2021.06.11

エベレスト登山でのトイレ事情から学ぶ正しい山トイレ

エベレスト登山でのトイレ事情から学ぶ正しい山トイレ
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。
今回は小学生が大爆笑しそうなテーマ、排泄についてお話しします。

人として、いや生物として生きている以上絶対に避けることはできない自然現象である排泄。

普段の生活では当たり前のように排泄します。朝起きて、まずはトイレに行くという人も多いのではないでしょうか。

普段ならば何ら問題ない排泄ですが、いざ登山中となると、様々な点で非常に困難を伴います。

男性はいざとなれば小便くらいそこらへんでできるが(当然本来はダメです)、大便はどうするのか?女性の場合小便すら極めて困難が伴うし、そもそも山で排泄などしてはいけないのでは?

日本百名山に数えられる有名な山ならばトイレが設置している場合もありますが、管理する労力が尋常ではないため、非常に稀です。山にトイレがあるから安心♪などと考えるべきではないでしょう。

それでも日本の山ならば、よほど標高の高い地点でなければ排泄物を土に埋めても微生物が分解してくれます。もちろん非常の際です。

今回は、そんな日本の山とはかなり事情が異なる、極めて劣悪と言われるエベレスト登山でのトイレ事情を紹介、そこを教訓として日本の登山で排泄問題にどう立ち向かうかを解説します。

登山したいけどトイレが無いのが悩ましい・・・そんなあなたの悩みの解決になれば幸いです。

それではどうぞ!

エベレスト登山のトイレ事情1 排泄に神経質な私

私は、以前消化器系の病気を患った経験があるので、排泄、特に大便については人一倍神経質です。

「大便は身体からの便りである」とも言われるように、大便の形からその日の体調を知ることができるのです。

ちょっと汚いお話ですが、排便後自分の大便をジーッと観察して色や形、そして硬さを確認します。それらが理想のものであるならばOK!

【わたし】
よし!今日も健康!


ってな感じです。私にとって毎日の排泄は、いわば「ミニ健康診断」のようなものです。
神経質なのは、大便に対してだけではありません。「ミニ健康診断」の舞台となるトイレも出来る限りの美しさを求めます。

家のトイレは毎週雑巾でピカピカに拭きますし、止むを得ず外出先で用をたす時も出来るだけ綺麗なトイレを使わせていただきます。

例えば、見た目が綺麗なオフィスビルやホテルに入り、エレベーターに乗って適当なフロアで降りる。で、そこのフロアのトイレに駆け込み用を足す。(いつも使わせていただきありがとうございます 笑)
見た目が新しく綺麗なビルならば、トイレもやはりピカピカ✨気持ちよく用を足すことができます。

よほどやむを得ない事情でもない限りコンビニのトイレを借りることはしません。

残念ながら、これまで入ったコンビニのトイレで(小の時は躊躇なく借ります)綺麗だった試しがありません・・・

あなたが私ほど神経質ではなかったとしても、できれば綺麗なトイレで気持ちよく用を足したいですよね?
山でも睡眠はとても大事。
しかし、睡眠と上手に付き合うのはもっと大事。

山での睡眠は
あなたのように登山初心者には
ちょっとハードルが高いかもしれません。

しかし、そんなあなたの睡眠を
強力にサポートする登山道具

いや、サポートという
「あったほうがいい」というレベルのものではなく
もはや必須の道具と言ってもいいでしょう。

それは
山でのあなたの「自宅」ともいうべき
テントです!

テントは
夏の暑さ、冬の寒さのみならず

夏は蚊などの害虫、突然の夕立などから
そして
冬は吹雪や朝露から
あなたの身を守ります。

そして、山の中でも
あなただけの個別空間を作り出し
安心感をあなたに提供してくれます!

そして、このテント
季節に応じて使い分けることで
どんな気候、気温、気圧でも
快適に夜を過ごすことができるのです。

エベレスト登山のトイレ事情2 山のトイレ

では、登山中に用を足したくなったらどうするのか?
山に登れば、楽しみはいくつもあることはこれまであなたにお話してきた通りです。

思う存分、平地とは違う非日常の世界を楽しんでいただきたいと思います!

とはいえ、やはり何をするにしてもトイレにはいかなくてはなりません。人の生理現象は決して止めることはできないのです 笑

もちろん山の中では、あなたも私も犬も猫も熊もみ〜んな同じ動物!自然のまま用を足せば良い!大自然に囲まれながら排泄すれば良いのです!

