もともと古い車で構造がシンプルなため、ある程度の故障ならば、ちょっと車に詳しいくらいの私でもなんとか修理ができるのです。

今の日本車はコンピュータ制御の箇所が多く、ボンネットの中はほとんどブラックボックス化しているので、仮に故障したとしても素人では手が出せません。素人の入る余地が全くないのです・・・なんだか、全く心を開いてくれない成績優秀な同級生のようです 笑
その点ミニクーパーはやんちゃで手を焼きますが、一緒に遊んでて楽しい親友のような車です。さて、あなたならばどちらと登山したいと思いますか?答えはわかりきっていますよね!? 笑

山に似合う日本車とは

それでもあえて日本車を登山の相棒にするならば、どんな車があり得るか?考えてみました。
条件を上げてみると・・・

●比較的構造がシンプル
●荷物を沢山積める
●無骨もしくは親しみやすいデザイン
●サイズは小さめ
●悪路に強い
●マニュアル車

・・・といったところでしょうか。
そんな車をここでピックアップしてみます。もしかしたら、あなたの愛車が入っているかもしれませんね!



スズキ・ジムニー SJ30型
販売  1981年
排気量 550cc
変速機 4速マニュアル

林道や山道を走るため、またはアウトドアスポーツのために作られたジムニーです。悪路に強く、また操作性にも富んだモデルです。内装を比較的広く取っており、車後部からの荷物の出し入れができるため、非常に使い勝手がいいモデルです。また、今から40年近く前に販売された車であるため、内部構造もシンプルで、ある程度の故障は自分でどうにかなります。
一般的に「山に似合う車」と言うとこのジムニーを連想する人が多いのではないでしょうか。


三菱・パジェロミニ 初代
販売  1994年
排気量 660cc
変速機 5速マニュアル

大型のRVである三菱パジェロの技術を、軽自動車のサイズに凝縮したとされる車です。ジムニー同様、悪路に強く操作性にも富んでおり、また内部も広々としています。デザインもジムニーと似ていますが、先ほどのジムニーの約10年後に登場したモデルであるため、ボンネット内のブラックボックス化が少々進んでおり内部構造は複雑です。相棒に山に似合う日本車となり得るか否かは未知数でしょう。



三菱ジープ・J54
販売  1971年
排気量 2650cc
変速機 5速マニュアル

これぞ山の車の王道!三菱ジープです。山の中の悪路を走るのならば、この車に勝るものはないでしょう。多少のへこみや傷も全く気になりません。むしろ、多少汚れた方が雰囲気のあるジープになるかもしれません。鬱蒼とした森林や林をバックに写真を撮ると、すごく絵になります。アウトドアを愛する者ならば一度はあこがれる車です。ただ、排気量を見ていただければわかるようにかなりの大型です。また天井は幌だけなので、積み込んだ荷物を安心して保管できるかというと・・ちょっと心配です。
登山に似合う車には違いありませんが、ちょっと特殊過ぎる車かもしれません。例えるならば、やんちゃなガキ大将と付き合うようなものかもしれません 笑



スバル・サンバー VB 4WD
販売  2005年
排気量 660cc
変速機 4速オートマチック

燃費の良さ、荷物の許容という点ではこの車が大変有効です。また操作性も良く、多少の悪路も問題なく走ることができる点は日本車の優秀さがキラリと光るところでしょう。さらに積み荷が少なければ、車内での宿泊もできる点が最大の魅力です。例えば、前日にこの車で山の麓まで走って、そこで宿泊。翌日早朝に登山開始!ということもできるわけです。ただ山に似合うかというと・・・未知数です 笑



ホンダ・アクティトラック VHA4
販売  1993年
排気量 660cc
変速機 4速マニュアル

別に毎朝魚河岸に魚を仕入に行くわけではありませんが、この軽トラックほど使い勝手のいい車はありません。燃費も操作性もまったく問題なく、荷物も助手席に積めば安心です。見た通り車のサイズも小さく、デザインも親しみがわきます・・よね 笑 そして構造も実にシンプルで、ある程度の悪路ならば問題なく走ります。各農家に1台は必ずありそうな車ですが、その理由もよくわかります。以外にも、ミニクーパーに次ぐ山に似合う車の最有力候補?かもしれません 笑


ホンダ・シビック 4代目EF型
販売  1987年
排気量 1600cc
変速機 5速マニュアル


実はこの車、私がかつて乗り継いできた車の中の1台です。
なぜこの車をピックアップしたのか。それは私が乗り継いできた車の中で最も親しみを感じた車だったのです。年式が古いため構造が比較的単純で、操作性、荷物の許容性も全く問題なし。排気量が少々大きいため燃費があまりよくありませんが、多少の悪路ならば何の問題もなく元気に走ります。かつて、走り屋と呼ばれる暴走族が自分好みに改造して山道の峠をレース場に見立てて運転技術を競う非合法なレースが行われていたのですが、そこでこの車がよく使われていました。構造が単純なため、改造がしやすかったのです。ただ、山に似合う車かというと・・・ちょっと違う気がしますが 笑

最後に

いかがでしたか?
今回は、私が登った30座の中でも特に良い印象の強い、そして登山初心者向けの山

・武尊山
・赤城山


についてシェアしました。

登山の魅力は何と言っても、頂上に登った時の達成感、壮大な景色、雄大な自然ではないでしょうか。

いくらあなたが登山初心者と言っても、あまりにも楽に頂上にたどり着いてしまうと達成感を味わえない・・・

かと言ってあまりにも困難な山だと登頂できない・・・

今回あなたにシェアした2座は、そんな絶妙なバランスを保った山だと思います。

登山の素晴らしさをあなたに知っていただきたい!そんな思いを込めてこの記事を書きました。是非ともこの記事を参考にしていただきたいと思います。

それでは、今回はこの辺で!またお会いしましょう!

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2021.07.02

初心者向け日帰り登山スポット 近畿圏

初心者向け日帰り登山スポット 近畿圏
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。

今回は近畿圏にお住いの登山初心者の方も楽しめる、魅力溢れる山をシェアしようと思います。

生まれも育ちも大阪の私。そんな私の登山歴は10年以上、近畿圏内の山の90%以上はすでに登ったと思います。

今回あなたにシェアする山は、私がこれまで登った山の中から厳選に厳選を重ねて選んだ山です。

登山初心者であるあなたにこそ、魅力溢れる山に登ってもらいたい!
そんな思いを込めてこの記事を書きました。それではどうぞ!

改めまして、こんにちは!松浦です。

いきなりですが、やっぱり登山っていいですねっ!実は、今日の早朝から山に登っていて先ほど帰ってきたばかりなのです。日帰り登山をしていたわけです。

で、帰ってきて手を洗ってうがいをして、すぐにこの記事を書いています。
[Aさん]
疲れて帰ってきて、すぐに記事を書くなんてすごいですね!私だったらすぐに寝てしまう・・


もちろん私も登山していたわけですから身体は疲れています。今ソファーにゴロンと横になれば、1分も経たないうちに熟睡してしまうでしょう。

ただ、それ以上に身体中に自然のエネルギーが溢れんばかりにみなぎっており、頭がフル回転しているのです!

基本的に文章を書くという行為は脳みそをフル回転させるものであるため、本来は疲れていては良い文章は書けません。

ところが、登山から帰ってきたばかりでヘトヘトであるはずなのに、文章が後から後から雨のように降ってくるのです。

こんな時にソファーで寝てるわけにはいかない!と思い立ち、今この記事を書いているというわけなのです。

ところで、私がほんの数時間前にいた山の名前は「金剛山」といい、大阪と奈良の県境にある大阪府の最高峰の山です。
登山コースはしっかり整備されており、また山頂には葛木神社が建っている由緒ただしき山です。

金剛山の登山は今日で3回目ですが、登るたびに別の顔を見せてくれる素晴らしい山です。

ただ、急な斜面や岩場が多く、初心者にはちょっとハードルが高い山かもしれません。

実は、金剛山よりも適度に登りごたえがあり、初心者でも安全に登山ができ、しかも景色が本当に素晴らしい山が、近畿圏内にあるのです。

今回あなたにシェアする山こそがその山であり、登山初心者であるあなたに、私が自信を持ってオススメできる山です。

どうせ登るなら私が厳選した魅力溢れる山に登っていただき、そしてこれをきっかけに登山の魅力を感じていただきたい!!

そんな思いを込めてこの記事を書きました。

登山初心者が日帰りで登るべき山とは

かつて私が登山初心者だった頃、登山のトレーニングと称して近畿圏内の標高1000mまでの山を日帰りで片っ端から登っていました。

難易度の低い山で基礎的な登山技術を身につける目的だったのですが、登ってみると予想外にトラブルが多い山だったり、体力を激しく消耗する山だったり、登山が整備されていない山だったりということが多くありました。

私も長らく勘違いしてしまっていたのですが、実は「標高が低い=難易度が低い」という図式は成り立ちません。

標高が低いから簡単だと思って登った山でも、意外にも高度な知識や経験が必要となる山が多くあります。

登山初心者が、登山でトラブルに見舞われる原因の多くがこの勘違いなのです。

[登山初心者]
標高1000mか・・・ならば俺でも簡単に登れるな!


と、ろくな装備もせずに山登りを開始してしまい、道迷いや岩場での怪我などのトラブル、その結果遭難という事態になってしまうのです。

もちろん、登山初心者が手っ取り早く登山技術や経験を身につけるという目的で、敢えて困難な山に挑戦するというケースもあります。若くてパワー溢れる体育会系の方々に多いケースです。

確かに手っ取り早く登山技術は身につくでしょうし、貴重な経験となるでしょう。かつて私もそんな自分の能力を超えた山に挑戦したこともありました。

全く初めての方へ

そこは個人の自由ですから止めはしませんが、危険と隣り合わせの行為となってしまうので、やはりオススメはできません。

登山は競技ではありません。競技のように捉える人もいると思いますが、登山の本質はそこにはないと思っています。

①平地から見る壮大な山を眺め、その山の頂上からの景色を想像してみる。
②登山計画を立てて、その準備をする。
③自然を愛でながら美味しい空気を吸いながらゆっくりと頂上目指して歩を進める。
④途中で出会う他の登山家と笑顔で挨拶し、時には談笑する。
⑤達成感とともに頂上からの景色を堪能する。