・・・と言いたいところですが、やはりそういう訳にはいかない場合もあります。

もちろん樹木に囲まれた茂みの中ならば、そこにちょっと穴を掘って用を足せばあとは土の中の微生物が分解して土にしてくれることでしょう。

むしろ、よく肥えた土となって自然にも優しいかもしれません。

ただ、山の標高などの環境次第では、微生物が生息しにくくなかなか分解されない土もあるのです。

そうところで用を足すには、こういったものが必要になってきます。
これは山用の商品ではなく災害時用の商品です。

私も何度も使ったことがありますが、非常に使いやすく臭いが漏れることもありません。あなたにもぜひ使い慣れていただきたいと思います。
ここである有名人の
意外な発言を紹介します。
「夏場のテント内は蒸し暑くて
人が快適に過ごせるような空間にはならないのでは?」

平地ならばきっとそうでしょう。
平地で夜にテントを張って寝ると
朝には滝のような汗が出て脱水症状寸前の状態
となってしまうかもしれません。

まさに「サウナ状態」です。

しかし
あなたがテントを張る場所は、標高の高い山の中。
テント内が
「サウナ状態」になることはありません。
むしろ
ちょっとした寒さ対策が必要なくらいです。

つまり、標高の高い山での
テント泊は心地よい自然のエアコンが
効いているような状態で、避暑地としても最適です。

また、夏のテント泊での問題は
「害虫」です。

蚊やハエはもとより
山にはもっと厄介なアブやブヨなどがいます↓

虫と上手に共存するための虫除け登山方法とは?
「本当に眠れない日は睡眠薬を飲みます」

そんな奴らから
あなたの身を守るための
古来より伝わる伝統道具「蚊帳」
これをテントに装着することができるのです!

これで
あなたの快適な夏のテント泊は
保証されたも同然ですね!

エベレスト登山のトイレ事情3 世界一劣悪なトイレ環境

さて、世界中の登山家が憧れる山といえば・・・そう!エベレストですよね。標高8848mで世界一の山です。登山家でなくとも、エベレストという山を知らない者はおそらくほとんどいないのではないでしょうか。

「世界一の標高を誇る山の頂からの景色を見てみたい!」

世界中のその夢への挑戦に憧れを抱き、その中のほんの一握りの登山家が、一生涯をかけて実際に夢への挑戦を果たし、その多くが夢半ばで敗れ頂に立つ前に力尽きて生涯を終えます。

当たり前ですがエベレストは、多くの人が訪れる観光地などとは全く異なります。

標高8000m以上はデスゾーンとも呼ばれ、空気は地上の約3分の1、風速は50m/s〜80m/s、気温は氷点下50度以下、まさに人が踏み入れてはいけない聖域とも言える環境です。

そんなエベレスト、もしかしたらあなたは、氷と雪と岩だけが存在する荒涼とした大地を想像したのではないでしょうか?

なんとエベレストは、人の排泄物だらけ、ゴミだらけだと言うのです・・・

エベレスト登山のトイレ事情4 極めて残念な現状

考えてもみてください。エベレスト登頂を目指す登山家のほとんどが命懸けで、満身創痍で、人の限界を超えて、頂上への一歩を踏み出すのです。

ほんの少しの気の緩みが死を招く、まさに死と隣り合わせの世界です。

そんな状態で、「ゴミは持ち帰らなくちゃ」「自分の排泄物でエベレストを汚してはいけない」などと言うことに考えが及ぶでしょうか?

もちろんゴミのポイ捨ても、排泄物の放置も不本意には違いないでしょう。しかし、自身の命を犠牲にしてまでマナーを守る人などおそらく存在しないと思います。

また、エベレスト登頂を目指す多くの登山隊は、途中のキャンプ地で自身の身体を高度順応させるために、エベレスト麓のキャンプで少なくとも1ヶ月間過ごします。

通常は、十数名の登山隊を結成してそこで全員過ごすことになるので、1ヶ月間で大量の排泄物が出ることになります。

もちろんすべての登山隊が排泄物を放置するわけではありませんが、世界中から参加する登山隊ですから、中にはマナーの悪い登山隊もいるのです。
清掃すれば良いのですが、場所が場所だけに清掃もこれ以上ないくらいの重労働です。

また、エベレストというあまりにも特殊な環境であるため、排泄物を分解する微生物も存在しません。地面に放置された排泄物はいつまでたっても腐らず、そのまま残ってしまうのです。

たった1つのマナーの悪い登山隊のために神聖な山が排泄物だらけになる・・・こんな悲しいことはありません。

エベレスト登山のトイレ事情5 極地でのトイレ対策

【あなた】
ん?では、マナーの良い登山隊は排泄物をどうしてるんだろう?