この一連の流れが登山の本質であり、楽しみであり、素晴らしい点なのです。

あなたがたとえ全くの登山初心者であっても、決して焦らないでください。ゆっくりと景色を愛でながら一歩一歩確実に頂上目指して山を登るように、あなたのペースでゆっくりと登山技術を身につけ、経験を積んでいってください。

今回あなたにシェアする近畿圏の山は、運動不足を解消したい、精神的な癒しを得たい、登山という新たな趣味を始めたい、そんな登山初心者のあなたが登山家への第一歩を踏み出すために、最高の山です。

ここでシェアする山から、あなたの充実した人生は始まります。ここから着実に登山技術を向上させていただきたいと思います。

初心者向け日帰り登山スポットその1 伊吹山(滋賀県)

本州のほぼ中央に位置し、日本海気候と太平洋気候の分岐点をなします。
また、概ね滋賀県に属し岐阜県にもまたがる伊吹山です。

JR東海道本線の近江長岡駅から湖国バスを乗り継いで約15分で登山口に着きます。

そこから石の敷き詰められた道を辿り、やがて杉やヒノキの樹木の中を進むと1合目に到着します。

そこから5合目まではスキー場跡地をひたすら登ることになります。
スキー場跡地であるため視界が開けており、高原の中を歩くような心地よさを感じることができます。

そこを登りきり6合目に到着すると、コンクリート造りの立派な避難小屋があります。

ここから先は、岩のゴツゴツした少々歩きにくい登りとなるため登山初心者やハイキング程度の装備の方はここからの景色を堪能してから引き返してもいいでしょう。

日帰り登山の準備をしているならば、さらに上を目指しましょう。

少々歩きにくい岩が目立つ登山道を歩くと、7合目でかつて修行僧が修行したと伝えられるお堂が見えます。

ここで少し長めの休憩をとり、かつての修行僧の姿を偲んで思いにふけってもいいでしょう。それもまた登山の醍醐味です。

ここからは少し急な坂道になりますが、そんなに長くは続きません。

坂道を登りきり、9合目の山小屋を越えて少し進むと、そこで頂上に到着です。

登山にかかる時間は約6時間。できる限り早い時間に登山を開始すれば16時には下山し、帰りの電車に乗ることができるはずです。

伊吹山の標高は1377mあり、比較的高い標高の山に該当しますが、日本百名山に1つに数えられる有名な山であるため登山客が多く登山道が整備されています。

また、あなたが体力に自信がないのであれば先ほども言ったように、5合目で引き返しても十分景色を堪能することができます。

以上の点から、登山初心者にはオススメの山と言えるでしょう。

"・アクセス
 JR東海道本線近江長岡駅下車
 湖国バス約15分"

初心者向け日帰り登山スポットその2 倶留尊山(奈良県)

奈良県南東部にある曽爾村と、三重県津市の県境周辺は室生赤目青山国定公園に指定されている地域で一帯は室生火山群という山岳地帯になっています。

その主峰こそが倶留尊山なのです。

この倶留尊山は東側と南側で姿が大きく異なり、東側は切り立った断崖絶壁、南側はススキ草原として有名な曽爾高原です。

どこから登るかで様々な楽しみ方が魅力な山ですが、登山初心者のあなたには曽爾高原から登る一般的なコースをご紹介します。

ススキのシーズンには曽爾高原までバスが運行されていますが、その他の季節は東麓の太路地から歩く必要があります。そのため、登山はススキのシーズンがオススメです。

バス停南の橋を渡り、高原への舗装路を上ると、途中には曽爾高原温泉お亀の湯がある曽爾高原ファームガーデンがあり下山時に立ち寄ると気分もリフレッシュです。

東海自然歩道の道標に従いながら、舗装路をショートカットして行くと、曽爾高原入口に着きます。

初めて曽爾高原に来た時、一面ススキが広がる草原の中を通る遊歩道の美しさに感動したことを覚えています。

登山目的でなくてもハイキングだけでもここまで来る価値がある!心底そう思いました。

ただ、あなたの目的は登山のはず。曽爾高原散策は後の楽しみにとっておきましょう 笑

曽爾高原入口のすぐ右にある亀山への道に入ります。

樹木の中を通り抜けると、ちょうど高原の縁を巡るように登山道が延びています。

左手に草原を見下ろしながら登山道を登り、やがて最高点の亀山へ。そこが頂上です。

登山にかかる時間は約4時間30分。朝早くに出発すれば14:00には下山し曽爾高原散策や曽爾高原温泉お亀の湯でリフレッシュすることもできます。

登山というよりもハイキングの要素が強く、また他の観光客が多い点がこの倶留尊山を初心者用としてオススメする理由です。

"・アクセス
 近鉄大阪線名張駅
 三重交通バスで約40分
  *ススキのシーズンがオススメ"

初心者向け日帰り登山スポットその3 愛宕山(京都府)

愛宕山は、開山から1300年もの歴史を持つ伝統ある山であり、かつての京都の町衆には一番身近な愛宕山です。

また、全国に約800社ある愛宕神社の総本山とも知られ、毎年夏には多くの参拝客で賑わいます。

そんな愛宕山ですが、しっかりと整備された登山道もあり、初心者にとっては安心して登山できる
最適な山と言えるでしょう。

JR京都駅から京都バス清滝行きに乗り、終点清滝で下車。

バス停から茶店の前の急坂を下り、清滝川に架かる赤い渡猿橋を渡ります。

民家の間を通り抜けると正面に鳥居が見えます。そこが登山口です。

登山道はすぐに急坂に入りますが、すぐに石段があります。

そこを登って行くと小さなお堂跡があり、さらに坂道と階段を登って行くと3合目休憩小屋に到着します。

そこからいくつかのビューポイント、坂道、石段などを経て、目印となる昔の茶屋跡を通り1時間30分ほどで愛宕神社本殿に到着します。そこが頂上です。

この愛宕山、登山というよりも神社への参拝という要素が強く、また登山での危険要素である道迷いや遭難や落石などの心配も皆無であると言っていいでしょう。

今回紹介する中でも最も難易度の低い山と言えます。

"・アクセス
 JR京都駅
 京都バスで約50分"

初心者向け日帰り登山スポットその4 ポンポン山(大阪府)

ポンポン山は、京都府京都市西京区と大阪府高槻市の境界に位置する標高678.7mの山で、西京区及び高槻市の最高峰になります。

この「ポンポン山」という名称は、明治時代に用いられるようになったものであり古くは加茂勢山と呼ばれていました。

JR高槻駅から高槻市営バスに乗り神峰山口停下車。

神峰山口のバス停から、民家脇の道路を標識に沿って神峯山寺方面へと向かいます。

しばらく行くと蕎麦屋さんがあり、その脇を抜けて竹林の中を進むと東海自然歩道に出ます。ここではアスファルトの整備された道がしばらく続きます。神峯山寺の付近には、野草園や公園などがあるので、紅葉の時季にゆっくりと景色を楽しむこともできます。

アスファルト舗装道が終わると、自然林が美しい道中が続きます。

目印としては「高槻の古木」と言われる巨木が最適でしょう。ここでしばらく休憩し、周りの風景や看板を読んで太古の昔に思いを馳せても良いでしょう。

また、この周辺では野生のニホンジカが見られる貴重な場所でもあります。

美しい杉林をしばらく歩くと、開けた場所に出ます。そこが頂上です。

このポンポン山、バス停から登頂までの時間はどんなにゆっくり歩いても約4時間です。また、道標もあり道に迷うことはありません。

非常に難易度の低い山でトレーニングで登るには最適の山と言えます。

"・アクセス
 JR高槻駅
 高槻市営バス、神峰山口停下車"

初心者向け日帰り登山スポットその5 六甲山(兵庫県)

六甲山は、兵庫県南東部、神戸市の市街地の西から北にかけて位置する連峰であり、日本三百名山、ふるさと兵庫50山の1つに数えられます。

一般に、六甲山は大小の山を含む六甲山系全域(狭義には中央部から東部)を指し、最高峰は特に六甲最高峰と称されます。

六甲山には100を超える登山道、そして様々な遊戯施設、牧場、温泉が存在し登山だけでなく、ロッククライミングのスポットとしても有名です。

また、全登山道54kmを踏破する全山縦走も行われていますが、登山初心者であるあなたには時期尚早かもしれません。

六甲山を登山初心者が日帰りで登る山として紹介する理由は、山のすぐ近くに神戸や西宮の街があり道迷いや遭難する危険性が極めて低いこと、そして市街地へのアクセスが極めて容易であること
によるものです。

登山初心者から上級者まで、果ては家族連れでも楽しめるという特徴を持つ山です。

"・アクセス
 阪急神戸本線芦屋川駅下車
 阪神本線芦屋駅下車"

初心者向け日帰り登山スポットその6 鏡石山(和歌山県)

鏡石山は標高555m、藤白山脈の主峰です。JRきのくに線海南駅から40分ほどで登山口に到着です。

山の中の集落を抜けると、山頂まで一本道。道標は少ないが、道迷いや遭難の心配は皆無と言っていいでしょう。

途中、牡牛の滝で休憩してそこからさらに一本道の登山道を進めば、山頂に到着です。

ただし、牡牛の滝からしばらく歩くと鏡石山唯一の登山道分岐点である薬師谷の分岐があり、鏡石自然遊歩道雨の森に分かれています。

残念ながら鏡石自然遊歩道を選択したことがないので、どのような道になるのかはわかりません。

ただ、雨の森の方を進めば間違いなく登頂できます。

山頂には雨の森明神、雨の森展望台からなる雨の森広場があり、しっかり整備された山であることが伺えます。

登山初心者が日帰りで挑戦できる山として申し分ないでしょう。

"・アクセス
 JRきのくに線海南駅下車"

最後に・・・

今回、私が実際登ったことのある山から

・伊吹山(滋賀県)
・倶留尊山(奈良県)
・愛宕山(京都府)
・ポンポン山(大阪府)
・六甲山(兵庫県)
・鏡石山(和歌山県)


の6座を登山初心者向けの山としてあなたにシェアしました。

いずれもちょっと難易度の高いハイキングくらいの登山になりますが、トレーニングを兼ねた山行としては最適と言えます。

実際に私も難易度の高い山に挑戦する前段階として、身体を慣らすために日帰りで今回紹介したような山に登ることがよくあります。

ここでシェアした山は、いずれも魅力的な山として私が厳選したものです。登山初心者であるあなたに、登山の素晴らしさ、魅力を教えてくれるはずです。ここからがあなたの登山人生のスタートになるのです!