数十名が1ヶ月間もの間溜めた排泄物、尋常な量ではありません。ただ、そんなことはエベレスト登山を計画した時点でわかっていることです。

マナーの良い登山隊(というよりも通常の登山隊)は、簡易的なトイレ用テントを設置し、排泄物は専用タンクやドラム缶などに溜めておきます。

排泄物で満たされたドラム缶の処理は、費用を払って業者に処理を依頼します。

世界の果てまでイッテQのマナスル登山では、小さなテントにトイレを設置していました。1人用テントなので、男女問わずそこで排泄していたわけですね。ただ、小便はそれぞれがボトルを用意してそこに溜めていたようです。

大便だけをタンクに溜めるようにしておけば、排泄物の体積は少なくて済む!というわけですね。

実は、15年以上前から、登山家の野口健氏が、ウンコレポートなるブログでエベレスト清掃の様子をアップしています。

微生物が存在しないため、誰かが清掃しないと半永久的にそこに留まり続けるエベレストの排泄物。それを清掃しようという趣旨のようです。

神聖で美しいエベレストを守ろうという素晴らしい活動!!私も微力ながら応援していきたいと思います!

エベレスト登山のトイレ事情6 日本の山を美しく

日本には、エベレスト登山ほどの極地の山は存在しません。登頂のために麓に数週間滞在、なんてこともまずあり得ません。

テント泊での登山にしても、ほとんどの登山家が2〜3泊、どんなに長くても1週間でしょう。

エベレスト登山でのトイレ事情と比較すると、大したことありませんよね!?

やはり自分で出した排泄物は自分で持ち帰る!この考え方を基本とし、携帯トイレの常備をオススメします。

昨今は災害対策グッズの品数も豊富で、あなたに合った携帯トイレを選択することができます。

あなたの街のホームセンター、もしくは薬局に行けば、多種類取り扱っているので、ぜひとも足を運んでみてください!

あと、携帯トイレについて私からアドバイスです。

ぶっつけ本番で山で使う前に、ぜひとも実際に外で使ってみることをオススメします。なぜなら、家の個室トイレでの排泄に慣れてしまっているあなたが、いきなり外で携帯トイレに排泄しようとしても力んでしまって排泄できないからです。

私は、今でこそ山では携帯トイレでの排泄が当たり前ですが、かつては携帯トイレなどというものの存在を知らず、山に排泄してしまったことがあるのです。

この時、お腹が痛くてどうしようもなかったのですが、なぜかどうしても排泄することができず、お腹の容量の限界近くにまで達してようやく排泄することができたという苦い思い出です。


その時の様子をちょっとお話ししますね。

|山で元服を果たした私のお話
ある日、ある山の中で、私は猛烈にお腹が痛くなってすぐに用を足したくなったのです!

この時、私はまだ登山初心者だったので、排泄に関しては非常に苦労しました。

私は普段から便器に座って用を足すことにあまりにも慣れ過ぎてしまっていたのです!(まあ、それが普通ですよね 笑)

まして未だに綺麗に掃除された個室でないと用を足すことが嫌な私。

そうは言っても下山するまで我慢することなどできない。

どうしてもその場で野〇〇をせざるを得ない。

で、意を決して茂みの中へと入っていき、周りを気にしながらズボンとパンツを下ろしてキバッたのですが・・・出ない!

そうです!もしかしたらあなたも経験があるかもしれませんが、あまりにも普段と違う環境だと
本人の意思とは関係なくお尻が勝手に力んでしまって出なくなってしまうのです!

この時、何度も何度もキバってみたのですがやはり出ない・・・

仕方なくトイレットペーパーでお尻をふき(一応)パンツとズボンをはき、この上なく不快なお腹を抱えたまま歩行を続けましたが、この時私は一計を案じて、少し多めに水を飲みました。

いくら力んで出なくてもお腹の許容値を越えれば嫌でも出てくるだろう!というわけです。

そうして歩くこと約30分、再び私のお腹にビッグウェーブがやってきたのです!
先ほどとは比べものにならないくらいの、もはや津波と言ってもいいでしょう。

私は何ら迷うことなく茂みに駆け込み、ズボンとパンツを高速で降ろしサッと最終ポジションにつきました。

すると私のお尻は一瞬だけ力みを見せましたが、その後は諦めたように〇〇○の排出を許し、〇〇○はナイアガラの滝のように流れ出ていきました!
その時の快感、開放感、スッキリ感は、今でも忘れることができません!