その後あなたが「趣味はなんですか?」と質問を受けるたびに

[登山に目覚めたあなた]
私の趣味は登山です!

と、笑顔で答える姿が眼に浮かぶようです 笑

ぜひあなたの人生の生きがいを、ここで見つけてください!

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2021.07.02

初心者必見!登山のための基礎トレーニング方法

初心者必見!登山のための基礎トレーニング方法
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。

「さあ!もう働かなくていいし、好きなことやるぞっ!!」

と、私からすればめちゃくちゃ羨ましい立場のあなた。定年退職を迎えるまでの数十年間のお仕事生活、本当にお疲れ様でした!これからは自分のために時間を使っていただきたいと思います!

もしあなたが、昔からの趣味があってそれに時間を費やせるならば何の問題もありません。

ただ、定年退職を迎えるまで、仕事一筋で頑張ってこられて、それが無くなると何をすればいいかわからないという方もいらっしゃると思います。

そんなあなたに、私からおすすめしたい趣味があります。

誰にでもできて、多くの仲間を作ることができ、しかも健康にも良い!さらに言うならば、家でゴロゴロして奥様に文句を言われることもない!

そんな趣味をぜひ紹介させてください。

定年退職者のための初心者向け登山トレーニング

新年度を迎え早1ヶ月。

新入生、新入社員の方々は、もう新天地に慣れた頃でしょうか?それとも5月病に悩まされているのでしょうか?

その一方で、長年の会社勤めを終え、定年退職をされた方々もいらっしゃいます。

新たな生きがいを見つけ、そこに邁進される方もいれば、毎日をのんびり過ごされている方もいます。

今の生活に満足されているならばなんら問題はありません。

しかし、やりたいことがあるのに様々な事情のため、それができずに悩んでいる方もいるのです。

実は登山もそのやりたいことの中の1つです。

[あなた]
定年退職を期に登山を始めたいが、年齢的なこともあり自分の体力で登山ができるかわからない

[あなた]
登山をするためにトレーニングで身体を作りたいが、何をすれば良いかわからない。自分の年齢に合ったトレーニング方法を知りたい。

そんなあなたのために登山の初心者に合ったトレーニングをここでシェアします。

登山初心者向けトレーニングは自宅リビングからスタート

[あなた]
さあ、トレーニングを始めるゾッ!

と息込んだあなた。いきなり外に飛び出す必要はありません。

長年、仕事に多くの時間を費やしてこられたあなた。まずはじっくりと身体をほぐしてやる必要があります。これでもか!というほど時間をかけて準備運動をしましょう。

あなたの家のリビングで、大の字になって寝転べる場所を確保してください。

もちろん、テレビを見ながらでOKです。

そこで、首、肩、腕、腰、脚などを十分にほぐすストレッチを行ってください。
こちらを参考にしてもいいと思います。

ストレッチの効果的なやり方。体を柔らかくできる29種類の柔軟体操とは

最初ですから、ストレッチにかける時間は長ければ長いほど効果は抜群です。

あなたが運動不足を自覚しているのならば、ストレッチに丸一日かけてもいいくらいです。

現段階で体が硬くても気にする必要はありません。ゆっくりゆっくり時間をかけて、身体をほぐしていってください。

登山初心者向けトレーニング 持久力アップ

ストレッチで十分に身体をほぐしたあなた。準備運動は終わりました。いよいよ登山をするための体づくりです。

まずは持久力をつけましょう。以下の中からあなたに合ったトレーニングメニューを選択してください。

①ウォーキング+ジョギング(1〜2kmをゆっくりと)
②プールの中での歩行(30分〜60分)
③ひと駅区間をウォーキング、もしくは長めの階段をのぼる

いずれも週1回を目安にしてください。張り切って無理をしてしまうと途中でやめてしまいます。
継続することに意味があるこれが大事です!

ただ、これでは物足りない!という人は、もう少しトレーニング量を増やしてみましょう。

先ほどと同様、以下の中からあなたに合ったトレーニングメニューを選択してください。

①ジョギング 約20分間
②水泳 30分〜60分(ゆっくりと)
③エアロビクス 30分〜60分

これも先ほどと同様ですが、週1回を目安としてください。

登山初心者向けトレーニング 低山登山

登山のためのトレーニング方法はいくらでもあります。ウォーキング、ジョギング、階段、自転車、スクワット・・・

しかし、登山のために最も適したトレーニングは、やはり登山なのです。当たり前といえば当たり前ですが、あなたは疑問に思うかもしれません。
[あなた]
登山をするためのトレーニングなのに登山をするの?


そうです。登山のトレーニングのために登山をしてしまってもいいんです。

ただし、その段階で登るのならば注意が必要です。

日本には、毎年事故が発生するような難易度の高い山から小学生が遠足で登るような難易度の低い山まで様々な山が存在します。
こちらを参考にしてみてください。

初心者向け日帰り登山スポット 近畿圏
登山初心者向け日帰りスポット 関東編その1

あなたが登山のトレーニングのために登る山は、後者の難易度の低い山です。

低山をあなたの登山用トレーニングジムとしてしまいましょう!

日本列島に数百座存在する山。あなたの自宅近所にも山はあるはずです。

1時間〜2時間を目安に登山をしてみましょう。

これは1ヶ月に1〜2回が適当です。

ただし、くれぐれも無理はしないようにお願いします。

低山登山とはいえ、実際に登ることで登山でよく使う太もも、腹筋、背筋の筋肉を鍛えることができ、効果は抜群です。

また、登山道を歩くことにより自然とバランス感覚を身につけることができます。

小学生でも登れるような低山登山から始めて徐々に山の難易度を上げていく、ということもできますよね!

もし、あなたの自宅近くに、毎年遭難者ができるような難易度の高い山しかないのならば、山の中腹までの登山としてください。

意外と多くの人が「登山は登頂してこそ!」と考えがちですが、はっきりいって間違いです。

登山は、面白く、楽しく、快適に登ることこそが最重要事項です。

登頂などはそのおまけにすぎません!

あなたが登山に慣れた頃に、あなたのタイミングで登頂を目指せばそれでいいのです。

無理して登頂を目指して怪我をしてしまっては元も子もありませんから。

最後に・・・

「今までろくに運動をしてこなかった自分が登山などできない」と思い込んでいる方はびっくりするほど多くいらっしゃいます。

そんな方々からお話を聞くたびに本当に思うのです。

勿体無い・・・と。

なぜなら、身も心も健康になり、趣味を通じた新たな仲間ができて、一生続けることができる生きがいを見つけて、本当に充実した人生を送ることを自ら放棄してしまっているように思えるからです。

もし、あなたがこの記事を読んで「そこまでいうならちょっとやってみようかな」と思っていただけるならば

その瞬間が、あなたの第二の人生の出発点です。

是非とも笑顔に満ち溢れた第二の人生を送ってくださいね!

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2021.06.09

登山初心者の迷い・戸惑いを完全解決!

登山初心者の迷い・戸惑いを完全解決!
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です!
・・・と今でこそ偉そうに名乗っちゃってますけど、かつては私も登山初心者でした。

今回は初心に帰るべく、そんなかつて初心者だった頃の私を思い出してみようと考えました。

私と山との出会いは・・・そう!私の山との出会いは小学生の頃の遠足でした。
どこの山かも忘れちゃいましたが、頂上からの景色があまりにも壮大で美しくて、私の心を捉えて離しませんでした。

ただ、山以外にもいろんなことに興味津々だった当時の私。
山に意識を集中させることなどなく、野球やバスケットボール、水泳にバドミントン・・・さらにはバイク、車と、私の興味の対象は目まぐるしく移り変わっていったのです。

そんな中、通算でいくつ目かの興味の対象であるスキーとの出会いがありました。ちょうど大学生の頃でした。

初めて履くスキー靴、慣れないスキー板とストックの操作に大苦戦しながらも、どうにか人並みに滑れるようなった私。スキーが楽しく楽しくなるのはここから!とばかりに、毎週のようにスキーを楽しく日々が続いたのでした。

スキーにも余裕が出てきたある日、スキーを履いたままリフトに乗り、頂上からの滑走を楽しもうとしたその時、頂上から眺める雪化粧の山々を目の当たりにしてそのあまりの美しさに息を飲んだのです。

何かきっかけがあったわけではありません。いつも通り、頂上からの滑走のことしか頭になかったはずなのですが、その時に限ってそこからの壮大な山々が頭から離れなかったのです。

そして私は思いました。
リフトで簡単に登れる頂上ではなく、さらにその上からの景色を眺めてみたい!そしてもっともっと感動したい!

そうして私は登山初心者となったのでした。

その時から約13年の月日が流れ今に至りますが、私の興味の対象が登山から移り変わることはありません。

今もって山は、私を魅了し続けているのです。とはいえ、最初はやはり戸惑いました。
今回の記事では、そんな当時の私の登山への戸惑いと葛藤、そしてそこからどう成長できたかについて書いてみようと思います。
かつての私が、どのようにして登山への戸惑いと葛藤に打ち勝ったのか。
きっと今のあなたの心に響くと思います。じっくりお読みください。