そうして山で無事、野〇〇の元服を果たした私。

この時の境に何ら迷うことなく山で、用を足すことができるようになったのです!


|山はトイレにあらず!
山をこよなく愛する私。その私が自分の〇〇○で山を汚すなどもってのほか!と基本的には思っています。

ただ、私の〇〇○程度ならば簡単に分解し、土にしてくれる山のおおらかさに甘えてしまっている自分もいます。

もし私があなたにトイレについて何かアドバイスするとすれば、こうです。

●ザックには必ずトイレットペーパーを入れる
●携帯トイレを使用する
●土に用を足す時は、穴を掘ってそこにする

また、小便くらいならいいだろうと気軽に山で用を足す人もいますが、基本的には小便ボトルを持参しそこに入れるようにしましょう!

誰もが気持ちよく登れる山!それはあなたのマナーにかかっているのです!
マナーを守れる人が快適登山を満喫することができるのです!
考えてもみてください。エベレスト登頂を目指す登山家のほとんどが命懸けで、満身創痍で、人の限界を超えて、頂上への一歩を踏み出すのです。

ほんの少しの気の緩みが死を招く、まさに死と隣り合わせの世界です。

そんな状態で、「ゴミは持ち帰らなくちゃ」「自分の排泄物でエベレストを汚してはいけない」などと言うことに考えが及ぶでしょうか?

もちろんゴミのポイ捨ても、排泄物の放置も不本意には違いないでしょう。しかし、自身の命を犠牲にしてまでマナーを守る人などおそらく存在しないと思います。

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2021.05.25

山はたばこの煙を拒否するか?

山はたばこの煙を拒否するか?
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。
今回はたばこについて書いてみようと思います。といいますのも、今のたばこを取り巻く現状に、ちょっとものを言いたくなりまして・・・

実は私、喫煙者ではありません。かつて喫煙が習慣化したこともありません。たばこは高校生の時に不良の友人に勧められて一度吸ってみただけです。もちろん猛烈に咳き込みました 笑

世の中で言われているように、たばこは百害あって一利なし、その通りだと思います。

だから、世の中の禁煙、分煙ブームに異論を唱える気は全くありません。

ただ・・・

どうも釈然としないような・・・喉の奥に何か引っかかるような・・・今の禁煙、分煙ブームに諸手を挙げて賛成できない何かを感じていたのです。

そしてその何かがやっとわかった!それで今回、この記事を書こうと決心したのです。

この記事が今の風潮に一石を投じる・・とまで行かずとも、肩身の狭い思いをしているマナーを守る愛煙家の方々へのエールになればと思います。

それではどうぞ!

忌み嫌われるたばこ

おタバコはご遠慮ください・・
禁煙・・・
分煙・・・

今の世の中、たばこを吸う人の肩身が本当に狭くなっていますね。

どこにいっても見られる喫煙者を突き放す文言ばかり。

たまに吸える場所があったと思ったら、狭っ苦しい個室に閉じ込められて知らないおっさんと肩を寄せ合いながらなんとか喫煙・・

私はたばこを吸わないので、たばこを吸いたくなる気持ちはわかりません。

ただ、たばこを吸う人の表情を伺うと、吸っているときは本当にホッとしているというのか実に良い表情をしています。

もちろん、たばこは百害あって一利なし、しかも口から出る副流煙は非喫煙者をも病気に巻き込むと言います。
【あなた】
たばこなどこの世からなくなってしまえばいい!!
そう思う非喫煙者の気持ちはよくわかりますが、体に良いものばかりで満たされた世の中もどうかな?と思います。

だからこそ、喫煙はマナーを守って非喫煙者に迷惑をかけないように吸うべきものと思いますが、一部のマナー違反者のためにこれでもかと言わんばかりの昨今の喫煙者の締め出し・・

マナーのある愛煙家の方々にはちょっと気の毒な気がします・・

たばこを吸うべき場所とは?

そこで!!