雪山の虜となった登山初心者の私

雪山。それは生命を育む新緑の山とは異なり、生命が息づくにはあまりにも厳しい死と静寂の世界、まるで人が足を踏み入れてはいけない聖域のような世界です。

それでいて、そのあまりの美しさは多くの登山家を魅了し続けます。

スキーの滑走前にふと目に入った、そんな雪山の頂上からの壮大で美しい景色をきっかけに、ある日突然山への猛烈な憧れを抱き始めた私。

雪山の壮大で美しい世界と比べると、スキー滑走の風を切る心地よさなど、まるで子供騙しのようにすら感じたのでした。

そんな雪山への目覚めとともに、まるで導かれるかのように出会った漫画「岳」。山岳漫画の傑作と名高い「岳」は、私憧れである雪山の美しさ、登山の楽しさ、そして残酷さ、そんな山の全てを凝縮したものでした。

漫画「岳」についてはこちら

山のリアルをすべて表現!「岳 ーみんなの山ー」

そうして山への憧れを確固たるものにした私、もはやいても立ってもいられなくなり、比較的近くの滋賀県の山を目指して、登山計画を立て始めたのでした。

山への戸惑いと葛藤に取り憑かれた私

登山計画。本来ならば、登山初心者が思いつきでできるものではありません。ベテラン登山家のアドバイスに従って、じっくりと時間をかけて行うべきものです。

ところが、当時の私はそんなこと全く知りません。

【わたし】
電車で1時間で行けるくらいの近くの山、しかも標高は1000mにも満たない。初めての山はこんなもんだろう。


全くのど素人なりにまずは標高の低い山から始めようと考えました。その考え方は間違っていません。しかし、その時の私の登山計画は、「計画」というもおこがましい、行き当たりばったりに極めて近い、あまりにも杜撰なものでした。


こうして初めての登山でひどい目にあった私。それ以降も登山への想いは募るばかりでしたが、登山技術を身につけるためにどう行動してらいいのかわかりませんでした。

周りに登山を趣味としている登山家がいるわけでもなく、相談する相手もいない。

思いつくといえば登山ショップです。確かに数々の登山道具は取り扱ってはいますし、そんな道具たちを目の当たりにするだけで何やらテンションが上がります!しかし、どの道具がどんな場面で、何の目的で使用されるものなのか皆目わからない・・・

そもそも私のような登山初心者が、そんな道具たちを持つべきかもわからない。

そもそも登山ショップとは、登山歴5年以上のベテラン登山家が出入りするサロンのような場であって、私のような初心者が来るべきところじゃないのかも?

ならば、まずはどの山でもいいからとにかく登ってみなくては!とはいえどこの山に行けばいいのかもわからない。

それに、家から最も近場の山を探してそこを登ってみるという手もあるが、登山口がどこにあるのかもわからない。確かに小学校の遠足で登った山はわかるが、1人で登る以上引率の先生などいない。

何も考えず、登山を強行したとして、もしトラブルに巻き込まれたらどうしたらいいんだ・・・怪我したら、道に迷ったら、遭難してしまったらどこに助けを求めればいいんだ・・・

それに・・・

・・・とまあこんな感じで、とにかく戸惑いと葛藤の連続だったのです。今から思えば、本当に笑ってしまうくらいわからないことだらけでした。

もちろん、登山雑誌を読むくらいのことはしていました。しかし何事もそうですが、雑誌や本で得た知識は、実際に使って初めて身につくものです。知識だけでは何に役にも立ちません。いわゆる頭でっかちというやつです。

そんなことはわかっていましたが、それでもなかなか知識を実践に移す機会を得ることが出来ず、ただ雑誌や本で知識を身につけるだけの日々。

もちろん忙しい本業の休みの日に近くの山に登ることはありましたが、覚えた知識を実践するにはあまりにも時間が足りませんでした。

登山技術を身につける最大のチャンス到来

知識があってもそれに基づいて動くということが全くできない・・・

ある年の冬、私は長年募り続けてきた登山への想いが抑えきれなくなったのです。
特に何かきっかけがあったわけではありません。「このままではいつまでたっても頭でっかちのままだ!」その一心で、私は何かに突き動かされるかのように登山をしようと決意したのです。

この時の季節は冬だったため、山は雪に覆われていました。本来、雪山登山は初心者が1人で実施して良いものではありません。雪のない春夏秋の時期に登山技術を身につけてから雪山に挑戦するのが、登山の世界での常識です。

「それでも今登山しなくてはならない!雪山に挑戦してこそ登山技術が向上するのだ!」

この時の私は、今登山をしないとこのまま一生登山技術を身につけることが出来ないぞ!というような、正体不明の何かに脅迫されているような心境だったのです。

登山への戸惑いと葛藤に支配されていた私でしたが、勇気を振り絞って覚悟を決めていざ登山!
この時私は、私自身に4つの約束事を課しました。

●考えられる限り最大限の準備を行うこと
●登頂を目的とせず、登山の感触をつかむということを目的とすること
●少しでも身体に違和感を感じたらその時点で下山すること
●登山計画書を作成し、警察に提出すること


登山初心者が1人で雪山に挑戦する!そのことが無謀であることはよくわかっていましたし、この登山が失敗に終わることは想定しておかなくてはなりません。

しかし、デビュー戦でいきなり最悪の事態を引き起こすわけにはいかない!

たとえ失敗に終わったとしても無傷で、五体満足で帰宅する!そのためにこの4つの約束事を厳守しようと心に誓い、雪山登山への第一歩を踏み出したのでした。


こうして見事登頂を果たし、怪我することなく無事下山した私でした。この時、登山に対する私の戸惑いと葛藤は、そのほどんどが消え去っていたのです。今の私は登山への情熱と愛情で満たされています。

何事も考えるよりもとにかくやってみる!!

そんな私の性格が功を奏したのかもしれません。

ただ、この記事を読んでいる登山初心者、あるいは登山未経験者のあなたが私のような性格とは限りません。

それに、私の性格がいつも良い結果を生むとも限りません。時には慎重になるべき場面でも私は突っ走ってしまうので、大失敗を犯すこともようあります 笑

とにかく、そんな慎重な性格のあなたが登山について色々考えすぎて、結局登山しないまま・・という状態は実にもったいないと思うのです。

こんなに楽しく、面白く、健康的、感動的でしかも、いざという時の役に立つ登山をあなたにも実践していただきたい!!そして登山技術を少しずつ身につけてもらいたい!

そんな思いを込めてあなたに、登山初心者や登山未経験者が登山の実践に向けてすべきことを解説していきたいと思います!

これであなたの戸惑い、葛藤は全て払拭されるはずです!

戸惑い、葛藤を振り切るには・・決心!

あなたがまず始めにすべきこと。それは、登山をするぞ!と決心することです。

・・とは言っても「きを引き締めろ!」とか「覚悟しろ!」とか、そんな厳しく堅苦しいことではありません。

あなたが興味を持つ登山は日常とはかけ離れた、いやそれどころか日常生活と真逆の活動なのです。それを始めるためには、やはりある程度のエネルギーが必要です。

だからこそ、決心が必要なのです。全てはそこから始まります!


|どの山に登るか?
次に、どの山に登るかを決める必要があります。

あなたの住まいは何県の何市か?これを中心に決めてオッケーです。

日本列島には低山から高山まで山がいくつもあります。

あなたは、日本百名山という言葉を知っていますか?

日本に存在する山々を随筆家である深田久弥が著書の中である一定の基準で選定した100座のことです。

つまり、日本には選定されただけでも100座の山が存在し、選定から漏れた山はさらにいくつも存在します。

つまり、あなたの住まいが沖縄やその他離島でない限り、あなたの住まいの近くには必ず何かしらの山が存在するはずなのです。

その中でも登山客の多い山を選びましょう。この際標高が何メートルかは気にしないでおきましょう。


|いつ登るか?
山が決まったら、いつ登るか、つまりどの季節に登るかを決めましょう。

どの季節でも構いませんが、できれば冬は避けましょう。

地域にもよりますが、冬には日本に存在するほとんどの山が雪山となります。

雪山登山は、他の季節の登山と異なり、雪山登山ならではの装備や技術が必要となります。

とはいえ、もしどうしても雪山登山がしたい!春まで待てない!というのであれば、雪山登山のための最低限の装備を整えましょう。

雪山登山のさらに詳しくはこちら

登山初心者が雪山登山を成功させた秘密。準備編
登山初心者が雪山登山を成功させた秘密。実践編
登山初心者が雪山登山を成功させた秘密。登頂編


服装、その他装備は?
次は、最低限の装備として以下のものを揃えましょう。

●山の地図
●タオル2枚
●レインウェア
●行動食(カロリーメイトなど)
●水筒(水でよい)
●着替えのシャツ、その他下着
●登山靴→登山靴は登山の全てを左右する超重要アイテム
●通信機器(携帯、スマホ)
●十分なお金

登山時の服装は、初登山ならばわざわざ登山ショップで揃える必要はありません。自宅にある動きやすい服装で十分です。

また、どの季節も山では平地よりも気温が低いので、1枚多めに着るようにしましょう。

以上です。ここまで準備ができたあなたは、いつでも登山ができます。

戸惑い、葛藤を振り切るには・・決心!

最後に1つだけ私と約束してください。

絶対に無理はしないこと!

山に登るからといって、必ず登頂しなくてはならないということは決してありません。
いや、むしろ登頂せずに途中で引き返すことをオススメします。
それは、登頂することがゴールのようにイメージしてしまい、次の登山へのモチベーションを下げてしまうためです。

登山の楽しみは何も登頂ばかりではありません。楽しみ方は無限です。
だからこそ初めて登るあなたには登頂せず「この辺でそろそろ帰ろうかな」くらいの気持ちでいて欲しいのです。

もちろん、簡単に登頂できるならばそれはそれで構いません。

ただ、無理して登頂するようなことはしないでいただきたいと思います。
無理せず楽しく!
これが快適登山のために最も重要なことなのです。

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2020.02.15

山の初心者についての記事をまとめました

ビジネスマナーや、スポーツマンシップがあるように、山でのマナーもあります。

「山の初心者」に関しての、過去の記事をピックアップしました。
山登りに初めて挑戦する!というときにぜひ参考にしてください。


登山初心者向け日帰りスポット 関東編その1
初心者向け日帰り登山スポット 近畿圏
初心者必見!登山のための基礎トレーニング方法
登山初心者の迷い・戸惑いを完全解決!