分煙を一切することなく、喫煙者がたばこを吸っても何ら嫌な顔をされず、喫煙者と非喫煙者が隣り合って座りのんびりと談笑することができる状況があると言ったら、あなたはどう思いますか?
【あなた】
そんなところあるはずがない!!
実はあるのです!いや、むしろそんな状況で美味しそうにたばこを吸っている姿を見ると、非喫煙者の私ですら喫煙者を羨ましく思ってしまうほどです。

それは一体どこか?どんな状況か?

私が知る限り・・・それは山の中以外にないと思います。つまり登山中、もしくは登山の休憩中です。

単独行でよく山に入る私ですが、必ずと言っていいほど同じ単独行の登山家に話しかけます。もちろん話しかけられることもありますが。

休憩中、そこらへんに転がっている丸太に並んで腰掛け、談笑します。

そんな時は不思議なことに、隣でたばこを吸われても全く嫌な気分にならないのです。

それどころか、丸太に腰掛けてのんびりとたばこを燻らせるその姿は、まさにベテラン登山家そのものなのです!

たばこはマナーのある大人の嗜好品

もちろん、せっかく山で綺麗な空気を楽しんでいるのに山に登ってまでタバコを吸うなんて!!という嫌煙家の方も多いでしょう。

私も街でたばこの匂いを嗅ぐのは大嫌いです。正直言って、世の中の禁煙ブーム、たばこの値上げ
大賛成です。

しかし、登山の休憩中にマナーを守って、さもうまそうにたばこを吸う登山家の方々を見ると、何とも微笑ましい気分になるのです。

たばこはマナーのある大人の嗜好品。

マナーを守って大人の嗜好品をかっこよく楽しむ人に、禁煙だの分煙だの、街の細かいルールを押し付けるのは少々行き過ぎなのかなと考えているのです。

大丈夫!!山はたばこの煙など簡単に打ち消してくれるくらい素晴らしい自然に満ち溢れていますよ♫

山の大自然のようにもっとおおらかに山を楽しみましょう!

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2021.05.10

美しい山は美しいマナーから

美しい山は美しいマナーから
【わたし】
こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。
登山するときはいつも本当に穏やかな心になります。
まるで自分の乱れた心と身体を強力にデトックスされるような・・そんな気持ちになります。

ただ・・・そんな心穏やかに登山している私でも、ある瞬間どうしてもイラっとしてしまうことがあるのです。

それは・・・ビニールや空き缶などの人工物のゴミが放置されているところを見てしまったときです。

故意に捨てたのか、それともうっかり落としてしまったのかわかりませんが、私にとって山は神聖な場所です。
放置された人工物など一切見たくありません!!

そんなわけで、今回は山でのマナーについて記事を書こうと思います。
1人でも多くの人がこの記事を読んで、山を美しく保つ意識を持っていただければ・・・心からそう思います。

ではどうぞ!

美しい山は美しいマナーから!

あなたが登山を愛する理由は何ですか?

"いきなり何だ?"と思われるかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。
【あなた】
いや、別に愛してなんかないよ。ちょっと興味があるだけ。
そんなあなたも、なぜちょっと興味があるのか考えてみてください。

●山の中を歩くのはしんどそうだけど、すごく気持ち良さそう
●遠くから山を眺めると本当に美しいから
●山の頂上に立った時の達成感がすごそうだから
●人ごみの中で生活しているので、たまには自然豊かな静かな場所に行きたい
●マイナスイオンを浴びて癒されたい
●とにかく何か興味ある・・・

あなたが登山を愛する理由、ちょっと興味がある理由は様々あると思いますが、
この中にその理由に近いものは必ずあるはずです。(なかったらゴメンナサイ・・)

そして、これらの理由から共通して言えることが1つ。

私を含め、登山家は誰もが、自然豊かな美しくそびえる山を愛しているということなのです。

そしてそんな美しい山が美しいままでいるのは、山を愛する人が、山をゴミなどで汚してはいけないということを知り、それを守っているからなのです。

ゴミだけではありません。

山を愛する多くは、互いを思いやる心を持ち、誰もが気持ちよく登山ができるように心がけているのです。それもまた山を美しくしている要因に違いありません。

つまり・・そうです!!マナーです!!

山が多くの人を魅了しているその大きな要因は、マナーが比較的きっちり守られているためだと私は思っています。

山ガールなんて言葉が流行るくらい、今や多くの人が山を登ります。


もし、山を登る多くの人がゴミをそこら中にポイポイ捨ててたとしたら・・そんな人たちへの対策と称して、山のそこら中にデカいゴミ箱が設置されていたとしたら・・・茂みの中に古臭い昔のテレビが捨てていたとしたら・・(考えるだけでもゾッとしますが・・)

一体誰がそんな山の頂上を目指して登ろうと思いますか?

これが山を守る最低限のマナー!

もしあなたが、登山に少しでも興味があって、機会があれば登ってみたいと思うのであればこのルールを必ず守ってください。

一般社会で生活をしているあなたならば「こんなの当たり前だろ!!」と怒ってしまうくらい常識的なこともあります。

しかし、中には登山独自のルールもあるのでしっかりと読んで守って欲しいと思います。



|ゴミは必ず持ち帰る!!
山が美しいのは全て自然のものそして生物で構成されているからです。

あなたが山に持ち込んだもの、それは一片足りとも山に置いたままにしないでください。そしてそんなものを見つけた時は是非とも持ち帰ってください。あなたが出したゴミでなくともです!

山で心を満たしたあなた。山への恩返しを忘れずに・・・




|登山ルートを守る!!
日本の山の多くは、概ね登山ルートが設定されています。
登山ルートを外れてしまうと遭難や崖からの滑落の危険があります。

またルート外には自然の植生が存在し、それを痛めることにもなってしまうのです。

道無き道を開拓したくなるあなたの冒険心、好奇心はわかりますが美しい山を守るためのルールは守りましょう!!



|トイレはきれいに使う!!
登山客の多い山には公衆トイレが設置されていることがあります。

当然、それを清掃する方がいるおかげで、あなたはその公衆トイレを気持ちよく使用できるのです。
できるだけ綺麗に使うことは、もはやあなたの義務です。

トイレを清掃してくれる方を思いやる心。これもまた美しい山を守ることにつながります。




|登山届の提出する!!
これは登山ならではのルールです。


【あなた】
そんなの書いたことないよ!どうやって書くんだ?
【あなた】
山に登るだけでなんで書類を提出しなきゃいけないんだ!?
うーん・・その気持ちはよくわかります。

よし!登山するぞ!とワクワクしているところに、書類を作成しなさい!なんて言われるとそう言いたくなりますよね?

実はこの登山届、万が一あなたが山で遭難した時、足を挫いて動けなくなってしまった時、警察があなたの居場所を特定するために極めて重要な書類となるのです。


メンドクセーというあなたの気持ちはわかりますが、万が一の時、苦しむあなたを1秒でも早く発見してもらうために必ず書いて提出しましょう。



|テント設営は決められた場所で!!

あまり知られていませんが、実は山では、基本的にテントを設営できる場所は決められています。
「テン場」という言い方をします。

それ以外の場所でのテント設営は原則禁止です。が、そこはやはり山。登山では何が起こるかわかりません。

やむを得ない事情で、テント設営場所までたどり着けない場合などは、テン場以外で設営しなくてはならないでしょう。

ただし、山でのその他のルールは厳守しましょう。




|すれ違い時は登りが優先!!

暗黙の了解的ではありますが、基本的に登山中の人と下山中の人がすれ違う場合は登山中の人を優先としましょう。

ただし、登山中はいろんな状況が考えられますので、その時その時で最も適切と思われる対応をしましょう。

山小屋でのルールも厳守する!!
登山客が多く、標高の高い山では、山小屋が設置されている場合があります。
休憩ができたり、宿泊ができたり、また食事を出してくれるような山小屋もあります。

もちろんお金を支払ってサービスを受けるのですが、山小屋それぞれにルールが設けられています。

中には他のホテルではあり得ない山小屋ならではのルールもあり、戸惑うこともあるかもしれませんが、厳守しましょう!

あなたの美しいマナーに感謝!

以上、ここで紹介したルールは、山での一般常識的なものに過ぎません。

しかし、地域によっては条例が定められていることもあり、残念なことに、損害賠償命令や罰則が課せられた例もあるのです。

しかし、先ほども言いましたが、現在多くの山が美しく綺麗に保たれているのは、登山を愛する多くの人が山でのルールを守り山を守っているからに他なりません。

これを読んでいるあなたも是非、そんな登山を愛する仲間になっていただけたらと心から思うのです!

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2020.02.14

山のマナーについての記事をまとめました

ビジネスマナーや、スポーツマンシップがあるように、山でのマナーもあります。

「山のマナー」に関しての、過去の記事をピックアップしました。
山でのマナーってなんだろう?というときにぜひ参考にしてください。


エベレスト登山でのトイレ事情から学ぶ正しい山トイレ
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美しい山は美しいマナーから